シラバス情報

科目名
子育て支援
開講年度学期
2024年度後期
配当学年
3年
ナンバリング
単位
1単位
時間
教室
教科書

1.担当教員
担当教員
兎澤 聖
研究室
オフィスアワー

2.授業の目的
(1)授業の目的
子育て支援の意義・内容・方法等を理解し、知識・技術を活用できる力を身につけることを目的とする。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①子育て家庭を取り巻く社会的状況や支援体制について理解することができる。
②子育て支援の意義・内容・方法等を理解し、活用することができる。
③特に福祉的な対応を要するケースに対し、保育現場でどのように保育ソーシャルワークを実践していけるかを理解し、説明することができる。

人間発達学科のディプロマポリシー「(2)保育士、幼稚園教諭、小学校教諭等の教育・保育に関する職業をめざす学生は、子どもの成長発達を支える専門職として必要な知識・技能を十分身につけている。」に基づき、特に保育相談支援の意義・内容・方法等を理解し、知識・技術を活用できる力を養うことを目指す科目である。
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】

3.授業の概要
この授業では、子育て支援の実際について、事例検討を行い、内容・方法・留意点について解説する。また、保育所での事例を取り上げながら、保育者に求められる基本的態度やソーシャルワークの過程について、アクティブラーニング形式(個人ワークやグループワーク、事例検討、全体での意見交換)で体験的に学び、さらに演習の振り返りと解説を加えながら理解を深めます。この科目は社会福祉士の資格を有し、児童養護施設において児童指導員、家庭支援専門相談員の実務経験のある教員(兎澤)が担当する。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
その日のテーマに沿って教科書の該当箇所に目を通しておくこと。
(2)授業の受け方
授業はプリントを配布し、PowerPointのスライドで進めていく。授業中に重要だと思ったことや疑問に思ったことなどはメモすること。
(3)復習の仕方
授業で配布したプリントやワークシートを見直し、不明な点や疑問点については改めて参考書等を調べて加筆するとよい。

5.受講にあたってのルール
①受講時の基本姿勢(マナー)…私語を慎み、居眠り・内職等は行わないこと。
②遅刻、欠席、早退等の扱い…遅刻3回で1回の欠席とみなす。欠席した場合は「欠席届」を提出すること。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
・オリエンテーション・シラバス説明
・保育指導とは何か
(予習)本授業のシラバスを一読し、自分なりのイメージや理解をもって参加する。
(復習)プリントやワークシートの見直し、参考書等を用いて内容の理解を深める。
第2回
・保護者支援の実践例①
・子ども・保護者の状況・状態の把握と養育力の向上(1)
(予習)配布プリントや参考書第5章の該当箇所に目を通す。
(復習)プリントやワークシートの見直し、教科書を用いて内容の理解を深める。
第3回
保護者支援の実践例②
子ども・保護者の状況・状態の把握と養育力の向上(2)
(予習)配布プリントや参考書第5章の該当箇所に目を通す。
(復習)プリントやワークシートの見直し、教科書を用いて内容の理解を深める。
第4回
保育ソーシャルワークの展開過程と生活課題の把握
(予習)配布プリントや参考書第6章の該当箇所に目を通す。
(復習)プリントやワークシートの見直し、教科書を用いて内容の理解を深める。
第5回
インテークとアセスメント
(予習)配布プリントや参考書第7章の該当箇所に目を通す。
(復習)プリントやワークシートの見直し、教科書を用いて内容の理解を深める。
第6回
アセスメント演習と社会資源の把握
(予習)配布プリントや参考書第8章の該当箇所に目を通す。
(復習)プリントやワークシートの見直し、教科書を用いて内容の理解を深める。
第7回
援助計画作成
(予習)配布プリントや参考書第13章の該当箇所に目を通す。
(復習)プリントやワークシートの見直し、教科書を用いて内容の理解を深める。
第8回
援助の実施・評価
(予習)配布プリントや参考書第13章の該当箇所に目を通す。
(復習)プリントやワークシートの見直し、教科書を用いて内容の理解を深める。
レポート課題の提示
第9回
第10回
第11回
第12回
第13回
第14回
第15回
第16回
予習・復習
配布プリントや参考書等を予習・復習に活用し、授業内容の理解を努めてください。授業後、学んだ内容について学生間で話し合うことも、良い復習になるでしょう。目安として、各授業につき約60分の予習・復習を行ってください。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
①期末レポート(40%)…保育ソーシャルワークの意義と重要性について考察する。課題レポートの評価については、レポート評価コモンルーブリック(授業内で提示)を活用する。  
②取り組み姿勢(60%)…ワークシートの内容やグループワークへの取り組み状況により評価する。

8.参考図書・文献
保育実践に求められる子育て支援
小原敏郎・三浦主博(編著)
ミネルヴァ書房
保護者支援スキルアップ講座
柏女霊峰(監修)/橋本真紀・西村真実(編著)
ひかりのくに
演習・保育と相談援助
前田敏雄(監修)/佐藤伸隆・中西遍彦(編集)
みらい

9.履修上の注意
①プリント教材を整理保管するためのクリアファイル等、各自用意すること。
②実習等で欠席する場合は「欠席届」を提出してください。公欠にします。病気等で欠席した場合は診断書を提出しても公欠扱いにはできませんが、事情によっては評価時に考慮します。
【一時的な遠隔授業の対応について】
 遠隔授業には対応していません(欠席となります)。
【(自然)災害時の授業対応について】
 対面授業が中止の場合は、休構にします。
③欠席が授業回数の1/3を越えた場合は単位認定を受ける資格を失う。