シラバス情報

科目名
日本国憲法 (月曜Ⅳ校時)
開講年度学期
2025年度前期
配当学年
1年
ナンバリング
単位
2.00単位
時間
月曜日IV時限(14:40〜16:10)
教室
教科書
使用しない。

1.担当教員
担当教員
曽我 洋介
研究室
非常勤講師室
オフィスアワー
月曜日14時00分〜14時30分、18時00分〜18時30分

2.授業の目的
(1)授業の目的
 日本国憲法の各規定に何が定められているのか、それが各国家機関によってどのように実践されているのか、それらがいかなる考え方によって基礎づけられているのか、そして憲法解釈に争いのある事例がどのような考え方の違いによって惹き起こされているかについて学修する。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①各国家機関の組織と権限について記述できる。
〈学部DP2②〉
②基本的権利の内容とその実現方法について記述できる。
〈学部DP2②〉
③憲法の基礎にあってこれを支える考え方について記述できる。
〈学部DP2②〉
④国の活動に対する日本国憲法による特定の法律のあり方について、理由を示しながら論理的に記述できる。
〈学部DP2②〉
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
2025年度版DP【https://drive.google.com/file/d/1ILxl3LLuFvjYjb2-vAQtQ3KVYPA2AHEF/view?usp=sharing】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
2025年度版カリキュラムマップ【https://drive.google.com/file/d/1fwNzovxKgLy1OA-V682iU3G5pWAc99Sw/view?usp=sharing】

3.授業の概要
 日本国憲法が、どのように解釈され、どのように実践されているのかについて、その基礎にある理論とともに説明します。
 授業は、配付印刷物に沿って、e-gov法令検索、予算・決算データベース、条約データ検索その他政府の提供するウェブサイトをスクリーンに投影し、これらを参照しながら実施する。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
 下記【6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間】にそって授業を進行しますので、「予習」に記載されていることを実践しましょう。
 法令条文の一読を指示する場合、「参照予定条文」と名付けられたファイルに記載されている番号を用いて行います。このファイルはUNIPAからアクセスできるようにする予定です。そこに記載されているリンクをクリックして条文を参照しましょう。なお条文番号が指定されていない場合はタイトルだけ確認しておけば十分です。
 事前学修のための動画が用意されている場合はそれを視聴しましょう。動画ファイルはUNIPAからアクセスできるようにする予定です。
(2)授業の受け方
 教科書は使用しません。各主題ごとに配付される配付印刷物に基づいて授業を進行します。
 授業において教室のスクリーンに投影する「黒板代わりの画面」と「配付印刷物」は、PDFファイルとしても配付いたします。いずれもUNIPAからアクセスできるようにする予定ですので必要に応じてダウンロードしてください。
 教室の投影装置の性能または状態によっては、授業で投影される「黒板代わりの画面」が鮮明に表示されない可能性もあります。その場合は各自においてノートパソコンその他の機器を持ち込み、上記PDFファイルを手元で表示させることを推奨します。
 授業で説明されたことを「自分で用意したノート」に可能な限り筆記しましょう。ただし、授業中はスクリーンに投影されている「黒板代わりの画面」を書き写すことに注力する必要はありません。それはPDFファイルを参照することによっていつでも確認できるものです。
 授業中に聞き取れなかった点や、理解できなかった点は、授業後に担当教員に必ず問いただしましょう。
(3)復習の仕方
 授業中に「自分で用意したノート」に筆記したことと「黒板代わりの画面」の内容とを配付印刷物の空白部分に適切に筆記していき、配付印刷物を完成させましょう。
 課題は、提出期限までに、必ず取り組み、これを提出しなければなりません。

5.受講にあたってのルール
(1) 私語厳禁
 授業中の私語は厳に慎まなければなりません。他者の受講を妨げる者は履修者として認めません。

(2) 遅刻、早退及び欠席の取扱い
 遅刻及び早退は原則として欠席として扱います。
 遅刻、早退及び欠席したことについて、正当な理由がある場合は、大学所定の欠席届を提出してください。正当な理由がない場合は申し出る必要はありません。
 15回の授業のうち6回以上欠席した場合は及第の評価を受ける資格を失うものとします。

