シラバス情報

科目名
社会福祉の原理と政策Ⅰ
開講年度学期
2025年度前期
配当学年
1年
ナンバリング
単位
2単位
時間
水曜日2コマ(10:40〜12:10)
教室
525教室
教科書
『最新・社会福祉士養成講座、精神保健福祉士養成講座4社会福祉の原理と政策』(一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟編、中央法規出版)

1.担当教員
担当教員
志水 田鶴子
研究室
5号館4階
オフィスアワー
月曜日2コマ

2.授業の目的
(1)授業の目的
①社会福祉の原理をめぐる思想・哲学と理論を理解する。
②社会福祉の歴史的展開の過程と社会福祉の理論を踏まえ、欧米との比較によって日本の社会福祉の特性を理解する。
③社会問題と社会構造の関係の視点から、現代の社会問題について理解する。
④福祉政策を捉える基本的な視点として、概念や理念を理解するとともに、人々の生活上のニーズと福祉政策の過程を結びつけて理解する。
⑤福祉政策の動向と課題を踏まえた上で、関連施策や包括的支援について理解する。
⑥福祉サービスの供給と利用の過程について理解する。
⑦福祉政策の国際比較の視点から、日本の福祉政策の特性について理解する。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①日本及び欧米の社会福祉の歴史的展開を比較しながら、日本の社会福祉の特性を理解する。
〈心福DP3①〉〈心福DP6①〉
②社会福祉の思想・哲学、理論について理解する。
〈心福DP3①〉〈心福DP6①〉
③現代における社会問題をその構造的背景とともに理解する。
〈心福DP1①〉
④福祉政策の概念や理念を理解する。
〈心福DP6①〉
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
2025年度版DP【https://drive.google.com/file/d/1ILxl3LLuFvjYjb2-vAQtQ3KVYPA2AHEF/view?usp=sharing】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
2025年度版カリキュラムマップ【https://drive.google.com/file/d/1fwNzovxKgLy1OA-V682iU3G5pWAc99Sw/view?usp=sharing】

3.授業の概要
 本科目は、社会福祉士並びに精神保健福祉士国家試験受験資格取得のための指定科目である。
 前期の講義は、社会福祉の思想・哲学・理論・歴史といった原理的内容の学びから入り、次いで現代における社会問題とその構造的背景、福祉政策の基本的視点などについて学んでいく。
 課した課題はUNIPA上で回収する。出席確認はUNIPAを基本とする。


4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
 授業前には教科書の該当箇所を予習し、授業後には授業内容と併せて自身の講義ノートにまとめるなどして復習すること。
(2)授業の受け方
 原則として、教科書の内容に沿った講義を行います。「予習・復習」欄に記載があるように、授業前には教科書の該当箇所を予習し、授業後には授業内容と併せて自身の講義ノートにまとめるなどして復習しましょう。
(3)復習の仕方
 授業前には教科書の該当箇所を予習し、授業後には授業内容と併せて自身の講義ノートにまとめるなどして復習しましょう。
 

5.受講にあたってのルール
受講心得:私語は慎み、くれぐれも他人に迷惑をかけないようにしましょう。
欠席や遅刻をする場合には連絡をお願いします。
欠席が2/3以上でミニテストが受けられません。ただし、欠席の事由によっては考慮する場合がありますので、申し出てください。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション
序章(P.2-13)
事前に序章に目を通して、専門用語や時代背景などは事前に整理しておく。
教科書を読み、専門用語や時代背景などは事前に整理しておく。
第2回
第1章 第1節 社会福祉の歴史を学ぶ視点
教科書を読み、専門用語や時代背景などは事前に整理しておく。
第3回
第1章第2節 欧米の社会福祉の歴史的展開
教科書を読み、専門用語や時代背景などは事前に整理しておく。
第4回
第1章第3節 日本の社会福祉の歴史的展開
教科書 第1章第3節を読み、調べ学習を行う。
第5回
第2章第1節 社会福祉の思想・哲学
教科書を読み、専門用語や時代背景などは事前に整理しておく。
第6回
第2章第2節 社会福祉の理論
教科書 第2章第2節を読み、調べ学習を行う。
第7回
第2章第3節 社会福祉の論点
教科書 第2章第3節を読み、調べ学習を行う。
ミニテスト①を実施する予定。Googleフォームで実施するので、スマホを持参すること。
第8回
第2章第4節 社会福祉の対象とニーズ
教科書 第2章第4節をよみ、調べ学習を行う。
第9回
第3章第1節 現代における社会問題
教科書 第3章第1節を読み、調べ学習を行う。
第10回
第3章第2節 社会問題の構造的背景
教科書 第3章第2節を読み、調べ学習を行う。
第11回
第4章第1節 福祉政策とは何か
教科書 第4章第1節と序章を振り返り、調べ学習を行う。
第12回
第4章第2節 福祉政策において重要な概念・理念
教科書 第4章第2節を読み、調べ学習を行う。
第13回
第5章第1節ニーズ(必要)
教科書 第5章第1節を読み、調べ学習を行う。
第14回
第5章第1節 ニーズ(必要性)
第5章第2節 資源(リソース)
教科書 第5章第1節第2節を読み、調べ学習を行う。
第15回
第5章第2節 資源(リソース)
第5章第2節を読み、調べ学習を行う。
ミニテスト②を行うので、スマートフォンを持参すること。
第16回
予習・復習
 授業前には教科書の該当箇所を予習し、授業後には授業内容と併せて自身の講義ノートにまとめるなどして復習すること。
 目安の時間として、授業1コマにつき、予習120分、復習120分が必要。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
出席状況(5%)とリアクションペーパー(5%)、ミニテスト①と②(90%)で100%として評価する。〈到達目標①〜④〉

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
・ ICT 活用教育について
原則として講義資料の印刷物は配布(ペーパーレスである)せず、Googleクラスルームなどで資料は提示します。
・遠隔授業について
「自然災害を含む災害時での対面授業の取りやめの対応について」
zoomを使用した遠隔授業等の対応を可能な限りとるので、対面授業実施が中止になった当日は、授業開始時刻までにはUNIPAを確認してください。
・受講に際して特別な配慮を必要とする学生については、申し出があった場合には特別な配慮をしますので、どのような配慮が適切か相談しながらすすめていきましょう。