シラバス情報

科目名
心理福祉国際体験実習
開講年度学期
2025年度後期
配当学年
1年
ナンバリング
単位
1単位
時間
教室
教科書

1.担当教員
担当教員
高田 洋平、郡山 昌明、志水 田鶴子、白川 充、中嶋 みどり、三浦 和夫、茂木 千明、山﨑 洋史、結城 裕也、吉田 弘美、渡邊 兼行、家子 敦子
研究室
5号館1階
オフィスアワー
水曜日2校時(10:40〜12:10)

2.授業の目的
(1)授業の目的
海外でのボランティア研修を通して、訪問国の歴史や文化・日本との生活の違いを知ること、さらには国際的に活躍するカトリックの精神に基づく活動の一部に接することで、その意義を理解することを目的とする。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
① 異国の社会・文化・生活を知ることで、日本との違いや関係性、福祉事情を理解できる。
(心福DP)
② 施設見学やボランティア活動などを通して現地の方との交流を図り、人種や身分の違いにかかわらず、人として共に生きることの意味を考えることができる。
(心福DP)
③ カトリックの精神に基づく多様な活動を知ることで、女性の社会貢献のあり方、国際支援について考えることができる。
(心福DP)
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
2025年度版DP【https://drive.google.com/file/d/1ILxl3LLuFvjYjb2-vAQtQ3KVYPA2AHEF/view?usp=sharing】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
2025年度版カリキュラムマップ【https://drive.google.com/file/d/1fwNzovxKgLy1OA-V682iU3G5pWAc99Sw/view?usp=sharing】

3.授業の概要
本実習は、春休み期間中に1週間程度の海外研修(訪問国は検討中。施設見学やボランティア活動)を行う。現地の方との交流を図る機会を通した、アクティブ・ラーニングを行う実習である。広い視野で福祉をとらえることで日本を再認識し、女性としての社会貢献のあり方や自分の生き方を考える機会とする。研修前の事前学習、研修後の振り返りなども授業に含まれており、学生主体で知識の獲得、実習で学ぶ課題の発見、情報交換・討論を通じた思考の深化するPBL(Problem-Based Learning)の要素をもつ。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
・自らボランティア活動に積極的に参加したり、研修地の関連資料や文献などを進んで集め、研修に臨む動機づけや意欲を高める機会を取り入れる。
・積極的に国際交流センターを訪ねて、過去の資料を見たり、これまで海外研修に参加した学生と関わることで情報を入手するなど研修前の学習として役立てる。
・研修地の基本的な社会・文化的情報、生活事情等を理解しておくこと。
(2)授業の受け方
・オリエンテーションや事前学習で学んだことを活かして研修に臨む。
・本学の学生として自覚をもち、社会的なマナーを遵守して臨む。
・自己やグループの目標を立てて、主体的かつ協調性をもって臨む。
(3)復習の仕方
・毎日の研修終了後、その日体験した内容や学んだことを記録に残す。
・日々研修地の社会、文化、生活事情に関心と疑問を持ち、調べ学習を怠らないこと。
・研修後に報告書を完成させるため、自覚を持って学び、文章にまとめておくこと。

5.受講にあたってのルール
・考慮に値する事情がない限り、事前学習から事後学習までの全日程に参加せねばならない。
・事前学習へのとりくみ状態が十分でないと判断される場合は、海外研修への参加を認めない場合がある。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
第16回
予習・復習

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1) 研修中の参加状況(40%)…学生として自覚をもって臨んでいるか、研修計画に沿って行動できているか、意欲的・協調的態度で臨んでいるか
(2) 事前学習状況(30%)…授業マナーの遵守、主体性、協調性をもって臨んでいるか
                  予習復習課題の提出期限の厳守、内容に不備はないか
(3) 事後学習の受講状況(30%)…-報告書の提出期限などの厳守、内容に不備はないか

以上の3点から、総合的に評価する。

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
(1) 心理福祉学科の全学年を対象として開講する正規の選択科目であり、全学科の開放科目でもある。そのため、履修登録を忘れずに行うこと。
(2) 最終登録後に、やむを得ない事情を除いて海外研修のキャンセルは認めない。登録前に保護者の方の同意を必ず得ること。
(3) 研修にかかる共通の負担額は一人10~15万円程度を予定している。
(4) 特別な配慮を必要とする学生は、事前に相談すること。
(5) なお、参加者が5人以下の場合は、開講しない場合があることを心得ておくこと。