シラバス情報

科目名
社会学
開講年度学期
2025年度前期
配当学年
1年
ナンバリング
単位
2.00単位
時間
水曜日1時限(9:00〜10:30)
教室
531教室
教科書
各回で印刷資料を配布。

1.担当教員
担当教員
鈴木 理仁
研究室
5号館4階
オフィスアワー
水曜日2時限(10:40〜12:10)

2.授業の目的
(1)授業の目的
この授業は、家族、地域社会、学校、職場といった場で展開される人間関係や現代社会において人々が直面する諸問題をその歴史的な変化をふまえながら理解するとともに、その理解に向けて活用することのできる社会学の諸理論を学習することにより、社会学の視点・分析法を身につけることを目的とします。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①人間がその生涯において関わりを持つ家族、地域社会、学校、職場といった場における人間関係について理解します。
〈学部DP2①、学部DP2②、学部DP2⑤、心福DP1①、心福DP3①〉
②現代社会の構成員として生活する人間が直面する社会問題の実態を理解します。
〈学部DP2①、学部DP2②、学部DP2⑤、心福DP1①、心福DP3①〉
③上記①②の理解に向けて活用することのできる社会学の視点・分析法を学び、その視点・分析法により社会の現状、社会問題を考察する基本的能力を身につけます。
〈学部DP2①、学部DP2②、学部DP2⑤、心福DP1①、心福DP3①〉
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
2025年度版DP【https://drive.google.com/file/d/1ILxl3LLuFvjYjb2-vAQtQ3KVYPA2AHEF/view?usp=sharing】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
2025年度版カリキュラムマップ【https://drive.google.com/file/d/1fwNzovxKgLy1OA-V682iU3G5pWAc99Sw/view?usp=sharing】

3.授業の概要
人間のライフコースにおいて個々人が関わりを持つ家族、地域社会、学校、職場といった場での人間関係やグローバル化が進む現代において市民社会の構成員として生活する人間が直面する社会問題の実態を説明しつつ、そうした現状を捉える際に活用することのできる社会学独自の視点・分析法を解説します。換言すれば、「社会構造と変動」の実態をふまえながら社会で展開される人々の「生活と人生」に目を向けて、「自己と他者」の関係の変化やさまざまな格差と偏見等が存在する社会の現実にどう対処すべきかという「市民社会と公共性」の問題にも言及し、こうした事象を扱う際に「社会学の視点」がどのように活かされるのかを解説します。毎回、その日の授業内容に関するテーマでのミニッツペーパーの執筆やディスカッションを行ないます。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
毎回の授業の最後に、次回の授業に向けての予習について説明します。
(2)授業の受け方
基本的に配布資料に基づいて授業を進行します。授業内でミニッツペーパーや発言のかたちで意見表明を求めるため、積極的関与を期待します。
(3)復習の仕方
配布資料を読み返すなどで復習をしてください。不明な点は次回の授業中でもよいので遠慮なく質問してください。

5.受講にあたってのルール
生涯学習の一環としての大学での学びに、主体的に取り組んでください。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション
—社会学的視点とは何か—
配布資料の読み直しを行なう(復習)。
第2回
家族における人間関係①
—家族の定義問題—
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む(予習)。配布資料の読み直しを行なう(復習)。
第3回
家族における人間関係②
—近代家族の容貌—
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む(予習)。配布資料の読み直しを行なう(復習)。
第4回
ジェンダー①
—自分の性を決めるもの—
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む(予習)。配布資料の読み直しを行なう(復習)。
第5回
ジェンダー②
—自分の性と向き合う—
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む(予習)。配布資料の読み直しを行なう(復習)。
第6回
結婚・子育て
—若者の結婚離れ?—
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む(予習)。配布資料の読み直しを行なう(復習)。
第7回
「逸脱」の社会学
—引きこもり・非行と逸脱理論—
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む(予習)。配布資料の読み直しを行なう(復習)。
第8回
「逸脱」の社会学
—DVと逸脱理論—
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む(予習)。配布資料の読み直しを行なう(復習)。
第9回
「自己」の社会学
—アイデンティティについて考える—
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む(予習)。配布資料の読み直しを行なう(復習)。
第10回
貧困①
—なぜ貧困が生まれるのか—
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む(予習)。配布資料の読み直しを行なう(復習)。
第11回
貧困②
—生活保障としての家族—
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む(予習)。配布資料の読み直しを行なう(復習)。
第12回
高齢化と社会
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む(予習)。配布資料の読み直しを行なう(復習)。
第13回
「趣味」の社会学
—階層構造と格差再生産への理解に向けて—
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む(予習)。配布資料の読み直しを行なう(復習)。
第14回
福祉国家レジーム
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む(予習)。配布資料の読み直しを行なう(復習)。
第15回
授業のまとめ
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む(予習)。配布資料の読み直しを行なう(復習)。
第16回
試験
試験に向けて配布資料の読み直しなど授業内容の復習を充分に行なう。
予習・復習
単位修得のためには「大学設置基準」で定められた時間の予習・復習が必要です(授業1コマあたり4時間)。特に毎回の授業後に充分な復習を行なってください。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1)受講態度(45% 授業中に書くミニッツペーパーの内容や意見交換への参加状況・発言内容も含めます。ミニッツペーパーや発言の内容についての講評は授業内で適宜行ないます。)
〈到達目標①、到達目標②、到達目標③〉
(2)期末試験(55%)
〈到達目標①、到達目標②、到達目標③〉

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
・授業で配慮を要することがある場合は事前に申し出てください。
・自然災害等で対面授業が取りやめになった場合は遠隔授業を実施する可能性がありますので、大学からの連絡を確認してください。
・体調不良等で対面授業を欠席する学生に対しての遠隔授業による対応は行ないません。