シラバス情報

科目名
基礎栄養学実験
開講年度学期
2025年度前期
配当学年
2年
ナンバリング
単位
1.00単位
時間
木曜日Ⅲ・Ⅳ限(13:00〜15:15)
教室
実験室2
教科書
Nブックス 実験シリーズ 基礎栄養学実験

1.担当教員
担当教員
相澤 恵美子
研究室
1号館6階 177研究室
オフィスアワー
木曜日Ⅴ限(16:30〜17:50)
事前にメールを必ず下さい
e-aizawa@sendai-shirayuri.ac.jp

2.授業の目的
(1)授業の目的
1年後期の基礎栄養学で学んだことを土台にし、基礎栄養学実験を通して各栄養素の構造や性質の違いを理解する。さらに、実験技術の習得及びレポート作成を通して正確な知識が得られる。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
栄養素の分解・生成について理解を深める。
学科DP① 人の健康と栄養および疾病の成り立ちに関する専門基礎知識を身につけている。
    ② 人間の食行動と食環境を把握しエビデンスに 基づく基準に照らして、 健康・栄養課題への支援や対策の実践的方法の基礎を身につけている。
に基づき、 特に専門基礎分野の知識の獲得と実践力の修目指す科目である。
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
2025年度版DP【https://drive.google.com/file/d/1ILxl3LLuFvjYjb2-vAQtQ3KVYPA2AHEF/view?usp=sharing】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
2025年度版カリキュラムマップ【https://drive.google.com/file/d/1fwNzovxKgLy1OA-V682iU3G5pWAc99Sw/view?usp=sharing】

3.授業の概要
糖・タンパク質・脂質・ビタミンにおける実験等を行い、各栄養素について理解を深める。
実験ごとに個別でレポートを作成することで、知識の定着をはかる。
ICT教育の実践:実験の反応の待ち時間などを利用し、関連領域の知識確認を行うのでPCを持参の事

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
あらかじめ教科書及び配布プリントなどで、実験手順をよく読みこなしておくこと。
関連する文献を実験前に調べて、教科書以外の情報も理解しておく。
実験で使用する試薬について、どんな反応のために使用するのか、取扱上の注意などを調べて参加すること
(2)授業の受け方
①落ち着いて、冷静に実験に取り組むこと。
②注意事項をきちんと把握しておくこと。
③実験過程の変化について、こまめに記録をとる習慣をつけること
④実験中の事故を防ぐため、ピアス、指輪、ネックレスなどの装飾品は避ける事
⑤白衣を必ず着用のこと
⑥実験室での転倒や試薬によるやけど事故を防ぐため、かかとの低いスニーカーを履くこと
(3)復習の仕方
実験内容について丁寧にレポートをまとめること。
特に考察は必ず文献などを調べて、考察する習慣をつける

5.受講にあたってのルール
(1)受講時の基本姿勢(マナー)
 受講時は、私語を慎み、居眠り・内職等は行わないこと
(2)欠席・遅刻・早退の扱い
・出欠確認はUNIPAを使用する。
 遅刻・早退は「2回で1回」の欠席とみなす。20分を超える遅刻・早退は欠席扱いとする。ただし、やむを得ない理由(公共交通機関の遅延は遅延証明書を提出のこと)がある場合を除く。
・欠席した際の、「欠席届」の提出は不要であるが、欠席する際の連絡(メール等)を必ず行うこと。
・日頃より健康管理には十分留意してできるだけ欠席のないようにすること。
・なお欠席とは授業をリアルタイムに受講できなかった場合で、病気、事故、就職活動、忌引き、天災地変等の理由で受講できなかった場合すべてにおいて欠席回数として数える。
 ただし感染症等による出校停止については医師の診断書により配慮する。


 

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
4月10日
実験を始める前にオリエンテーション
操作の基本
pHメーターの考え方
消化吸収について復習
教科書に目を通しておくこと P1~15
初回なのでレポートの書き方や、実験についての講義 
実験室で行う
第2回
4月17日
酸とは何か、アルカリとは何か
実験資料配布
実験室で実験
第3回
4月24日
タンパク質の定性
関連の資料を調べておくこと
実験室で実験
第4回
5月1日
糖溶液の判定
教科書 P20-22を確認しておくこと
実験室で実験
第5回
5月15日
糖質実験Ⅰ
関連資料を調べておくこと
実験室で実験
第6回
5月22日
糖質実験Ⅱ
グルコースは細胞の中でどう変わる?
関連資料を調べておくこと
実験室で実験
第7回
5月29日
タンパク質
等電点沈殿を利用した牛乳からのカゼインの分離
教科書 P32-33をよく確認しておくこと
実験室で実験
第8回
6月5日
アミノ酸の薄層クロマトグラフィー
教科書 P48-49をよく確認しておくこと
実験室で実験
第9回
6月12日
脂質の定性
溶解性
乳化反応
教科書 P50-51をよく確認しておくこと
実験室で実験
第10回
6月19日
コレステロール反応
教科書 P52-53をよく確認しておくこと
実験室で実験
第11回
6月26日
ビタミンB1・B2の定性
教科書 P64-65をよく確認しておくこと
実験室で実験
第12回
7月3日
乳酸脱水素酵素 ALP・LDH
教科書 P80-83をよく確認しておくこと
実験室で実験
第13回
7月10日
呼気ガス分析によるエネルギー代謝測定
エネルギー代謝測定について文献などで調べておく
実験室で実験
第14回
7月17日
これまでの実験についてのまとめ発表準備
第15回
7月24日
グループの発表
これまでの実験について担当班がまとめ発表し、特に考察について他の班とDiscussionをする
実験室
第16回
予習・復習

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
実験レポート(70%)
実験態度及び確認テスト(20%)
発表(10%)で評価する。

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
①実験の際は、白衣を着用のこと。
②衣服は動きやすく、もし汚れても許容できるものを着用のこと。
③安全の為ピアス、指輪、ネックレスなどのアクセサリーは外す、かかとの高い靴、素足は厳禁。実験用シューズが好ましい。
④髪の毛の長い人はゴムやピンでしっかりとまとめること。
⑤「自然災害を含む災害時での対面授業の取りやめの対応について」
遠隔授業を実施する場合があるので、対面授業が中止になった当日は、必ず UNIPAを確認のこと