シラバス情報

科目名
道徳教育の指導法(初等)
開講年度学期
2024年度前期
配当学年
3年
ナンバリング
単位
2単位
時間
教室
教科書
有光 興記・藤澤 文(編) モラルの心理学—理論・研究・道徳教育の実践— 北大路書房 2015年

1.担当教員
担当教員
越中 康治
研究室
オフィスアワー

2.授業の目的
(1)授業の目的
現在のわが国の道徳教育の問題点や課題について検討するとともに,道徳発達及び道徳教育に関する様々な理論と実践との関連について考察することを目的とする。また,学習指導案の作成,指導の展開,評価,さらには現場における実践のあり方について考えることを目的とする。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
(1) 道徳教育・道徳発達に関する基礎的事項を理解し,説明できる。
(2) 学習指導案の作成,指導の展開,評価について理解し,実践のあり方に考えることができる。

本科目は、人間学部(3)のディプロマ・ポリシー「(3) 人間学部として提供する人間の理解や援助に関する専門的知識と、社会の変化に積極的に対応しえる判断力・思考力・実践力を持っていることを学位授与の条件とする。」及びグローバル・スタディーズ学科のディプロマ・ポリシー「(4)グローバル社会・文化の理解と同時に、自らの枠にとらわれない客観的な判断力を持ち、問題解決のための創造力や行動力を有する。」に基づき、特に道徳発達に関する理解の達成を目指す科目である。
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】

3.授業の概要
現在のわが国の道徳教育の問題点や課題について検討するとともに,道徳発達及び道徳教育に関する様々な理論と実践との関連について考察します。また,学習指導案の作成,指導の展開,評価,さらには現場における実践のあり方について考えます。授業の中では,道徳に関するトピックを取り上げ,各自で考えたり,グループで話し合ったりする機会を設けます。アクティブ・ラーニングを通して各自の道徳発達観・指導観を見つめなおす契機となるよう,授業を進めていきたいと考えています。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
教科書の該当する章に予め目を通しておいてください。詳細は授業の中でお伝えします。
(2)授業の受け方
授業の中では,道徳に関するトピックを取り上げ,各自で考えたり,グループで話し合ったりする機会を設けます。これらの活動に積極的に取り組んでください。
(3)復習の仕方
各回の授業で課題を提示しますので,教科書をもとに課題に取り組んでください(範囲は授業内で指示します)。

5.受講にあたってのルール
他の学生の受講の妨げとなる行為はしないでください。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
道徳性に関する心理学的基礎
授業後,教科書をもとに課題に取り組んでください(範囲は授業内で指示します)。
第2回
道徳発達観・指導観の多様性
授業後,教科書をもとに課題に取り組んでください(範囲は授業内で指示します)。
第3回
道徳発達の古典的理論
授業後,教科書をもとに課題に取り組んでください(範囲は授業内で指示します)。
第4回
道徳発達に関する理論の展開
授業後,教科書をもとに課題に取り組んでください(範囲は授業内で指示します)。
第5回
道徳発達に関する理論と実践との関連
授業後,教科書をもとに課題に取り組んでください(範囲は授業内で指示します)。
第6回
道徳性に関する教育学的基礎
授業後,教科書をもとに課題に取り組んでください(範囲は授業内で指示します)。
第7回
諸外国の学校における道徳教育
授業後,教科書をもとに課題に取り組んでください(範囲は授業内で指示します)。
第8回
道徳の本質と道徳教育
授業後,教科書をもとに課題に取り組んでください(範囲は授業内で指示します)。
第9回
わが国の学校における道徳教育の歴史
授業後,教科書をもとに課題に取り組んでください(範囲は授業内で指示します)。
第10回
学校現場における道徳教育の実践
授業後,教科書をもとに課題に取り組んでください(範囲は授業内で指示します)。
第11回
道徳教育の実際と学習指導要領
授業後,教科書をもとに課題に取り組んでください(範囲は授業内で指示します)。
第12回
学習指導案の作成
授業後,教科書をもとに課題に取り組んでください(範囲は授業内で指示します)。
第13回
指導の展開
授業後,教科書をもとに課題に取り組んでください(範囲は授業内で指示します)。
第14回
道徳の評価
授業後,教科書をもとに課題に取り組んでください(範囲は授業内で指示します)。
第15回
模擬授業の実施と振り返り
授業後,教科書をもとに課題に取り組んでください(範囲は授業内で指示します)。
第16回
予習・復習
目安の時間として,授業1コマにつき,予習120分,復習120分が必要です。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1)小課題(70%)...毎回の授業で小課題を提示します。
(2)課題レポート(30%)...授業の内容と教科書に記載されている内容をもとに課題を提示します。詳細については授業内で提示します。

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
欠席届の提出は不要です。

受講に際して心配や不安なことがある場合は,できるだけ速やかに担当者までご相談ください。事情によっては特別な配慮を行う場合があります。

「一時的な遠隔授業の対応について」
本授業は,動画を視聴いただく関係から,対面で実施します。原則として遠隔授業には対応しておりませんが,必要に応じて教務課と対応を協議いたしますので,特別な配慮を要するケースがありましたらできるだけお早めにご連絡ください(直前では対応できない場合があります)。

「(自然)災害時の授業対応について」
災害等で全学的に対面授業が中止となった場合は,原則としてZoomを用いた遠隔授業を実施します。対面授業が中止になった当日は必ずmanabaを確認してください。