シラバス情報

科目名
会計学演習
開講年度学期
2025年度前期
配当学年
2年
ナンバリング
単位
2単位
時間
水曜3校時(13:00〜14:30)
教室
教科書
滝澤ななみ・TAC出版開発グループ (2024) 『スッキリわかる 日商簿記初級 第3版』TAC出版(9784813287360)
※ 最新版を使用

1.担当教員
担当教員
棚橋 則子
研究室
非常勤講師室
オフィスアワー
水曜日12:00〜12:45

2.授業の目的
(1)授業の目的
簿記の基本的な用語や複式簿記の仕組みなど簿記の基礎を理解できることを目的とする
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①商業簿記に関する初級レベルの用語を、文脈に応じて適切に利用することができる。<学部DP4①>
②日商簿記検定初級レベルの個別論点に関する会計処理を行うことができる。<学部DP2②、学部DP③、学部DP4①>
③日商簿記検定初級レベルの総合問題(月次合計試算表、月次残高試算表の作成など)を解くことができる。<学部DP2②、学部DP③、学部DP4①>
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
2025年度版DP【https://drive.google.com/file/d/1ILxl3LLuFvjYjb2-vAQtQ3KVYPA2AHEF/view?usp=sharing】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
2025年度版カリキュラムマップ【https://drive.google.com/file/d/1fwNzovxKgLy1OA-V682iU3G5pWAc99Sw/view?usp=sharing】

3.授業の概要
会計と聞くと何だか難しく専門的なイメージがするため、あまり身近なものではないと感じるかもしれません。しかし、家計簿やおこづかい帳も広い意味で会計ですので、実は私たちの日常生活の様々な場面で会計が用いられています。さらに、ビジネスの世界において会計は必須の知識となっており、会計の知識がないことが自身のキャリアに大きな影響を与えかねないという状況になってきています。この講義では、簿記の基本的な用語や会計書類の作成技術である複式簿記の仕組みについて学んでいきます。具体的には、日商簿記検定初級レベルの知識・技術の修得を目指します。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
各回で取り上げるテキストの該当ページに目を通しておく。余裕があればテキストの例題を解き、解答と解説を確認する。その際、わからないことなどがあればノートにメモをしておき、次回授業にて教員に質問する。
(2)授業の受け方
毎回の授業は、各回で学ぶトピックスの説明、問題演習(テキストの問題を解く)とその解説、という流れで行います。授業を聞いていてわからないことがあった際には、問題演習中もしくは授業後に教員に質問してください(わからないことをわからないままにしないこと)。
(3)復習の仕方
授業内の問題演習で取り上げた問題をもう一度解き、きちんと理解できているかどうか確認する。その後、事後課題(授業内にて配付する確認テストを解き、期限までにその解答を提出する)に取り組み、理解度を確認する。

