シラバス情報

科目名
社会福祉の原理と政策Ⅱ
開講年度学期
2025年度後期
配当学年
1年
ナンバリング
単位
2単位
時間
月曜日4コマ(14:40〜16:10)
教室
531教室
教科書
『最新・社会福祉士養成講座、精神保健福祉士養成講座4社会福祉の原理と政策』(一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟編、中央法規出版)

1.担当教員
担当教員
志水 田鶴子
研究室
5号館3階
オフィスアワー
木曜日2コマ

2.授業の目的
(1)授業の目的
①社会福祉の原理をめぐる思想・哲学と理論を理解する。
②社会福祉の歴史的展開の過程と社会福祉の理論を踏まえ、欧米との比較によって日本の社会福祉の特性を理解する。
③社会問題と社会構造の関係の視点から、現代の社会問題について理解する。
④福祉政策を捉える基本的な視点として、概念や理念を理解するとともに、人々の生活上のニーズと福祉政策の過程を結びつけて理解する。
⑤福祉政策の動向と課題を踏まえた上で、関連施策や包括的支援について理解する。
⑥福祉サービスの供給と利用の過程について理解する。
⑦福祉政策の国際比較の視点から、日本の福祉政策の特性について理解する。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①福祉政策を捉える基本的な視点として、概念や理念を理解するとともに、人々の生活上のニーズと福祉政策の過程を結びつけて理解する。
〈心福DP1①〉〈心福DP6①〉
②福祉政策と包括的支援及び福祉関連施策について理解する。
〈心福DP6①〉
③福祉供給部門、福祉供給過程、福祉利用過程について理解する。
〈心福DP6①〉
④福祉政策の国際比較の視点と方法を理解する。
〈心福DP6①〉
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
2025年度版DP【https://drive.google.com/file/d/1ILxl3LLuFvjYjb2-vAQtQ3KVYPA2AHEF/view?usp=sharing】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
2025年度版カリキュラムマップ【https://drive.google.com/file/d/1fwNzovxKgLy1OA-V682iU3G5pWAc99Sw/view?usp=sharing】

3.授業の概要
 本科目は、社会福祉士並びに精神保健福祉士国家試験受験資格取得のための指定科目である。
 後期の講義は、前期に引き続いて、福祉政策の構成要素、動向と課題、関連施策、国際比較などについて順次学んでいく。
 課した課題はUNIPA上で回収する。出席確認はUNIPAを基本とする。




4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
 授業前には教科書の該当箇所を予習し、授業後には授業内容と併せて自身の講義ノートにまとめるなどして復習すること。
(2)授業の受け方
 原則として、教科書の内容に沿った講義を行います。後述の、「予習・復習」欄に記載があるように、授業前には教科書の該当箇所を予習し、授業後には授業内容と併せて自身の講義ノートにまとめるなどして復習しましょう。
(3)復習の仕方
 授業前には教科書の該当箇所を予習し、授業後には授業内容と併せて自身の講義ノートにまとめるなどして復習しましょう。

5.受講にあたってのルール
受講心得:私語は慎み、くれぐれも他人に迷惑をかけないようにしましょう。
欠席が2/3を超えると、ミニテストを受けることはできません。ただし、欠席の事由によっては配慮することができるので、相談をしてください。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション
第6章第1節 福祉政策の構成要素
序章と第6章第1節を読み、わからないところは事前学習をしておく。
第2回
第6章第2節 福祉政策の過程と評価(P.186から) 、第7章第1節福祉政策と包括的支援の現状
教科書 第6章第2節(P.186) 第7章第1節を読み、調べ学習を行う。
第3回
第7章第1節 福祉政策と包括的支援の現状(P.197〜206)
教科書 第7章第1節を読み、調べ学習を行う。
第4回
第7章第1節 福祉政策と包括的支援の現状、第2節福祉政策と包括的支援の課題(P.207-216)
教科書 第7章第1節 、第2節を読み、調べ学習を行う。
第5回
第7章第2節 3 福祉人材の確保と多文化共生の推進、第8章第1節保健医療政策、第2節教育政策
第7章第2節 3 福祉人材の確保と多文化共生の推進、第8章第1節保健医療政策、第2節教育政策を読み、調べ学習を行う。
第6回
第8章第2節 住宅政策 〜 第4節 労働政策
第8章第2節 住宅政策 〜 第4節 労働政策(〜242)を読み、調べ学習を行う。
第7回
第8章第4節 労働政策 4 生活保護と就労支援 第5節 災害政策
第8章第4節 労働政策 4 生活保護と就労支援 第5節 災害政策を読み、調べ学習を行う。
第8回
第9章 第1節 福祉供給部門
ミニテスト①
教科書 第9章第1節を読み、調べ学習を行う。
ミニテスト①はスマホ等で受験するので、スマホ等を準備すること。
第9回
第9章 第2節 福祉供給過程
教科書 第9章 第2節 福祉供給過程を読み、調べ学習を行う。
第10回
第9章 第3節 福祉利用過程
教科書 第9章 第2節 福祉利用過程を読み、調べ学習を行う。
第11回
第10章 第1節 国際比較の視点と方法 第2節 福祉政策の動向:欧米
教科書 第10章 第1節 国際比較の視点と方法、第2節 福祉政策の動向:欧米(を読み、調べ学習を行う。
第12回
第2節 福祉政策の動向:欧米(P.292〜 スウェーデン)、第3節 福祉政策の動向:東アジア、第4節福祉政策の新しい潮流と国際比較の新しい課題
教科書第2節 福祉政策の動向:欧米(P.292〜 スウェーデン)、第3節 福祉政策の動向:東アジア、第4節福祉政策の新しい潮流と国際比較の新しい課題を読み、調べ学習を行う。
第13回
終章 これからの社会福祉①
終章を読み、調べ学習を行う。
第14回
終章 これからの社会福祉②
教科書 終章を読み、調べ学習を行う。
第15回
まとめ
ミニテスト②
第16回
予習・復習
 予習・復習 授業前には教科書の該当箇所を予習し、授業後には授業内容と併せて自身の講義ノートにまとめるなどして復習してください。
 目安の時間として、授業1コマにつき、予習120分、復習120分が必要です。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
出席状況とリアクションペーパーの提出(10%)、ミニテスト①、②(90%) …100%〈到達目標①〜④〉

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
・ ICT 活用教育について
原則として講義資料の印刷物は配布しません(ペーパーレスである)。
・遠隔授業について
「自然災害を含む災害時での対面授業の取りやめの対応について」
zoomを使用した遠隔授業等の対応を可能な限りとりますので、対面授業実施が中止になった当日は、授業開始時刻までにはUNIPAを確認してください。
・受講に際して特別な配慮を必要とする学生については、申し出があった場合には特別な配慮をしますので、どのような配慮が必要なのかは相談しながらすすめていきます。