シラバス情報

科目名
家族の社会学
開講年度学期
2025年度後期
配当学年
1年
ナンバリング
単位
2単位
時間
月曜日1時限(9:00〜10:30)
教室
525教室
教科書
各回印刷資料を配布します。

1.担当教員
担当教員
鈴木 理仁
研究室
5号館4階
オフィスアワー
月曜日2時限(10:40〜12:10)

2.授業の目的
(1)授業の目的
少子高齢化やグローバル化が進み大きく変動する社会状況の中でのわが国の家族の実態について学ぶとともに、家族に関わる現代社会特有の諸問題についての社会学的な見方による理解も深めることを目的とします。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①歴史的な経緯をふまえて現代日本の家族における人間関係や家族に関わる諸問題について理解することを目標とします。
〈GSDP1①、GSDP1②、GSDP4② 〉
②その際に有効となる社会学の見方・考え方を身につけて、①の認識を深めることを目標とします。
〈GSDP1①、GSDP1②、GSDP4② 〉
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
2025年度版DP【https://drive.google.com/file/d/1ILxl3LLuFvjYjb2-vAQtQ3KVYPA2AHEF/view?usp=sharing】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
2025年度版カリキュラムマップ【https://drive.google.com/file/d/1fwNzovxKgLy1OA-V682iU3G5pWAc99Sw/view?usp=sharing】

3.授業の概要
授業では家族の歴史的な変化と家族における人間関係や家族に関わる諸問題について説明します。その際に利用するのは社会学の視点・分析法であり、家族の問題を扱う際にその独自性がどのように発揮されるかも併せて解説します。社会学は社会科学の中でも独自の視点・分析法を持つ学問分野ですが、その社会学の見方・考え方を身につけながらそれを利用して社会の動きと家族の関係について検討を進めていきます。毎回、その日の授業内容に関するテーマでのミニッツペーパーの執筆やディスカッションを行ないます。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
毎回の授業の最後に次回の授業に向けての予習について説明します。
(2)授業の受け方
授業内でミニッツペーパーや発言のかたちで意見表明を求めますので積極的に関与してください。
(3)復習の仕方
配布資料を読み返すなどの方法で復習をしてください。不明な点は次回の授業の冒頭でもよいので遠慮なく質問してください。

5.受講にあたってのルール
生涯学習の一環としての大学での学びに主体的に取り組んでください。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
ガイダンス
—社会学とは何か—
配布資料の読み直しを充分に行なう(復習)。
第2回
「家族理解の再考」
—家族の定義問題—
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む(予習)。配布資料の読み直しを充分に行なう(復習)。
第3回
「家族理解の再考」
—近代家族を考える—
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む(予習)。配布資料の読み直しを充分に行なう(復習)。
第4回
「ジェンダー」
—自分の性を決めるもの—
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む(予習)。配布資料の読み直しを充分に行なう(復習)。
第5回
「ジェンダー」
—自分の性と向き合う—
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む(予習)。配布資料の読み直しを充分に行なう(復習)。
第6回
「結婚」Ⅰ
—若者の結婚離れ?—
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む(予習)。配布資料の読み直しを充分に行なう(復習)。
第7回
「結婚」Ⅱ
—結婚と出産—
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む(予習)。配布資料の読み直しを充分に行なう(復習)。
第8回
「結婚」Ⅲ
—子育ての社会学—
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む(予習)。配布資料の読み直しを充分に行なう(復習)。
第9回
「高齢者」
—「老い」と社会—
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む(予習)。配布資料の読み直しを充分に行なう(復習)。
第10回
「逸脱」
—非行・引きこもり—
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む(予習)。配布資料の読み直しを充分に行なう(復習)。
第11回
「逸脱」
—DV—
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む(予習)。配布資料の読み直しを充分に行なう(復習)。
第12回
「貧困」
—なぜ貧困家庭が生まれるのか—
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む(予習)。配布資料の読み直しを充分に行なう(復習)。
第13回
「貧困」
—生活保障としての「家族」:「親密圏」と家族—
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む(予習)。配布資料の読み直しを充分に行なう(復習)。
第14回
格差と「家族」
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む(予習)。配布資料の読み直しを充分に行なう(復習)。
第15回
授業のまとめ
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む(予習)。配布資料の読み直しを充分に行なう(復習)。
第16回
試験
試験に向けて配布資料の読み直しなど授業内容の復習を充分に行なう。
予習・復習
単位修得のためには「大学設置基準」で定められた時間の予習・復習が必要です(授業1コマあたり4時間)。特に毎回の授業後に復習を行なってください。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1)受講態度(45% 授業中に書くミニッツペーパーの内容や意見交換への参加状況・発言内容も含めます。ミニッツペーパーや発言の内容についての講評は授業内で適宜行ないます。)
〈到達目標①、到達目標②〉
(2)期末試験(55%)
〈到達目標①、到達目標②〉

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
・授業で配慮を要することがある場合は事前に申し出てください。
・自然災害等で対面授業が取りやめになった場合は遠隔授業を実施する可能性がありますので、大学からの連絡を確認してください。
・体調不良等で対面授業を欠席する学生に対しての遠隔授業による対応は行ないません。