シラバス情報
教員名 : 三浦 主博
科目名
子ども家庭福祉
開講年度学期
2024年度後期
配当学年
2年
ナンバリング
単位
2単位
時間
金曜日Ⅱ時限(10:40〜12:10)
教室
123教室
教科書
「図解で学ぶ保育 子ども家庭福祉」直島正樹・河野清志編著、萌文書林
1.担当教員
担当教員
三浦 主博
研究室
5号館4階
オフィスアワー
【後期】木曜日4限目、金曜日3限目
2.授業の目的
(1)授業の目的
保育士養成課程における保育の本質・目的に関する科目であり、保育士資格取得のための必修科目である。
授業を通して保育士として必要な子ども家庭福祉に関する基本的事項について理解することを目的とする。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①現代社会における子ども家庭福祉の意義と歴史的変遷について理解する。
<発達DP1><発達DP2>
②子どもの人権擁護について理解する。
<発達DP2><発達DP4>
③子ども家庭福祉の制度や実施体系等について理解する。
<発達DP1><発達DP2>
④子ども家庭福祉の現状と課題について理解する。
<発達DP3>
⑤子ども家庭福祉の動向と展望について理解する。
<発達DP3>
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】
3.授業の概要
現代社会における子ども家庭福祉の意義と歴史的変遷について理解する。また、子どもの人権擁護について理解する。以上の基本的なことを理解した上で、子ども家庭福祉の制度や実施体系等について、現状と課題について理解する。さらに、子ども家庭福祉の動向と展望についても理解する。
講義を中心とするが、理解を深めるためにグループワークを通して意見交換や課題の検討なども行う。また、グループワークでの成果を発表する機会を設ける。
4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
「授業計画と予習・復習の内容及び必要な時間」にそって、授業を展開するので、教科書を読んで準備し、前回までの学習内容を確認しておく。
(2)授業の受け方
PowerPointを使って説明するため、授業内容をしっかりとノートに取ること。
(3)復習の仕方
毎回の授業内容を復習し、十分に理解できなかった内容(専門用語など)について自分で調べたり、担当教員に質問したりして理解を深める。
5.受講にあたってのルール
(1) 受講時の基本姿勢(マナー):受講時は、私語を慎み、居眠り・内職等は行わないこと。欠席をせず、課題にしっかりと取り組み、また提出物は期限を守る。
(2) 遅刻・欠席・早退の扱い:30分を超える遅刻は欠席扱いとし、遅刻2回で1回の欠席とみなす。早退は欠席とみなす。欠席した場合は、「欠席届」を提出すること。
(3) 期末試験の受験資格:授業15回のうち、欠席回数が3分の1以上の者は期末試験を受験できない。
6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
回
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション
当該科目の授業内容・計画について理解する。
第2回
子ども家庭福祉の理念と概念
教科書1章1〜2を読み、予習・復習をする。
第3回
子どもの権利
教科書1章3を読み、予習・復習をする。
第4回
子ども家庭福祉の歴史
教科書2章を読み、予習・復習をする。
第5回
子ども家庭福祉の制度と法体系①:児童福祉法
教科書3章1を読み、予習・復習をする。
第6回
子ども家庭福祉の制度と法体系②:子どもを守る法律/保護者の福祉と母子の健康に関する法律
教科書3章2〜4を読み、予習・復習をする。
第7回
子ども家庭福祉の機関
教科書4章1を読み、予習・復習をする。
第8回
子ども家庭福祉の施設①
教科書4章2〜3を読み、予習・復習をする。
第9回
子ども家庭福祉の施設②
教科書4章2〜3を読み、予習・復習をする。
第10回
子ども家庭福祉の施設③
教科書4章2〜3を読み、予習・復習をする。
第11回
子ども家庭福祉の専門職
教科書4章4を読み、予習・復習をする。
第12回
少子化と子育て支援
教科書5章1〜3を読み、予習・復習をする。
第13回
子ども家庭に関するサービス
教科書5章4〜5を読み、予習・復習をする。
第14回
子育て支援と子どもに関する諸問題
教科書6章を読み、予習・復習をする。
第15回
子ども家庭福祉の動向と展望
教科書7章を読み、予習・復習をする。
第16回
期末試験
予習・復習
講義中心で、UNIPAを通してプリントを事前に配布するので、授業前に目を通して、学習内容の理解に努めること。
復習では、授業内容を振り返り、十分に理解できなかった内容(専門用語など)について自分で調べたり、担当教員に質問したりして理解を深める。
目安の時間として、授業1コマにつき、予習120分、復習120分程度が必要。
7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1)受講態度(20%)…授業への取り組みの姿勢を重視します。
<到達目標④、⑤>
(2)試験(80%)…最終回に、持込可で試験を実施する。
<到達目標①、②、③、④、⑤>
期末試験の結果は後日機会を設けてフィードバックします。
8.参考図書・文献
授業の中で紹介します。
9.履修上の注意
・受講に際して、心配や不安なことがある場合は、必ず2回目の授業までに担当者に相談してください。事情によっては、特別な配慮を行う場合があります。2回目以降の授業でも、履修の途中で特別な事情が生じた場合についても、できるだけ早く相談に来て下さい。
【(自然)災害時の授業対応について】
・遠隔授業(Zoomを使用)を実施しますので、対面授業が中止になった当日は、必ずUNIPAを確認してください。