シラバス情報
教員名 : 朝倉 充彦
科目名
教育方法論(初等)
開講年度学期
2024年度後期
配当学年
3年
ナンバリング
単位
2単位
時間
後期火曜日2限
教室
教科書
1.担当教員
担当教員
朝倉 充彦
研究室
非常勤講師室
オフィスアワー
火曜日 12:10〜12:20
2.授業の目的
(1)授業の目的
子どもを理解し支援できる教師として、何のために(目的)何を(内容)どのように(方法)教えたらよいかを常に意識し考えることができる力を身につける。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
到達目標
・知識情報、意見を説得的に伝える技術を身につける。
・他者の意見を正確に聞き取り、論理的に判断できる。
・教育方法についての理論を理解し説明できる。
ディプロマポリシーとの関連
人間発達学科のディプロマポリシー「保育士、幼稚園教諭、小学校教諭等の教育・保育に関する職業をめざす学生は、子どもの成長発達を支える専門職として必要な知識・技能を十分身につけている。」の達成を目指す科目で、教授=学習過程の指導力向上を目指す科目である。
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】
3.授業の概要
教師として自ら学んできた知識や意見を子どもにいかに伝えるかを学ぶために、理論だけでなく自らも体験を通して行う。授業の中で、教育方法に関する様々なテーマについて概説するが、さらにディベート、プレゼンテーション、グループディスカッションなどのアクティブ・ラーニングを通してより考えを深める。授業内に課題を課すが、その課題の解答や意見をを次の授業で紹介し、双方向授業を行う。
4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
「6.授業計画と予習・復習の内容及び必要な時間」に沿って授業を展開するので、その内容を読んで確認し、図書館等で調べておくこと。
(2)授業の受け方
授業で重要だと思われることをしっかりとノートすること。また、他の学生の発言もしっかりと聞くこと。
授業内にコメントを書く課題を出すので、自分の考えをまとめ短時間で書けるように努める。
(3)復習の仕方
授業中にわからなかった語句の意味を調べること。授業で紹介された論文等を読んでみること。
5.受講にあたってのルール
・原則として20分以上の遅刻は欠席とみなします。
・無断欠席はせず、メール等で欠席理由を連絡するとともに、後日「欠席届」を提出すること。
・発表やプレゼンテーション等の課題が決められた授業での無断欠席は、履修放棄とみなすので注意すること。
6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
回
テーマ
予習・復習
備考
第1回
・教育方法学の領域
・授業計画・方法・評価等の説明確認。教育方法の呼称、教育方法学の対象について講義。
授業ノートを確認し、分からなかった語句や事柄を調べ、さらに理解できなかったところを明確にし、次回の授業で質問する準備をする。
予習30分
復習30分
第2回
・教育方法の原理(1)
・教育方法の諸原理について講義。
授業ノートを確認し、分からなかった語句や事柄を調べ、さらに理解できなかったところを明確にし、次回の授業で質問する準備をする。
予習30分
復習30分
第3回
・教育方法の原理(2)
・教育方法の諸原理について講義。
授業ノートを確認し、分からなかった語句や事柄を調べ、さらに理解できなかったところを明確にし、次回の授業で質問する準備をする。
予習30分
復習30分
第4回
・教育方法の原理(3)
・教育方法の諸原理について講義。
授業ノートを確認し、分からなかった語句や事柄を調べ、さらに理解できなかったところを明確にし、次回の授業で質問する準備をする。
予習30分
復習30分
第5回
・個人差への対応
・大正新教育運動の実践について講義。
授業ノートを確認し、分からなかった語句や事柄を調べ、さらに理解できなかったところを明確にし、次回の授業で質問する準備をする。
予習30分
復習30分
第6回
・個人差と学級集団
・学級における個人差と学級集団の関係について講義。
授業ノートを確認し、分からなかった語句や事柄を調べ、さらに理解できなかったところを明確にし、次回の授業で質問する準備をする。
予習30分
復習30分
第7回
・授業とは何か
・授業の構成要素、教師の指導性、学習集団について講義。
授業ノートを確認し、分からなかった語句や事柄を調べ、さらに理解できなかったところを明確にし、次回の授業で質問する準備をする。
予習30分
復習30分
第8回
・授業の技術と教育評価
・授業指導のスキルと、教育評価について説明。
授業ノートを確認し、分からなかった語句や事柄を調べ、さらに理解できなかったところを明確にし、次回の授業で質問する準備をする。
予習30分
復習30分
第9回
・授業デザインと指導案作り
・授業の構想と指導案の意義・作成方法について講義。
授業ノートを確認し、分からなかった語句や事柄を調べ、さらに理解できなかったところを明確にし、次回の授業で質問する準備をする。
予習30分
復習30分
第10回
・アクティブラーニングとしてのプレゼンテーション
・プレゼンテーションの方法について説明。
授業ノートを確認し、分からなかった語句や事柄を調べ、さらに理解できなかったところを明確にし、次回の授業で質問する準備をする。
予習30分
復習30分
第11回
・プレゼンテーションの実施(1)
・グループでのプレゼンテーションの実施とルーブリック評価
指示された課題を作成提出する。2時間
ルーブリック評価に基づき、プレゼンテーションの評価について再度見直す。30分
第12回
・プレゼンテーションの実施(2)
・グループでのプレゼンテーションの実施とルーブリック評価
指示された課題を作成提出する。2時間
ルーブリック評価に基づき、プレゼンテーションの評価について再度見直す。30分
第13回
・ディベートについて
・ディベートの方法についての説明と、ディベートのテーマについて
授業ノートを確認し、分からなかった語句や事柄を調べ、さらに理解できなかったところを明確にし、次回の授業で質問する準備をする。
予習30分
復習30分
第14回
・ディベートの体験と評価(1)
・課せられたテーマについて、実際にディベートを行う。
ディベートに向けそのテーマに関する事柄を調べる。2時間
ディベートの反省。30分
第15回
・ディベートの体験と評価(1)
・課せられたテーマについて、実際にディベートを行う。
ディベートに向けそのテーマに関する事柄を調べる。2時間
ディベートの反省。30分
第16回
予習・復習
シラバスを見て、授業のテーマについて主体的・積極的に考えること。1時間
授業後、専門用語等の分からない言葉を辞書や関連図書を使用して調べておくこと。30分
毎回の授業で取り上げられる問題について、自分の見方・考え方を整理すること。30分
7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
授業内の課題30%
プレゼンテーション・ディベートなど40%
レポート30%
8.参考図書・文献
教育方法
天野正輝
協同出版
いのちの教科書
金森俊朗
角川文庫
学習指導要領小学校
文部科学省
9.履修上の注意
・ 心配や不安なことがある場合は、科目担当者に申し出てください。可能な限り配慮します。
・ 対面授業を原則としますが、必要に応じて遠隔授業に切り替える場合があります。この場合、事前に連絡します。
・ 自然災害等が発生した場合の授業の対応は、ユニパ等によって連絡します。