シラバス情報

科目名
ビジネス実務
開講年度学期
2025年度前期
配当学年
2年
ナンバリング
単位
2.00単位
時間
月曜日Ⅳ時限(14:40~16:10)
教室
教科書
『新しい時代の秘書ビジネス実務』(株式会社紀伊國屋書店/編集:一般社団法人全国大学実務教育協会)

1.担当教員
担当教員
細川 久美子
研究室
非常勤講師室
オフィスアワー
月曜日14:30~18:00

2.授業の目的
(1)授業の目的
ビジネスワーカーとして必要な基礎的な知識と技能を理解し、就職後、スムーズに職務を遂行できることを目的とします。また、ビジネスの場ではよりよい対人コミュニケーションが求められるので、心構えや気配りについて習得し、実践できること目指します。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①ビジネスワーカーとして必要な知識(会社の仕組みやビジネス一般知識等)を理解する。
<GSDP1②>
②指示・命令の受け方、報告・連絡・相談の仕方について、その重要性を理解し実践できる。
<GSDP2①、GSDP2③>
③様々なビジネス場面において、状況に応じた適切な言葉遣いができる。
<GSDP2①、GSDP2③>
④来客応対の基本を習得し、状況に応じた対応ができる。
<GSDP2①、GSDP2③>
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
2025年度版DP【https://drive.google.com/file/d/1ILxl3LLuFvjYjb2-vAQtQ3KVYPA2AHEF/view?usp=sharing】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
2025年度版カリキュラムマップ【https://drive.google.com/file/d/1fwNzovxKgLy1OA-V682iU3G5pWAc99Sw/view?usp=sharing】

3.授業の概要
①ビジネスワーカーとして職務を遂行するために必要な基礎的な知識と技能、心構えや気配りについて学びます。
②この科目は、一般企業での営業、総務、経理等の実務を経験し、現在会社役員として勤務中の講師による授業です。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
授業計画に従って進めるので、次回学習する部分についての教科書該当箇所を読み込んだ上で授業に参加してください。
分からない事柄や用語については事前に調べ、解決できなかったことや疑問に思うことは、授業時に積極的に質問してください。
状況によっては授業計画の順番等を変更することもあるので、授業時の連絡を毎時確認してください。
(2)授業の受け方
教科書のほかに、プリントを数枚綴じた冊子を使用します。冊子はPowerPointのスライドとリンクしていますが、穴埋めの書き込みだけでなく、講師が口述した内容もメモする習慣をつけてください。実際のビジネスの場ではいちいちメモをするように指示されることはなく、一度聞いたことは理解しているものとして進められるので、メモを取る習慣を授業を通して身につけてください。
また、ビジネスワーカーとしての基本は、「自ら考え行動する」ことですので、演習やロールプレイング、グループワーク等を実施する際は、受け身ではなく、積極的に取り組むようにしてください。
(3)復習の仕方
授業で学んだことが知識として定着するよう、課題を提示したり練習問題の配布をしたりすることがあります。教科書、サブノート、書き込みメモなどを参考に取り組んでください。また、授業で学んだビジネス一般知識は、新聞やテレビニュース、ネットニュース等で見たり聞いたりすることがたくさんあります。国内外問わず様々なニュースに日ごろから触れる習慣をつけ、学んだ知識とリンクさせながら、情報収集をする姿勢を身につけてください。

