シラバス情報

科目名
自然地理学
開講年度学期
2025年度前期
配当学年
2年
ナンバリング
単位
2.00単位
時間
月曜日V時限(16:20〜17:50)
教室
教科書
指定しない

1.担当教員
担当教員
高橋 信人
研究室
非常勤講師室
オフィスアワー
月曜日 16:00〜16:20

2.授業の目的
(1)授業の目的
過去から現在に至る地形や気候の形成過程とその原理を学び,自然の恩恵,自然災害,環境問題が,人間活動と自然の作用のどのような関わり,バランスのもとで生じているのかを理解する。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①地形・気候の現状と成り立ちを理解し,説明できる。
 <GSDP1①、GSDP1②>
②さまざまな自然現象を,各事象がもつ時間・空間スケールを理解して捉えることができる。
 <GSDP1①、GSDP1②、GSDP4①>
③自然の恩恵,自然災害,環境問題を,自然の作用と人間活動の関わりの視点に立って考察することができる。
 <GSDP1①、GSDP1②、GSDP4①>
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
2025年度版DP【https://drive.google.com/file/d/1ILxl3LLuFvjYjb2-vAQtQ3KVYPA2AHEF/view?usp=sharing】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
2025年度版カリキュラムマップ【https://drive.google.com/file/d/1fwNzovxKgLy1OA-V682iU3G5pWAc99Sw/view?usp=sharing】

3.授業の概要
講義を通じ,さまざまな時間・空間スケールで地形・気候の事象をとらえ,それらの現在に至るまでの過程,成り立ちを学ぶ。さらに,それらが人間活動に与える影響,および,人間活動がそれらへ与える影響について考察する。タブレット端末等を活用し,意見・見解や問に対する答えを収集してディスカッションをおこなうなど,一部にアクティブ・ラーニング,双方向型授業を取り入れる。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
事前に,配付されたレジュメに目を通し,講義内容を確認するとともに,知らない用語などについて書籍やインターネットで調べておくこと。
(2)授業の受け方
配付されたレジュメを持参し,講義で説明された内容を自分のことばで整理・加筆すること。講義での問いかけに対して積極的に自身の見解を述べ,議論に加わって講義内容の理解に努めること。
(3)復習の仕方
配布されたレジュメを確認し,レジュメに基づいて講義で扱われた内容を自分のことばで人に説明できるようにしておくこと。講義で扱われた内容について,書籍やインターネットで調べて知識や理解を広げること。

5.受講にあたってのルール
毎回,講義で配布されるレジュメを持参すること。GoogleのFormsなどを活用して意見や見解を収集することがあるため,インターネットを利用できる環境(スマートフォン,パソコン,タブレット端末等)を準備しておくこと。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
ガイダンス・自然地理学がめざすもの
予習:シラバスの確認
第2回
大陸移動・プレートテクトニクス
復習:内容の再確認と書籍等による理解の深化
予習:レジュメの内容確認と事前学習
第3回
大地の動き〜火山〜
復習:内容の再確認と書籍等による理解の深化
予習:レジュメの内容確認と事前学習
第4回
大地の動き〜地震〜
復習:内容の再確認と書籍等による理解の深化
予習:レジュメの内容確認と事前学習
第5回
活断層
復習:内容の再確認と書籍等による理解の深化
予習:レジュメの内容確認と事前学習
第6回
平野の形成
復習:内容の再確認と書籍等による理解の深化
予習:レジュメの内容確認と事前学習
第7回
日本列島・東北地方の形成
復習:内容の再確認と書籍等による理解の深化
予習:レジュメの内容確認と事前学習
第8回
仙台の地形・地盤災害
復習:内容の再確認と書籍等による理解の深化
予習:レジュメの内容確認と事前学習
第9回
大気放射
復習:内容の再確認と書籍等による理解の深化
予習:レジュメの内容確認と事前学習
第10回
大気大循環
復習:内容の再確認と書籍等による理解の深化
予習:レジュメの内容確認と事前学習
第11回
気候帯の成因
復習:内容の再確認と書籍等による理解の深化
予習:レジュメの内容確認と事前学習
第12回
世界の土壌・植生
復習:内容の再確認と書籍等による理解の深化
予習:レジュメの内容確認と事前学習
第13回
砂漠と砂漠化
復習:内容の再確認と書籍等による理解の深化
予習:レジュメの内容確認と事前学習
第14回
気候変動
復習:内容の再確認と書籍等による理解の深化
予習:レジュメの内容確認と事前学習
第15回
日本の気候・東北の気候
復習:内容の再確認と書籍等による理解の深化
予習:レジュメの内容確認と事前学習
第16回
予習・復習
復習:内容の再確認と書籍等による理解の深化(各回約2時間)
予習:レジュメの内容確認と事前学習(各回約2時間)

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
・受講姿勢(20%):出席状況および講義中に行なう意見交換や討論への参加姿勢,発言内容に基づく。
 <到達目標①,到達目標②,到達目標③>
・講義中における内容理解度の確認(20%):講義中の質疑による(受講人数が多い場合はGoogle Formsなどを利用する)。講義内容を理解しているか,およびそれに基づいた見解が述べられているかを確認する。
 <到達目標①,到達目標②,到達目標③>
・小テストによる内容理解度チェック(60%=30%✕2回):ペーパーテストによる。講義内容を理解しているか,およびそれに基づいた見解が述べられているかを確認する。小テストは第8回と第15回の計2回を予定しているが,実際に実施する日時や詳細は講義中に伝達する。テスト終了後に,テストの解答説明および解説をおこなう。
 <到達目標①,到達目標②,到達目標③>

8.参考図書・文献
みわたす・つなげる自然地理学
小野 映介・吉田 圭一郎
古今書院
9784772281201

9.履修上の注意
① 自然災害を含む災害時での対面授業のとりやめの対応について
・対面授業が中止の場合は,遠隔授業を実施します。当日は必ず UNIPA を確認してください。
② 特別な配慮を要する場合
・心配のある学生は申し出ること。申し出があった場合には特別な配慮をする場合があり得ます。