5.受講にあたってのルール
遅刻過多や私語が多いなど受講態度が悪い場合には、他の受講生へ迷惑となるため減点対象とします。さらに、注意しても改善がみられない場合には-100点を付与したうえで退室を命じ、単位の修得資格も失います。その他詳細については、初回の授業で配付するガイダンスプリントに記載していますので、各自確認しておいてください。また、授業は受講生のレベルや理解度に応じて柔軟に進めていきますので、授業計画通りに進まない場合もあります。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
ガイダンス(授業の進め方、成績評価方法など)、スタートアップ講義(pp.8-27)、第1章「簿記の基礎(CASE1,pp.2-10)」の講義
予習:シラバスを熟読し、授業計画などを理解する(30分)
復習:講義した箇所のテキストをもう一度読み返したうえで事後課題に取り組み、期限までに提出する(30分)
第2回
第1章「簿記の基礎(CASE2,pp.11-19)」の講義、問題演習(テキストの問題)とその解説
予習:次回授業で講義するテキストの該当箇所(pp.11-19)を読みを読み、疑問点はノートにメモしておく(30分)
復習:授業内で行った問題演習で間違えた問題をもう一度解き直し、その後、事後課題に取り組む(30分)
第3回
第2章「商品売買(CASE3〜CASE8,pp.22-33)」の講義、問題演習(テキストの問題)とその解説
予習:次回授業で講義するテキストの該当箇所(pp.22-33)を読み、疑問点はノートにメモしておく(30分)
復習:授業内で行った問題演習で間違えた問題をもう一度解き直し、その後、事後課題に取り組む(30分)
第4回
第2章「商品売買(CASE9・CASE10,pp.34-35)」と第3章「現金預金(CASE11〜CASE14,pp.38-43)」の講義、問題演習(テキストの問題)とその解説
予習:次回授業で講義するテキストの該当箇所(pp.34-43)を読み、疑問点はノートにメモしておく(30分)
復習:授業内で行った問題演習で間違えた問題をもう一度解き直し、その後、事後課題に取り組む(30分)
第5回
確認テスト①(範囲:CASE1〜CASE14)、第4章「手形と電子記録債権(債務)(CASE15・CASE16,pp.46-49)」の講義、問題演習(テキストの問題)とその解説
予習:次回授業で講義するテキストの該当箇所(pp.46-49)を読み、疑問点はノートにメモしておく(30分)
復習:授業内で行った問題演習で間違えた問題をもう一度解き直し、その後、事後課題に取り組む(30分)
第6回
第4章「手形と電子記録債権(債務)(CASE17〜CASE19,pp.50-52)」と第5章「貸付金・借入金(CASE20〜CASE23,pp.54-57)」の講義、問題演習(テキストの問題)とその解説
予習:次回授業で講義するテキストの該当箇所(pp.50-57)を読み、疑問点はノートにメモしておく(30分)
復習:授業内で行った問題演習で間違えた問題をもう一度解き直し、その後、事後課題に取り組む(30分)
第7回
第6章「その他の取引(CASE24〜CASE29,pp.60-67)」の講義、問題演習(テキストの問題)とその解説
予習:次回授業で講義するテキストの該当箇所(pp.60-67)を読み、疑問点はノートにメモしておく(30分)
復習:授業内で行った問題演習で間違えた問題をもう一度解き直し、その後、事後課題に取り組む(30分)
第8回
第6章「その他の取引(CASE30〜CASE35,pp.68-75)」の講義、問題演習(テキストの問題)とその解説
予習:次回授業で講義するテキストの該当箇所(pp.68-75)を読み、疑問点はノートにメモしておく(30分)
復習:授業内で行った問題演習で間違えた問題をもう一度解き直し、その後、事後課題に取り組む(30分)
第9回
第6章「その他の取引(CASE36〜CASE40,pp.76-82)」の講義、問題演習(テキストの問題)とその解説
予習:次回授業で講義するテキストの該当箇所(pp.76-82)を読み、疑問点はノートにメモしておく(30分)
復習:授業内で行った問題演習で間違えた問題をもう一度解き直し、その後、事後課題に取り組む(30分)
第10回
確認テスト②(範囲:CASE15〜CASE40)、第7章「固定資産(CASE41〜CASE43,pp.84-90)」の講義、問題演習(テキストの問題)とその解説
予習:次回授業で講義するテキストの該当箇所(pp.84-90)を読み、疑問点はノートにメモしておく(30分)
復習:授業内で行った問題演習で間違えた問題をもう一度解き直し、その後、事後課題に取り組む(30分)
第11回
第8章「租税公課と消費税・資本金(CASE44〜CASE46,pp.92-97)」の講義、問題演習(テキストの問題)とその解説
予習:次回授業で講義するテキストの該当箇所(pp.92-97)を読み、疑問点はノートにメモしておく(30分)
復習:授業内で行った問題演習で間違えた問題をもう一度解き直し、その後、事後課題に取り組む(30分)
第12回
第8章「租税公課と消費税・資本金(CASE47〜CASE49,pp.98-102)」と第9章「帳簿への記入(CASE50・CASE51,pp.104-108)の講義、問題演習(テキストの問題)とその解説
予習:次回授業で講義するテキストの該当箇所(pp.98-108)を読み、疑問点はノートにメモしておく(30分)
復習:授業内で行った問題演習で間違えた問題をもう一度解き直し、その後、事後課題に取り組む(30分)
第13回
第10章「試算表(CASE52・CASE53,pp.110-117)の講義、問題演習(テキストの問題)とその解説
予習:次回授業で講義するテキストの該当箇所(pp.110-117)を読み、疑問点はノートにメモしておく(30分)
復習:授業内で行った問題演習で間違えた問題をもう一度解き直し、その後、事後課題に取り組む(30分)
第14回
第11章「伝票と仕訳日計表(CASE54〜CASE58,pp.120-127)の講義、問題演習(テキストの問題)とその解説
予習:次回授業で講義するテキストの該当箇所(pp.120-127)を読み、疑問点はノートにメモしておく(30分)
復習:授業内で行った問題演習で間違えた問題をもう一度解き直し、その後、事後課題に取り組む(30分)
第15回
第11章「伝票と仕訳日計表(CASE59,pp.128-131)の講義、問題演習(テキストの問題)とその解説、期末試験直前対策
予習:次回授業で講義するテキストの該当箇所(pp.128-131)を読み、疑問点はノートにメモしておく(30分)
復習:授業内で行った問題演習で間違えた問題をもう一度解き直す。期末試験直前対策問題を解く(30分)
第16回
期末試験(範囲:第1回授業から第15回授業まで)
予習:期末試験に向けて、テキストと期末試験直前対策問題を中心に、これまで学習した内容を復習する(30分)
復習:後日公開される期末試験の解答と解説を読み、再度解きなおす(30分)
予習・復習
予習:各回で取り上げるテキストの該当ページを読み、疑問点はノートにメモしておく(30分)
復習:毎回授業内で行う問題演習で取り上げたテキストの問題を解き直し、その後、事後課題に取り組む(30分)

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1)事後課題(30%)
原則、毎回の授業で提示する確認テストを解き、期限までに提出する。なお、解答と解説については、次回の授業の冒頭で行う。〈到達目標①、到達目標②、到達目標③〉
(2)期末テスト(70%)
第16回に実施する。範囲は第1回授業から第15回授業までに学習した内容すべてとする(事後課題として取り組んだ問題や授業内で配付したプリントなども含む)。〈到達目標①、到達目標②、到達目標③〉

8.参考図書・文献
スッキリわかる 日商簿記初級 第3版
滝澤ななみ・TAC出版開発グループ
TAC出版
9784813287360

9.履修上の注意
①特別な配慮を必要とする場合
申し出があった場合には、その妥当性を検討したうえで必要な場合に特別な配慮をする場合がある。
②自然災害(台風、大雪などによる交通機関に影響が出た場合)など災害時の対面授業取りやめ時の対応について
対面授業が中止の場合は、休講にします。補講は追ってお知らせします。
③その他
その他詳細は、初回の授業で配付するガイダンスプリントに記載していますので各自確認しておいてください。