5.受講にあたってのルール
①授業を妨げる行為については、退室の指示をすることがあります。
②欠席、遅刻、早退についてはできるだけ事前に届出書類を提出して下さい。やむを得ない事情がある場合は、その事情が生じた時点で講師に説明をし、後日届出書を提出してください。説明なく入退室をすることのないようにしてください。ビジネスの場でも、同様であることを意識してください。また、無断欠席、遅刻、早退については評価の際に減点の対象とします。出席が授業回数の3分の2に満たない場合は、学校のルールに基づき、原則として試験の受験資格を失うことになります。
③提出物、課題については期日厳守とします。納期意識を持つことはビジネスワーカーの基本であることを意識してください。遅延提出や未提出については、評価の際に減点の対象とします。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション(授業の進め方と評価方法について)
第1章 秘書ビジネス実務の基本
秘書の資質、職務知識について
【予習】教科書1〜14頁(第1章 秘書ビジネスの基本)
【復習】サブノート該当箇所をまとめる
第2回
会社・企業と経営管理について
株式会社について
【予習】教科書183・187頁(資料)
【復習】サブノート該当箇所をまとめる
第3回
第2章 秘書とスケジューリング
人事・労務に関する知識
【予習】教科書15-28頁(第2章 秘書とスケジューリング)、教科書183・187頁(資料)
【復習】サブノート該当箇所をまとめる
第4回
マーケティングについて
会計・財務、税務の基礎知識
【予習】教科書184・185(資料)
【復習】サブノート該当箇所をまとめる
第5回
金融と経営法務についての基礎知識
郵便の受発信業務について
秘文書の取り扱いについて
【予習】教科書185・186(資料)
【復習】サブノート該当箇所をまとめる
第6回
第3章 秘書のコミュニケーション
敬語の種類と正しい敬語、接遇表現
【予習】教科書29-44頁(第3章 秘書のコミュニケーション)
【復習】サブノート該当箇所をまとめる
第7回
第3章 秘書のコミュニケーション
上手な話し方と聞き方
【予習】教科書45〜54頁(第3章 秘書のコミュニケーション)
【復習】サブノート該当箇所をまとめる
第8回
第4章 秘書の応対業務
接遇の心構え、受付と取次
【予習】教科書55-67頁(第4章 秘書の応対業務)
【復習】サブノート該当箇所をまとめる
第9回
来客応対の常識(席次・茶菓の接待)
名刺整理、資料整理、オフィスの環境整備について
【予習】教科書55-67頁(第4章 秘書の応対業務)
【復習】サブノート該当箇所をまとめる
第10回
第4章 秘書の応対業務
電話応対の知識
【予習】教科書68〜80(第4章 秘書の応対業務)
【復習】サブノート該当箇所をまとめる
第11回
第5章 出張のコーディネート
上司の出張とスケジュール管理
【予習】教科書82〜104頁(第5章 出張のコーディネート)
【復習】サブノート該当箇所をまとめる
第12回
第6章 会議のコーディネート
会議の基礎知識について
【予習】教科書106〜127頁(第6章 会議のコーディネート)
【復習】サブノート該当箇所をまとめる
第13回
第7章 慶弔・贈答のコーディネート
慶弔時のマナーについて
【予習】教科書130〜147頁(第7章 慶弔・贈答のコーディネート)
【復習】サブノート該当箇所をまとめる
第14回
第7章 慶弔・贈答のコーディネート
贈答マナーについて
【予習】教科書148-158頁(第7章 慶弔・贈答のコーディネート)
【復習】サブノート該当箇所をまとめる
第15回
期末試験
第16回
予習・復習
予習・復習について
各回の授業内容に該当するテキストの箇所に目を通して臨んでください。復習では、授業内容を振り返り、ノートをまとめるなどして知識を定着させるよう努めてください。また、授業時に課題を提示することがあるので、期日を守るよう心掛けてください。
目安の時間は、授業1コマにつき、予習90分、復習90分です。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
期末試験80%
受講態度20%
※受講態度とは、演習の取り組み姿勢や課題提出の状況と出欠(遅刻早退を含む)状況をいいます。
 なお出欠(遅刻早退を含む)状況は事情により判断します。

8.参考図書・文献
秘書検定2級実問題集2025年度版
早稲田教育出版
秘書検定準1級実問題集2025年度版
早稲田教育出版
秘書検定1級実問題集2025年度版
早稲田教育出版

9.履修上の注意
①本科目は、上級ビジネス実務士資格の必修科目です。
②対面授業が中止の場合は、休講にします。補講は追ってお知らせします。
③受講に際し心配のある学生は申し出てください。特別な配慮をする場合があります。
④欠席、遅刻、早退についてではできるだけ事前に届出書類を提出して下さい。やむを得ない事情がある場合は、その事情が生じた時点で講師に説明をし、後日届出書を提出してください。説明なく入退室をすることのないようにしてください。ビジネスの場でも、同様であることを意識してください。また、無断欠席、遅刻、早退については評価の際に減点の対象とします。出席が授業回数の3分の2に満たない場合は、学校のルールに基づき、原則として試験の受験資格を失うことになります。