シラバス情報

科目名
基礎栄養学実験 (木曜Ⅲ・Ⅳ校時)
開講年度学期
2024年度前期
配当学年
2年
ナンバリング
単位
1単位
時間
木曜日Ⅲ・Ⅳ限(13:00〜15:15)
教室
実験室2
教科書
Nブックス 実験シリーズ 基礎栄養学実験

1.担当教員
担当教員
相澤 恵美子
研究室
1号館6階 177研究室
オフィスアワー
月曜日 16:20~17:50 *事前にメールでアポイントメント下さい。

2.授業の目的
(1)授業の目的
1年後期の基礎栄養学で学んだことを土台にし、基礎栄養学実験を通して各栄養素の構造や性質の違いを理解する。さらに、実験技術の習得及びレポート作成を通して正確な知識が得られる。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
栄養素の分解・生成について理解を深める。
学科DP① 人の健康と栄養および疾病の成り立ちに関する専門基礎知識を身につけている。
    ② 人間の食行動と食環境を把握しエビデンスに 基づく基準に照らして、 健康・栄養課題への支援や対策の実践的方法の基礎を身につけている。
に基づき、 特に専門基礎分野の知識の獲得と実践力の修目指す科目である。
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】

3.授業の概要
糖・タンパク質・脂質・ビタミンにおける実験等を行い、各栄養素について理解を深める。
実験ごとに個別でレポートを作成することで、知識の定着をはかる。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
あらかじめ教科書及び配布プリントなどで、実験手順をよく読みこなしておくこと。関連する文献を実験前に調べて、教科書以外の情報も理解しておく。
(2)授業の受け方
①落ち着いて、冷静に実験に取り組むこと。
②注意事項をきちんと把握しておくこと。
③実験過程の変化について、こまめに記録をとる習慣をつけること
(3)復習の仕方
実験結果について丁寧にレポートをまとめること。

5.受講にあたってのルール
授業前に必ず該当する資料の項目に目を通して、疑問点をまとめておくこと。復習では、その日のうちにノートをまとめ、疑問点を調べて加筆しておく。  
目安の時間として、授業 1 回分につき、予習 135 分、復習 135 分が必要。
受講時は、私語を慎み指示した場合以外携帯電話は使用しない。
30分を超える遅刻は欠席扱いとし、遅刻2回で1回の欠席とみなす。
欠席が6回に達したものは成績評価を行わない。
早退は欠席とみなす。
欠席した場合は「欠席届」を提出すること。
課題については、提出期限を厳守すること。
 

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
実験を始める前にオリエンテーション
操作の基本
pHメーターの考え方
消化吸収について復習
教科書に目を通しておくこと P1~15
初回なのでレポートの書き方や、実験についての講義 教室で行う
第2回
酸とは何か、アルカリとは何か
実験資料配布
実験室で実験
第3回
タンパク質の定性
関連の資料を調べておくこと
実験室で実験
第4回
糖溶液の判定
教科書 P20-22を確認しておくこと
実験室で実験
第5回
糖質実験Ⅰ
関連資料を調べておくこと
実験室で実験
第6回
糖質実験Ⅱ
グルコースは細胞の中でどう変わる?
関連資料を調べておくこと
実験室で実験
第7回
タンパク質
等電点沈殿を利用した牛乳からのカゼインの分離
教科書 P32-33をよく確認しておくこと
実験室で実験
第8回
アミノ酸の薄層クロマトグラフィー
教科書 P48-49をよく確認しておくこと
実験室で実験
第9回
脂質の定性
溶解性
乳化反応
教科書 P50-51をよく確認しておくこと
141教室で実験の説明を行った後、実験室で実験
第10回
コレステロール反応
教科書 P52-53をよく確認しておくこと
実験室で実験
第11回
ビタミンB1・B2の定性
教科書 P64-65をよく確認しておくこと
実験室で実験
第12回
乳酸脱水素酵素 ALP・LDH
教科書 P80-83をよく確認しておくこと
実験室で実験
第13回
これまでの実験について発表準備
第14回
グループの発表
第15回
これまでの実験関連のまとめ
振り返り
実験室
第16回
予習・復習

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
実験レポート(70%)
実験態度及び確認テスト(20%)
発表(10%)で評価する。

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
①実験の際は、白衣を着用のこと。
②衣服は動きやすく、もし汚れても許容できるものを着用のこと。
③安全の為ピアス、指輪、ネックレスなどのアクセサリーは外す、かかとの高い靴、素足は厳禁。実験用シューズが好ましい。
④髪の毛の長い人はゴムやピンでしっかりとまとめること。
⑤「自然災害を含む災害時での対面授業の取りやめの対応について」
遠隔授業を実施する場合があるので、対面授業が中止になった当日は、必ず UNIPAを確認のこと