(3) 課題への取組
 履修者は全ての課題に取り組み、提出期限まで提出しなければなりません。提出期限後の提出は認めません。
 未提出の課題がある場合は及第の評価を受ける資格を失うものとします。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
導入と権利義務について
予習 日本国憲法の全文を一読する。事前学修動画を視聴する。
復習 授業内容を整理し、配付印刷物に書き込む。身近にある権利と義務を摘示してみる。
第2回
憲法とは何かについて(権利保障と権限配分について)
予習 次の文の関係にあるのかを考えておく。「国が奈良の大仏をつくった。」「聖武天皇が奈良の大仏をつくった。」「仏像職人が奈良の大仏をつくった。」
復習 授業内容を整理し、配付印刷物に書き込む。
第3回
法律と命令について(国会による立法と行政機関による立法)
予習 「参照予定条文」の第02章の「37」までを参照しておく。
復習 授業内容を整理し、配付印刷物に書き込む。自分の将来の職業に関わる法律と命令を摘示してみる。
第4回
法律事項について(権利を制限するための法など)
予習 「参照予定条文」の第02章の「38」から「76」までを参照しておく。
復習 授業内容を整理し、配付印刷物に書き込む。自分の将来の職業に関わる義務の根拠となっていう法律条文を摘示してみる。
第5回
非法律事項(行政機関も定められる事項)と内閣が作成し国会が承認する「予算」について
予習 「参照予定条文」の第03章の「26」までを参照しておく。
復習 授業内容を整理し、配付印刷物に書き込む。自分の将来の職業に関わる予算の項目を摘示してみる。
第6回
内閣が締結する条約について
予習 「参照予定条文」の第03章の「27」から「39」を参照しておく。
復習 授業内容を整理し、配付印刷物に書き込む。
第7回
司法権と裁判を受ける権利について
予習 権利、公益、法律事項、非法律事項を法律で規律することの意味を復習する。「参照予定条文」の第04章の「14」までを参照しておく。
復習 授業内容を整理し、配付印刷物に書き込む。
第8回
法律に基づく裁判権について
予習 「参照予定条文」の第04章の「15」から「18」を参照しておく。
復習 授業内容を整理し、配付印刷物に書き込む。
第9回
裁量権、部分社会の法理、基本的人権の機能の仕方などについて
予習 「参照予定条文」の第05章を参照しておく。
復習 授業内容を整理し、配付印刷物に書き込む。
第10回
違憲審査権の行使の仕方について
予習 「参照予定条文」の第06章を参照しておく。また、裁判所が裁判権を行使する場合を復習しておく。
復習 授業内容を整理し、配付印刷物に書き込む。
第11回
基本的人権1公共の福祉の基本的性質について
予習 「参照予定条文」の第07章の「7」までを参照しておく。法律事項、違憲審査権を再確認する。
復習 授業内容を整理し、配付印刷物に書き込む。自分の将来の職業に関わる公共の福祉と権利制限を摘示してみる。
第12回
基本的人権2諸権利の基本的性質について
予習 「参照予定条文」の第07章の「8」と「9」、日本国憲法第03章全体を参照しておく。
復習 授業内容を整理し、配付印刷物に書き込む。
第13回
基本的人権3権利制限の合憲性審査について
予習 違憲審査権を確認する。「参照予定条文」の第07章の「10」から「19」を参照しておく。
復習 授業内容を整理し、配付印刷物に書き込む。
第14回
自衛権と戦争等について
予習 「参照予定条文」の第08章の「5」までを参照しておく。第03章第3節を復習しておく。
復習 授業内容を整理し、配付印刷物に書き込む。
第15回
日本国憲法9条の解釈について
予習 自衛権を復習しておく。「参照予定条文」の第08章を「6」から「8」までを参照しておく。
復習 授業内容を整理し、配付印刷物に書き込む。
第16回
予習・復習
予習 上記各回を参照して実践しましょう。(概ね90分)
復習 「自分で用意したノート」に筆記したことと「黒板代わりの画面」の内容とを配付印刷物の空白部分に適切に筆記していき、配付印刷物を完成させましょう。課題は、提出期限までに、必ず取り組み、これを提出しなければなりません。(概ね150分)

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
課題への取組 100%

①課題の種類
・ノートの提出 → ② (到達目標の1〜3)
・確認問題 → ③ (到達目標の1〜4)

※課題共通の注意点
・課題は、毎回出題するわけではないが、複数回出題する。
・各課題は、10点満点で評価し、その合計点を100点満点に換算する。
・課題の出題と回収は、UNIPAを使用して行う予定である。
・全ての課題を提出しなければならない。
・提出期限を厳守しなければならない。正当な理由のない限り、締切後の提出を認ない。
・判読困難な記述をしてはならない。

②「ノートの提出」の注意事項
 この課題は、履修者が適切に受講しているかを点検することを目的としている。
 履修者は、配付印刷物の空白部分に授業内容を記述し、担当教員に指示された部分を提出する。
 ノートの作成と提出の方法については授業で説明する。
 講評は採点後に行う。

※評価の目安
・授業で説明したことを最低限記述している場合に6点以上の点を付与する。
・授業で説明したことを概ね記述している場合に8点以上の点を付与する。
・説明に用いた図や黒板に記述していない事項もチェック対象となる。
・適切な場所に関連付けて記述しているもののみを評価する。
・記述場所が足りず欄外部分を使用する場合には、適切な場所から誘導すること。
・6点未満の場合は再提出の機会を付与することがある。

③「確認問題」の注意事項
 この課題は、履修者が授業内容を理解した上で、その理解を応用できるかを点検することを目的としている。
 課題の解説は、提出期限の経過後に行う。

※評価の目安
・問われていることに誠実に応答し、説明している答案には原則として5点を付与する。
・授業内容に適合する答案にはその度合いに応じて加点する。
・説明不十分な答案はその度合いに応じて減点する。

8.参考図書・文献
判例憲法(第3版)
大石眞・大沢秀介編著
有斐閣
978-4-6412-2703-3
憲法判例百選Ⅰ第7版
長谷部恭男他編
有斐閣
978-4-641-11545-3
憲法判例百選Ⅱ第7版
長谷部恭男他編
有斐閣
978-4-641-11546-0

9.履修上の注意
・教育職員の免許を得るために必要な科目になります。
・受講に際して、心配ごとや不安なことがある場合は相談してください。障害等により学修上の困難がある場合は申出により合理的な配慮を行うことがあります。