シラバス情報

科目名
教職論
開講年度学期
2025年度後期
配当学年
1年
ナンバリング
単位
2.00単位
時間
月Ⅴ(16:20〜17:50)
教室
教科書
『教職概論 : 教師を目指す人のために』(佐藤晴雄著、学陽書房)

1.担当教員
担当教員
吉田 実
研究室
非常勤講師室
オフィスアワー
授業の前後30分程度

2.授業の目的
(1)授業の目的
教師という仕事を改めてひとつの職業としてとらえ、その魅力を理解するとともに、教師に関する基礎的・基本的知識を身につけることを目的とする。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
➀教職に関する基本的知識を身につける。
<子教DP1、子教DP2、心福DP1➀、健栄DP3➀、GSDP2③>
➁教育事象を教職の視点からとらえ、考察できる。
<子教DP2、子教DP3、心福DP1➀、健栄DP4➀、GSDP1➁>
③教職をめぐる課題を把握し、その解決策を模索できる。
<子教DP2、子教DP4、心福DP1➀、健栄DP4➀、GSDP4➀>
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
2025年度版DP【https://drive.google.com/file/d/1ILxl3LLuFvjYjb2-vAQtQ3KVYPA2AHEF/view?usp=sharing】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
2025年度版カリキュラムマップ【https://drive.google.com/file/d/1fwNzovxKgLy1OA-V682iU3G5pWAc99Sw/view?usp=sharing】

3.授業の概要
 教員という存在の社会的・歴史的意義を確認したうえで、教員に関する制度を概観し、チーム学校運営への対応を含めた教員を取り巻く現代的課題について考える。それと並行して、教えるということの内部や周囲に存在する様々な概念について、哲学的な分析を行う。
 毎時ハンドアウトを配布する。それ及び教科書の内容を、板書やスライドの提示によって確認していく。また、双方向型授業として、UNIPAを通じて毎時小レポートを課し、次の授業の冒頭でその中から代表的な意見を紹介する。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
教科書の該当箇所に目を通してくる。
(2)授業の受け方
ハウンドアウトのブランクを埋めながら、その他重要だと思った事柄をメモする。
(3)復習の仕方
授業内容を復習し、小レポートを作成する。

5.受講にあたってのルール
欠席した場合は「欠席届」を提出すること。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
ガイダンスー本授業の目的や内容、評価方法等についてー
本授業の目的や履修上の注意事項等を改めて確認する。
第2回
教職の意義
(予習)教科書p.19-32に目を通す。
(復習)小レポートを作成する。
第3回
教職観と理想の教師像
(予習)教科書p.33-55に目を通す。
(復習)小レポートを作成する。
第4回
教師と教員養成の歴史
(予習)教科書p.56-73に目を通す。
(復習)小レポートを作成する。
第5回
教員の任用と服務
(予習)教科書p.74-91に目を通す。
(復習)小レポートを作成する。
第6回
教師の役割と仕事
(予習)教科書p.92-115に目を通す。
(復習)小レポートを作成する。
第7回
管理職・主任の役割
(予習)教科書p.116-132に目を通す。
(復習)小レポートを作成する。
第8回
教師の職場環境
(予習)教科書p.133-154に目を通す。
(復習)小レポートを作成する。
第9回
教師の資質向上と研修、チーム学校
(予習)教科書p.155-174に目を通す。
(復習)小レポートを作成する。
第10回
教育実習の意義と心得
(予習)教科書p.175-194に目を通す。
(復習)小レポートを作成する。
第11回
教職への進路選択と教員採用選考
(予習)教科書p.195-220に目を通す。
(復習)小レポートを作成する。
第12回
面接・模擬授業にどう臨むか
(予習)教科書p.221-233に目を通す。
(復習)小レポートを作成する。
第13回
漫画『鈴木先生』に見る教師像
(予習)これまでの授業内容を概観しておく。
(復習)小レポートを作成する。
第14回
そもそも「教育」とは何か
(予習)これまでの授業内容を概観しておく。
(復習)小レポートを作成し、まとめのテストの準備をする。
第15回
まとめのテスト
(予習)これまでの授業内容全体をしっかり復習する。
(復習)テストの自己採点をする。
第16回
予習・復習
授業1コマにつき予習90分、復習90分を行うことが望ましい。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
・まとめのテスト:40%(希望者には結果を個別に通知する)
<到達目標➀>
・毎時の小レポート(各200字以上):60%(毎度、次の授業で点数とコメントをフィードバックする)
<到達目標➁、到達目標③>


8.参考図書・文献
教えることの哲学
ジョン・パスモア
春風社
978-4-86110-376-6
教育の原理ー子供・学校・社会をみつめなおす
紺野祐ら
学術出版会
978-4-284-10475-3

9.履修上の注意
・小学校、中学校、高等学校、栄養の教員免許のいずれかを取得する学生は必修。
・特別な配慮を要する場合は、必要な対応を申し出ること。
・対面授業が中止の場合は休講にする。補講は追って知らせる。