シラバス情報

科目名
総合演習Ⅰ
開講年度学期
2025年度前期
配当学年
4年
ナンバリング
単位
1単位
時間
木曜日Ⅰ校時(9:00〜10:30)
教室
124教室
教科書
1年生から3年生までに使用した教科書等。

1.担当教員
担当教員
小嶋 文博、中島 里美、谷内 一彦、大久保 剛、矢島 由佳
研究室
大久保剛 181室(1号館6階)
小嶋文博 169室(1号館6階)
中島里美 168室(1号館6階)
矢島由佳 178室(1号館6階)
谷内一彦 183室(1号館6階)
オフィスアワー
大久保剛 火曜日Ⅳ校時
小嶋文博 月曜日Ⅱ校時
中島里美  曜日 校時
矢島由佳 月曜日Ⅲ校時
谷内一彦  曜日 校時

2.授業の目的
(1)授業の目的
専門基礎分野で学んできた内容を、横断的に復習することにより、これまで得てきた知識を深化・定着させ、管理栄養士として活躍できるための力を身につけさせることが目的である。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①管理栄養士に必要な基礎的専門知識を身につけている。
〈健栄DP1、健栄DP2〉
②食べ物と健康、給食経営管理論、人体の構造と機能及び疾病の成り立ちなどの各分野の内容を、管理栄養士になるために必要な水準で理解している。
〈健栄DP3、健栄DP4〉
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
2025年度版DP【https://drive.google.com/file/d/1ILxl3LLuFvjYjb2-vAQtQ3KVYPA2AHEF/view?usp=sharing】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
2025年度版カリキュラムマップ【https://drive.google.com/file/d/1fwNzovxKgLy1OA-V682iU3G5pWAc99Sw/view?usp=sharing】

3.授業の概要
基礎専門分野科目の内容をさまざまな角度から関連づけながら基礎知識の再確認をするために横断的な講義または演習を行う。具体的には、管理栄養士国家試験に関わる「食べ物と健康」、「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」、「給食経営管理論」の分野に関わる基礎知識を復習しつつ、応用力・総合力を養う。5名の教員が3回ずつ講義を担当し、3回の講義の中で試験やレポートを課し、各教員20点満点で評価を行う。最終的には20点×5名=100点の評価となる。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
【6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間】にそって授業を行うので、該当箇所に記された内容にそって準備をしておくこと。
(2)授業の受け方
授業は、配布プリントや指定教科書、PowerPoint資料等を用いて行うので、真剣に取り組み、重要なことや疑問に思ったことなどはノートに書き留めておくこと。
(3)復習の仕方
授業中の内容を早いうちにまとめること。その際、不明な点や疑問点については、自分で調べてノートに記録しておくこと。自分で解決できなかった疑問点については、担当教員に質問して、その回答内容を忘れないうちにノートに記録しておくとよい。

