シラバス情報

科目名
教育実習の事前事後指導(幼稚園)B
開講年度学期
2025年度後期
配当学年
3年
ナンバリング
単位
1単位
時間
水曜日Ⅲ時限(13:00〜14:30)
教室
431教室
教科書
教育実習の手引き(宮城県幼稚園教育実習連絡協議会)

1.担当教員
担当教員
四家 昌博、千 凡晋、津田 綾子、三浦 主博
研究室
5号館4階(三浦・四家・千)/5号館3階・学科研究室(津田)
オフィスアワー
三浦:

2.授業の目的
(1)授業の目的
保育関連科目で学んだ保育・幼児教育の専門知識や技術を統合し、これを幼稚園教育実習という保育・幼児教育実践の場で活用することのできる力を養う。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
① 幼稚園教育実習の意義を理解する。
<子教DP5、7>
② 幼稚園教育実習の内容を理解し、自らの実習の課題を明確にする。
<子教DP6、7>
③ 幼稚園教育実習で求められる保育の実践的指導力を身につける。
<子教DP6、7、8>
④ 実習日誌や観察記録を記すとともに、指導案を作成し、これに基づいた保育実践を行う力を身につける。
<子教DP7、8>
⑤ 幼稚園教育実習を振り返り、自己の課題を明確にして、その克服に努める。
<子教DP7、8>
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
2025年度版DP【https://drive.google.com/file/d/1ILxl3LLuFvjYjb2-vAQtQ3KVYPA2AHEF/view?usp=sharing】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
2025年度版カリキュラムマップ【https://drive.google.com/file/d/1fwNzovxKgLy1OA-V682iU3G5pWAc99Sw/view?usp=sharing】

3.授業の概要
本授業では、2025年10月に実施される幼稚園教育実習(4週間)に入る前の事前準備として必要な内容を学び、日誌の書き方、指導計画の作成方法、指導計画にもとづく実践などに必要とされる力を身につけることを目指す。
また、実習後は、幼稚園教育実習における自らの実践等を実習日誌の記録や実習で作成した指導計画等をもとに振り返り、自己の課題を見出し、課題の克服を行っていく。
アクティブラーニングとICT(UNIPA)を活用した授業を実施する。
この科目は幼稚園での実務経験のある教員が含まれる授業である。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
「6.授業計画と予習・復習の内容及び必要な時間」にそって、授業を展開するので、表に記された内容に対応し、準備を行うこと。
(2)授業の受け方
授業内容において重要だと思ったことはメモにとり、疑問に思ったことは、必ず質問をすること。
授業で配られた配布資料は適宜ファイルをしておくこと。
(3)復習の仕方
授業中に書いたノート、プリントなどは早いうちにまとめ、理解すること。その際、不明な点や疑問点については、
改めて調べてノートに加筆し、質問を必ずすること。

5.受講にあたってのルール
(1) 受講時の基本姿勢(マナー)
 受講時は、私語を慎み、居眠り・内職等は行わないこと。
 携帯電話等は授業前に電源を切り、かばんにしまうとともに、荷物は空いている席におき、机の上には置かないこと。
(2) 遅刻・欠席・早退の扱い
 無断での遅刻・欠席・早退は行わない。学外での実習と同様にしっかりと連絡をすること。
 全授業数の4分の3以上の出席が必要となる(授業数は授業計画欄でよく確認のこと)。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
後期授業ガイダンス
・幼稚園実習直前ガイダンス
・実習の心構え、準備
・お礼状の書き方
実習計画の発表
・担当するクラス、保育計画の発表
幼稚園教育実習に向けて準備
三浦・四家・千・津田
第2回
休講(幼稚園教育実習)
実習のため休講
第3回
休講(幼稚園教育実習)
実習のため休講
第4回
休講(幼稚園教育実習)
実習のため休講
第5回
休講(幼稚園教育実習)
実習のため休講
第6回
幼稚園実習の振り返り②
・自己評価、振り返りシートの記入
・お礼状の記入
幼稚園実習を振り返る
三浦・四家・千・津田
第7回
保育所実習Ⅱに向けて②
・実習に向けて準備
・日誌の記入、指導案の作成
・教材準備
保育実習Ⅱに向けて準備
三浦・四家・千・津田
第8回
休講(保育実習Ⅱ)
実習のため休講
第9回
休講(保育実習Ⅱ)
実習のため休講
第10回
学習成果報告書の作成①
・実習課題の克服
実習を振り返り、学習成果報告書を作成する
自己の実習課題克服に向けて計画する
三浦・四家・千・津田
第11回
学習成果報告の作成②
・実習課題の克服
実習を振り返り、学習成果報告書を作成する
自己の実習課題克服に向けて計画する
三浦・四家・千・津田
第12回
学習成果報告の作成③
・実習課題の克服
実習を振り返り、学習成果報告書を作成する
自己の実習課題克服に向けて計画する
三浦・四家・千・津田
第13回
幼保学習成果発表会・準備①
・役割分担
・発表資料の提出①
幼保学習成果発表会・準備
三浦・四家・千・津田
第14回
幼保学習成果発表会・準備②
・リハーサル
・発表資料の提出②
実習での学習成果の発表準備
三浦・四家・千・津田
第15回
仙台市運営支援課就職ガイダンス
・保育の楽しさと理想の保育者像を描く
保育者の講話を聴き、理想の保育者像をイメージする
三浦・四家・千・津田
第16回
学習成果発表会
(幼稚園教育実習・保育所実習報告会)
実習の成果のまとめを発表する
三浦・四家・千・津田
予習・復習
予習では、事前に配布している『幼稚園教育実習の手引き』の該当部分をよく読み、授業に臨むこと。
復習では、毎回の授業で学んだことが身についているかどうかを自分自身できちんと確認すること。
※目安の時間として、授業1コマにつき、予習・復習合わせて90分程度が必要。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1)受講態度(40%)
<到達目標①、到達目標②>
(2)課題、提出物(40%)授業内で指示した課題、提出物等の取り組み。
<到達目標③、到達目標④、到達目標⑤>
(3)発表(20%)授業内での発表への取り組み。
<到達目標③、到達目標④、到達目標⑤>

8.参考図書・文献
本当に知りたいことがわか る!保育所・施設実習ハンド ブック
小 原・直島・橋本・三浦編著
ミネルヴァ書房

9.履修上の注意
・幼稚園教諭一種免許状取得のための必修科目です。
・すべての授業に出席すること(全授業数の4分の3以上の出席が必要になります。※授業数は授業計画欄でよく確認すること。必ずしも全授業数が15回とは限りません。常に、掲示等を確認すること。)やむを得ない事情で欠席・遅刻・早退した場合は、次の授業までに授業担当者に申し出てください。
・課題提出にあたっては期限を厳守すること。
・授業内容によっては、クラスを分けて実施することがありますので、授業連絡等に注意すること。
・受講に際して、心配や不安なことがある場合は、必ず2回目の授業までに担当者に相談してください。事情によっては、特別な配慮を行う場合があります。2回目以降の授業でも、履修の途中で特別な事情が生じた場合についても、できるだけ早く相談に来て下さい。
【自然災害を含む災害時の授業対応について】
・遠隔授業(ZOOMを使用)を実施しますので、対面授業が中止になった当日は、必ずUNIPAを確認してください。