シラバス情報
教員名 : 高田 洋平
科目名
ソーシャルワーク演習(専門)Ⅲ
開講年度学期
2025年度前期
配当学年
4年
ナンバリング
単位
1単位
時間
木曜3限目
教室
536教室
教科書
「最新社会福祉士養成講座7ソーシャルワーク演習[社会専門]」一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟編集,中央法規,2021
※2〜3年に使用した教科書を使用し、必要に応じて資料を提供する
1.担当教員
担当教員
高田 洋平
研究室
高田洋平 5号館4階
オフィスアワー
金曜日2限
2.授業の目的
(1)授業の目的
社会福祉士指定科目群の知識と技術にかかる教育内容の関連性を視野に入れつつ、実習を通じて体験した事例について事例検討や事例研究を実際に行い、その意義や方法を具体的に理解すること、実践の質の向上を図るため、スーパービジョンについて体験的に理解することを目的としている。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
① 実習で体験した事例について、事例検討や事例研究を実際に行い、その意義や方法を理解できる。
〈心福DP(5)、心福DP(1)、心福DP(2)〉
② ソーシャルワーク実践の質の向上を図るために、スーパービジョンについて体験的に理解できる。
〈心福DP(5)、心福DP(1)、心福DP(2)〉
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
2025年度版DP【https://drive.google.com/file/d/1ILxl3LLuFvjYjb2-vAQtQ3KVYPA2AHEF/view?usp=sharing】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
2025年度版カリキュラムマップ【https://drive.google.com/file/d/1fwNzovxKgLy1OA-V682iU3G5pWAc99Sw/view?usp=sharing】
3.授業の概要
これまでのソーシャルワーク演習(専門)Ⅰ〜Ⅱを踏まえて展開する。3年後期のソーシャルワーク実習後にソーシャルワークに係る知識と技術について個別的な体験を一般化し、実践的かつ学術的な知識及び技術として習得できるように、グループワーク及び個別指導を行う内容とする。
4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
授業計画に示している事例テーマに沿って総合的・実践的に学ぶ内容とするため、これまでの関連資料を再度振り返ってくる。
曖昧になっている知識は再度調べ学習をして授業に臨むこと。
(2)授業の受け方
事例による演習が中心となるため、メンバー全員で協力し主体的に授業を展開する。
(3)復習の仕方
演習で行われた個別指導、集団指導、ディスカッション等の内容を振り返り、ノートに整理し次回の演習にいかす。
5.受講にあたってのルール
(1)社会福祉士の指定科目となるため、欠席のないようにすること。
(2)やむを得ず、欠席・遅刻・早退する場合には、事前に担当教員に連絡すること。事後になる場合でも報告は徹底すること。
(3)レポート等の課題提出はUNIPAを活用するが、期限は厳守すること。
6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
回
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション 授業の進め方、ソーシャルワーク演習Ⅱの振り返り
第2回
障害者に関する事例検討
事前に提示する資料に目を通し、提示された課題について準備する
教員担当
第3回
高齢者に関する事例検討
事前に提示する資料に目を通し、提示された課題について準備する
学生担当
第4回
福祉政策に関する事例検討
事前に提示する資料に目を通し、提示された課題について準備する
学生担当
第5回
権利擁護に関する事例検討
事前に提示する資料に目を通し、提示された課題について準備する
学生担当
第6回
社会保障に関する事例検討
事前に提示する資料に目を通し、提示された課題について準備する
学生担当
第7回
医療に関する事例検討
事前に提示する資料に目を通し、提示された課題について準備する
教員担当
第8回
地域支援に関する事例検討
事前に提示する資料に目を通し、提示された課題について準備する
学生担当
第9回
アプローチ(理論)に関する事例検討
事前に提示する資料に目を通し、提示された課題について準備する
学生担当
第10回
児童、家庭に関する事例検討
事前に提示する資料に目を通し、提示された課題について準備する
教員担当
第11回
貧困に関する事例検討
事前に提示する資料に目を通す。
第12回
心理学と事例検討
事前に提示する資料に目を通す。
第13回
社会学と事例検討
事前に提示する資料に目を通す。
第14回
総合演習①
事前に提示する資料に目を通す。
第15回
総合演習②
第16回
予習・復習
ソーシャルワークの実践力を高める事例検討が中心となるため、基礎となる知識や技術の曖昧な点は、事前に調べ学習を行ってくること。
予習・復習の目安の時間として、授業1コマにつき60分の自学自習が必要である。
7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1)演習の参加状況40%…発表に臨む準備状況、発表内容と質問に対する態度
〈到達目標①、到達目標②〉
(2)報告レジュメの内容60%
〈到達目標①②③〉
8.参考図書・文献
9.履修上の注意
・社会福祉士資格取得のための必須科目である。
・原則として、社会福祉援助技術演習Ⅰ・Ⅱの単位習得により受講できる。
・本クラスは、旧カリキュラムのソーシャルワーク臨床実習が未履修の4年生を対象に開講するので注意すること。
・自然災害などで交通機関に影響が生じた場合には遠隔授業で対応する場合があるので、必ずUNIPAを確認すること。
・特別な配慮を要する学生は、相談に応じながら進めるため、随時申し出てほしい。