5.受講にあたってのルール
(1)受講時の基本姿勢(マナー)
・受講時は、私語を慎み、居眠り・内職等は行わないこと。
(2)遅刻・欠席・早退の扱い
・遅刻が20分を超えた場合は欠席扱いとする。また遅刻2回で1回の欠席とみなす。早退は欠席扱いとする。
・「欠席届」の提出は必要ないが、(3)試験の受験資格に該当する場合は担当回の教員に提出のこと。
(3)試験の受験資格
・各教員の講義3回のうち出席回数が1回の者は、試験またはレポートを評価しない。ただし、臨地実習や「学生便覧」Ⅲ.試験 2.受験資格p31に記載の事由による欠席については配慮するのでこの場合には「欠席届」を提出すること。メールでの欠席等の連絡は行わないこと。
(4)試験時の不正行為の扱い
・カンニング等の不正行為を行った場合は、評価点を0点とする(単位を認定しない)。
(5)その他
・臨地実習や「学生便覧」Ⅲ.試験 2.受験資格の事由により、各教員の試験を受験できなかった者は、試験期日後1週間以内にその事由を記した欠席届を担当教員に提出した場合試験を受けることができる。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
担当:大久保
オリエンテーション(シラバスの確認)
食べ物と健康(食品加工学・食品衛生学①)
シラバスを読んでおくこと。
テーマについて配布資料等を読み【予習】、【復習】を行うこと。
第2回
担当:大久保
食べ物と健康(食品加工学・食品衛生学②)
テーマについて配布資料等を読み【予習】、【復習】を行うこと。
第3回
担当:大久保
食べ物と健康(食品加工学・食品衛生学③)
テーマについて配布資料等を読み【予習】、【復習】を行うこと。
第1〜3回の試験
第4回
担当:矢島
食べ物と健康(食品学・調理学①)調理法など
授業後に試験を行う
テーマについて【予習・復習】を行うこと。
第5回
担当:矢島
食べ物と健康(食品学・調理学②)調理に関する計算問題
授業後に試験を行う
テーマについて【予習・復習】を行うこと。
調理に関わる計算方法について予習してくること。できなかったところは復習してきちんと理解すること。
第6回
担当:矢島
食べ物と健康(食品学・調理学③)料理様式 課題
授業最後に3回分の試験を行う
テーマについて【予習・復習】を行うこと。
第4〜6回の試験またはレポート
第7回
担当:中島
給食経営管理論①
テーマについて【予習・復習】を行うこと。
第8回
担当:中島
給食経営管理論②
テーマについて【予習・復習】を行うこと。
第9回
担当:中島
給食経営管理論③
テーマについて【予習・復習】を行うこと。
第7〜9回の試験またはレポート
第10回
担当:小嶋
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち
(生化学①:糖質代謝と薬)
テーマについて【予習・復習】を行うこと。
確認試験(Webテスト)を行う。
第11回
担当:小嶋
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち
(生化学②:脂質代謝と薬)
テーマについて【予習・復習】を行うこと。
確認試験(Webテスト)を行う。
第12回
担当:小嶋
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち
(生化学③:アミノ酸代謝と薬)
テーマについて【予習・復習】を行うこと。
確認試験(Webテスト)を行う。
※確認試験3回分の平均点を20点分に換算する。
第13回
担当:谷内
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち①
羊土社教科書「解剖生理学ノート」(第3版)のWEB演習問題を使用する予定。自宅で自己学習可能。最終評価はWEB演習問題77題のうち、何問に答えたかで評価する。その他、国家試験の臨床症例問題などを講義する予定。
WEB演習問題へのアクセス方法を示す予定。
第14回
担当:谷内
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち②
WEB演習問題へのアクセス状況をチェックする。その他、国家試験の臨床症例問題などを講義する予定。
第15回
担当:谷内
ロールプレイ法による栄養指導(糖尿病症例、慢性腎不全症例)
第16回
予習・復習
この科目は演習科目で1単位なので、予習・復習の時間には1回の講義ごとに1時間が必要とされる。3回ごとに担当者が替わり、担当者ごとに試験等が課されるので、毎回学んだことをすぐに復習しておくことや課題等を確実にやっておくことが重要である。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1)各担当教員が担当授業内において実施した試験・レポートなどにより評価を行い、その合計点で評価する。
(各教員20点満点で、20点×5名=100点の100点満点で評価を行う。)
〈到達目標①②〉
(2)単位認定:100点中60点以上の得点を取ることが必須である。再試験は行わないので、普段の勉強を怠らないこと。
(3)受講態度:1回でも受講時のマナーが悪かった場合は、最終的な評価の段階で、最大10点の範囲で減点する場合がある。

〔出席について〕
・15回のうち3分の2以上の出席(10回以上の出席者が評価の対象となる)
・学校保健安全法で定められた疾患(インフルエンザ等)で欠席する場合は、欠席を考慮する。
・二親等以内の忌引きの場合は、欠席を考慮する。

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
(1)本科目は選択科目ではあるが、管理栄養士国家試験受験資格のための履修要件科目であるので、管理栄養士国家試験の受験を希望する者は必ず履修してください。
(2)本科目の単位未修得者は管理栄養士国家試験を受験することができません。また本科目は卒業必修科目ではないため、卒業時再試験の対象にはなりません。
(3)受講に際して、特別な心配や不安なことがある場合は、必ず2回目の授業までに担当教員にご相談ください。状況に応じて特別な対応、特別な配慮を行える場合があります。
(4)災害などで本学が対面授業を中止した場合には、遠隔授業に切り替えることがあります。