シラバス情報

科目名
幼児教育基礎演習A
開講年度学期
2025年度後期
配当学年
1年
ナンバリング
単位
1.00単位
時間
火曜日Ⅳ時限(14:40〜16:10)
教室
121教室
教科書
わかる・書ける・使える 保育の基本用語(わかば社)

1.担当教員
担当教員
松好 伸一、津田 綾子、三浦 主博
研究室
5号館4階(三浦・松好)/5号館3階・学科研究室(津田)
オフィスアワー
三浦:

2.授業の目的
(1)授業の目的
①保育者に必要となる基本的な知識・技能を身につける。
②幼稚園一日観察実習、保育所一日観察実習に向けて、基礎的・基本的な事項を学ぶ。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①幼稚園・保育所・認定こども園について理解する。
<子教DP5>
②保育者として必要なマナーを身につける。
<子教DP7><子教DP8>
③保育の記録を作成するために必要な文章力を身につける。
<子教DP6>
④実習において活用できる児童文化財について学ぶ。
<子教DP5><子教DP6>
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
2025年度版DP【https://drive.google.com/file/d/1ILxl3LLuFvjYjb2-vAQtQ3KVYPA2AHEF/view?usp=sharing】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
2025年度版カリキュラムマップ【https://drive.google.com/file/d/1fwNzovxKgLy1OA-V682iU3G5pWAc99Sw/view?usp=sharing】

3.授業の概要
本授業では、保育現場で必要な基礎的な知識や技能を身につけるために、演習を中心に行い、さまざまな課題に取り組んでもらう。
授業方法として、グループでの話し合いや、ロールプレイ等のアクティブラーニングとICT(UNIPA)を活用した授業を実施する。
この科目は幼稚園・保育所(松好・津田)での実務経験のある教員が含まれる授業である。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
「授業計画と予習・復習の内容及び必要な時間」に沿って、授業を展開するので、配布プリント等の資料を読んで準備し、前回までの学習内容を確認しておく。
(2)授業の受け方
授業に関連する重要事項を聞き漏らさず、必要な準備を進められるように心がけ、自身の課題に取り組む。
(3)復習の仕方
毎回の授業内容を復習し、十分に理解できなかった内容(専門用語など)について自分で調べたり、担当教員に質問したりして理解を深める。

5.受講にあたってのルール
(1) 受講時の基本姿勢(マナー):受講時は、私語を慎み、居眠り・内職等は行わないこと。演習中心の授業のため、欠席をせず、課題にしっかりと取り組み、また提出物は期限を守る。
(2) 遅刻・欠席・早退の扱い:30分を超える遅刻は欠席扱いとし、遅刻2回で1回の欠席とみなす。早退は欠席とみなす。欠席した場合は、「欠席届」を提出すること。
(3) 授業15回のうち、欠席回数が3分の1以上の者は単位を認定しない(すなわち再履修となる)。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション
・実習計画、内規の確認
幼稚園一日観察実習の感想記入
当該科目の授業内容・計画について理解する。
三浦・松好・津田
第2回
幼稚園一日観察実習の振り返り
・グループワーク
◆手紙の課題
9月に実施した幼稚園一日観察実習の振り返りを行う。
三浦・松好・津田
第3回
児童文化財について学ぶ①
・折り紙
文章の作成①(抱負)
配布プリントをよく読んでくる。
文章表現について学ぶ。
三浦・松好・津田
第4回
児童文化財について学ぶ②
・折り紙作品の発表
保育教材について学ぶ
三浦・松好・津田
第5回
保育とマナー①
・外部講師による日常生活のマナー
外部講師の講演をもとにマナーについて学ぶ
三浦・松好・津田
第6回
保育とマナー②
・基本的なマナー
・メールの送信
漢字の練習①4月
配布プリントをよく読んでくる。
三浦・松好・津田
第7回
保育とマナー③
・訪問時のマナー
・メールの書き方解説
文章の作成②(新聞記事)
配布プリントをよく読んでくる。
三浦・松好・津田
第8回
保育とマナー④
・手紙の書き方
漢字の練習②5月
配布プリントをよく読んでくる。
三浦・松好・津田
第9回
保育とマナー⑤
・食事のマナー(箸の持ち方)
・鉛筆の持ち方
文章の作成③(新聞記事)
配布プリントをよく読んでくる。
三浦・松好・津田
第10回
保育とマナー⑥
・環境整備(箒、雑巾の扱い方)
漢字の練習③6月
配布プリントをよく読んでくる。
三浦・松好・津田
第11回
保育所幼稚園実習先希望調査
・実習先の説明
文章の作成④(新聞記事)
3年次の学外実習を希望する保育所・幼稚園を調べる
配布プリントをよく読んでくる。
三浦・松好・津田
第12回
保育所一日観察実習に向けて①
・保育用語について
漢字の練習④7月
2月に実施する保育所一日観察実習の準備を行う
三浦・松好・津田
第13回
保育所一日観察実習に向けて②
・保育教材の準備
2月に実施する保育所一日観察実習の準備を行う
三浦・松好・津田
第14回
保育所一日観察実習に向けて③
・保育教材について学ぶ
三浦・松好・津田
第15回
保育所一日観察実習に向けて③
 一日観察実習オリエンテーション
2月に実施する保育所一日観察実習の準備を行う
三浦・松好・津田
第16回
予習・復習
日頃より教職、保育に対する自分の考えをまとめておくこと。復習では、その日のうちにノートをまとめ、疑問点等を調べて加筆しておく。
※目安の時間として、授業1コマにつき、予習・復習合わせて90分程度が必要。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1) 受講態度(60%)・・・出席を重視する。
<到達目標②、到達目標④>
(2) 提出物 (40%)・・・授業内で指示した課題等の提出状況。
<到達目標①、到達目標③>

8.参考図書・文献
教育実習の手引き
宮城県幼稚園教育実習連絡協議会
保育実習の手引き
宮城県保育士養成校連絡協議会
幼稚園教育要領解説
文部科学省
フレーベル館
保育所保育指針解説
厚生労働省
フレーベル館
幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説
内閣府・文科省・厚労省
フレーベル館

9.履修上の注意
・「保育士資格」「幼稚園教諭一種免許状」取得希望者は必修科目です。
・学外実習に出るための大事な内容を学ぶ授業のため、極力欠席をしないこと。やむを得ない事情で欠席・遅刻・早退した場合は、次の授業までに授業担当者に申し出てください。
・課題提出にあたっては期限を厳守すること。欠席した分の課題も必ず提出してもらいます。
・受講に際して、心配や不安なことがある場合は、必ず2回目の授業までに担当者に相談してください。事情によっては、特別な配慮を行う場合があります。2回目以降の授業でも、履修の途中で特別な事情が生じた場合についても、できるだけ早く相談に来て下さい。
【自然災害を含む災害時の授業対応について】
・遠隔授業(ZOOMを使用)を実施しますので、対面授業が中止になった当日は、必ずUNIPAを確認してください。