シラバス情報

科目名
生涯学習論Ⅰ
開講年度学期
2025年度前期
配当学年
1年
ナンバリング
単位
2.00単位
時間
火曜日3時限(13:00〜14:30)
教室
525教室
教科書
各回で印刷資料を配布。

1.担当教員
担当教員
鈴木 理仁
研究室
5号館4階
オフィスアワー
水曜日2時限(10:40〜12:10)

2.授業の目的
(1)授業の目的
私たちの日常を構成する成人教育・社会教育について目を向け、認識すること、そして、社会教育の歴史的展開と第二次世界大戦後の社会教育、生涯学習の政策の流れを理解するとともに、現代のわが国の社会教育を支えている社会教育施設の実態や社会教育主事(社会教育士)の具体的な役割を理解することを目的とします。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①生涯学習と社会教育の基本概念と両者の関係を理解する。
〈GSDP1②、GSDP2③、GSDP4① 〉
②わが国の社会教育および生涯学習政策の歴史を理解する。
〈GSDP1②、GSDP2③、GSDP4① 〉
③生涯学習社会における社会教育施設ならびに社会教育主事(社会教育士)の役割を理解する。
〈GSDP1②、GSDP2③、GSDP4① 〉
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
2025年度版DP【https://drive.google.com/file/d/1ILxl3LLuFvjYjb2-vAQtQ3KVYPA2AHEF/view?usp=sharing】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
2025年度版カリキュラムマップ【https://drive.google.com/file/d/1fwNzovxKgLy1OA-V682iU3G5pWAc99Sw/view?usp=sharing】

3.授業の概要
まず身の回りに存在する学習について顕在化させていきます。そして、生涯学習と社会教育それぞれの基本概念と両者の関係について説明したうえで、わが国で社会教育が制度化し第二次世界大戦後にはそれが再出発する経緯にふれ、さらに社会教育を支える社会教育施設の基本的特徴、社会教育主事(社会教育士)の役割といった事項について解説します。毎回、その日の授業内容に関するテーマでのミニッツペーパーの執筆やディスカッションを行なってもらいます。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
毎回の授業の最後に、次回の授業に向けての予習について説明します。
(2)授業の受け方
基本的に配布資料に基づいて授業を進行します。授業内でミニッツペーパーや発言のかたちで意見表明を求めるため、積極的関与を期待します。
(3)復習の仕方
配布資料を読み返しすなどで復習をしてください。不明な点は次回の授業の冒頭で質問を受け付けます。

5.受講にあたってのルール
生涯学習の一環としての大学での学びに、主体的に取り組んでください。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション
配布資料の読み直しを行なう(復習)。
第2回
日本の社会教育
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む。復習として配布資料の読み直しを行なう。
第3回
権利としての生涯学習
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む。復習として配布資料の読み直しを行なう。
第4回
現代社会と生涯学習
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む。復習として配布資料の読み直しを行なう。
第5回
ユネスコの生涯学習論(1)
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む。復習として配布資料の読み直しを行なう。
第6回
ユネスコの生涯学習論(2)
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む。復習として配布資料の読み直しを行なう。
第7回
パウロ・フレイレの教育学
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む。復習として配布資料の読み直しを行なう。
第8回
労働と生涯学習(1)
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む。復習として配布資料の読み直しを行なう。
第9回
労働と生涯学習(2)
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む。復習として配布資料の読み直しを行なう。
第10回
社会教育行政の役割と構造
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む。復習として配布資料の読み直しを行なう。
第11回
社会教育施設と公民館
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む。復習として配布資料の読み直しを行なう。
第12回
社会教育と専門性(1)
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む。復習として配布資料の読み直しを行なう。
第13回
社会教育と専門性(2)
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む。復習として配布資料の読み直しを行なう。
第14回
実践事例の検討
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む。復習として配布資料の読み直しを行なう。
第15回
講義のまとめ
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む。復習として配布資料を読み直しを行なう。
第16回
予備日
予習・復習
必要な範囲での予習・復習を主体的に行なってください。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1)受講状況(45% 授業中に書くミニッツペーパーの内容や意見交換への参加状況・発言内容も含めます。ミニッツペーパーや発言の内容についての講評は授業内で適宜行ないます。)
〈到達目標①、到達目標②、到達目標③〉
(2)レポート(55%  1/3以上欠席の場合は評価の対象外)
〈到達目標①、到達目標②、到達目標③〉

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
この科目は社会教育主事(社会教育士)の資格取得のためには単位修得が必要な科目です。資格取得のために「生涯学習論Ⅱ」「社会教育経営論Ⅰ」「社会教育経営論Ⅱ」「生涯学習支援論」「学習社会と市民活動支援論」「NPO・NGO・社会教育インターンシップ」と段階を追って展開する諸科目の基礎になる科目であるため、資格取得を目指す人は可能であれば1年次に履修してください。もちろん、資格取得に関わらずこの講義のみ受講してみたい、という方も歓迎します。

・授業で配慮を要することがある場合は事前に申し出てください。
・自然災害等で対面授業が取りやめになった場合は遠隔授業を実施する可能性がありますので、大学からの連絡を確認してください。
・体調不良等で対面授業を欠席する学生に対しての遠隔授業による対応は行ないません。