シラバス情報

科目名
社会福祉援助技術実習
開講年度学期
2025年度前期、2025年度後期
配当学年
3年
ナンバリング
単位
5.00単位
時間
教室
教科書

1.担当教員
担当教員
白川 充
研究室
5号館4階
オフィスアワー
金曜日4時限(14:40〜16:10)

2.授業の目的
(1)授業の目的
 社会福祉援助技術実習(指定科目名は「ソーシャルワーク実習」)の目的は、大学で学んだソーシャルワークの理論と方法、特にミクロ・メゾ・マクロレベルのソーシャルワークの展開について、実習を通して実際に取り組んでみることによってコンピテンシーの獲得、専門職としての実践力を養うことを目的としている。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
 指定科目「ソーシャルワーク実習」のねらいとして以下の5項目が提示されている。
①ソーシャルワークの実践に必要な各科目の知識と技術を統合し、社会福祉士としての価値と倫理に基づく支援を行うための実践能力を養う。
(心福DP(1)、心福DP(2)、心福DP(3)、心福DP(4))
②支援を必要とする人や地域の状況を理解し、その生活上の課題(ニーズ)について把握する。
(心福DP(1)、心福DP(2)、心福DP(3)、心福DP(4))
③生活上の課題(ニーズ)に対応するため、支援を必要とする人の内的資源やフォーマル・インフォーマルな社会資源を活用した支援計画の作成、実施及びその評価を行う。
(心福DP(1)、心福DP(2)、心福DP(3)、心福DP(4))
④施設・機関等が地域社会の中で果たす役割を実践的に理解する。
(心福DP(1)、心福DP(2)、心福DP(3)、心福DP(4))
⑤総合的かつ包括的な支援における多職種・多機関、地域住民等との連携のあり方及びその具体的内容を実践的に理解する。
(心福DP(1)、心福DP(2)、心福DP(3)、心福DP(4)、心福DP(5))
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
2025年度版DP【https://drive.google.com/file/d/1ILxl3LLuFvjYjb2-vAQtQ3KVYPA2AHEF/view?usp=sharing】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
2025年度版カリキュラムマップ【https://drive.google.com/file/d/1fwNzovxKgLy1OA-V682iU3G5pWAc99Sw/view?usp=sharing】

3.授業の概要
 社会福祉援助技術実習(ソーシャルワーク実習)は、異なる機関・事業所の2カ所以上で行うこととし、1つの機関・事業所において 180 時間以上の実習を必須とする。以下に示す項目は、指定科目「ソーシャルワーク実習」において、実習指導者による指導を受ける内容(教育に含むべき事項)である。
①利用者やその関係者(家族・親族、友人等)、施設・事業者・機関・団体、住民やボランティア等との基本的なコミュニケーションや円滑な人間関係の形成
②利用者やその関係者(家族・親族、友人等)との援助関係の形成
③利用者や地域の状況を理解し、その生活上の課題(ニーズ)の把握、支援計画の作成と実施及び評価④多職種連携及びチームアプローチの実践的理解
⑤当該実習先が地域社会の中で果たす役割の理解及び具体的な地域社会への働きかけ
⑥地域における分野横断的・業種横断的な関係形成と社会資源の活用・調整・開発に関する理解
⑦施設・事業者・機関・団体等の経営やサービスの管理運営の実際(チームマネジメントや人材管理の理解を含む。)
⑧社会福祉士としての職業倫理と組織の一員としての役割と責任の理解
⑨ソーシャルワーク実践に求められる以下の技術の実践的理解(アウトリーチ、ネットワーキング、コーディネーション、ネゴシエーション、ファシリテーション、プレゼンテーション、ソーシャルアクション)

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
(2)授業の受け方
(3)復習の仕方

5.受講にあたってのルール

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
第16回
第17回
第18回
第19回
第20回
第21回
第22回
第23回
第24回
第25回
第26回
第27回
第28回
第29回
第30回
第31回
第32回
予習・復習

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
 評価方法は以下の(1)(2)を柱として総合的に評価する。またこの評価は「社会福祉援助技術実習指導Ⅱ」とも連動させる。その理由は、実習教育は実習前教育の取り組み、実習中の取り組み(実習)、実習後教育の取り組みという一連の取り組みの成果によるものであり、実習中の取り組みだけを取り合あげる、あるいは、実習先の評価のみを取り上げることはできないからである。また実習先の実習内容の格差・特徴もあるため、教員による総合的な評価が重視されることになる。
(1)実習指導者による実習評価表
(到達目標①、到達目標②、到達目標③、到達目標④、到達目標⑤)
(2)実習担当教員による総合評価(実習日誌、実習課題、巡回指導等)
(到達目標①、到達目標②、到達目標③、到達目標④、到達目標⑤)

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
(1)社会福祉援助技術実習指導Ⅰが履修済みであり、社会福祉援助技術実習指導Ⅱを受講していること。 
(2)社会福祉士国家試験受験資格取得「指定科目」であるため、その内容と水準は厚生労働省指定となる。
(3)時間割にない科目であるため履修登録ミスのないよう注意すること。
(4)特別な配慮を要する学生は個別に相談に応じる。