シラバス情報
教員名 : 矢島 由佳
科目名
食事設計論 (月曜Ⅱ校時)
開講年度学期
2024年度後期
配当学年
1年
ナンバリング
単位
2単位
時間
月曜日Ⅱ校時
教室
141室
教科書
調理・献立作成の基礎(化学同人)
調理学(化学同人)
食事コーディネートのための主食・主菜・副菜料理成分表 第5版(群羊社)
食品成分表2024(女子栄養大学)
日本人の食事摂取基準2020(厚生労働省HP:「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書Ⅰ.総論をダウンロードしておくこと。https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586555.pdf)
1.担当教員
担当教員
矢島 由佳
研究室
1号館6階
オフィスアワー
水曜日Ⅱ、事前にアポイントメールをしてください。
2.授業の目的
(1)授業の目的
食事設計に関する基本的知識をふまえ、健康を考えた日常食の献立作成について理解するとともに食事の評価法について学び、必要な素養を身につける。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
① 食事設計のための基礎知識(指針や基準、食に関する環境や社会問題、料理の特徴など)を理解し、考えることができる姿勢と視点をもつ。
〈健栄DP3②〉
② 日本食品成分表の使用方法、食品構成など献立作成プロセスの基礎を理解する。
〈健栄DP2②、健栄DP3③〉
③ 調理法、料理様式などの基礎知識を習得し、これに基づいた献立作成と献立の評価方法を理解する。
〈健栄DP2②、健栄DP3②、健栄DP3③〉
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】
3.授業の概要
食事設計に必要な各種指針や基準および食品成分表の使い方について概説する。食事設計の基礎知識、献立作成などの項目に重点をおいて学習する。食事や献立作成について、学生が主体(可能な範囲でグループワークを実施)で考えることができるように授業を構成する。
4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
教科書や配布プリントを使った予習が必要。授業の前の週に次週のことについて告知するので、必ず該当する教科書のページに目を通して、疑問点をまとめてくること。
(2)授業の受け方
授業は教科書や配布資料を中心に、PowerPointなどで進める。スライドの記述だけではなく、重要だと思ったことやわからないこと、疑問に思ったことなどはメモし、積極的に質問をすること。
基本、対面にて授業を行う。感染の状況によっては遠隔授業になる場合があるので、そのための準備は整えておくこと。
(3)復習の仕方
配布プリントや授業中に書いたノートなど早いうちにまとめ、復習のこと。その際、不明な点や疑問点については、改めて調べてノートに加筆するとよい。
5.受講にあたってのルール
(1)受講時の座席は指定席に座ること。受講時は、私語、居眠り・内職等は慎む。授業態度も評価の対象となる。
(2)出欠確認時に遅れた場合は遅刻、30分を超える遅刻は欠席扱いとする(ただし、やむを得ない理由(電車・バスの遅延・遅延証明書を提出のこと)がある場合を除く)。欠席した場合は、「欠席届」を提出すること。
(3)出席回数が授業回数(15回)の2/3に満たない場合は、期末試験を受けることができない。試験における不正行為(カンニングなど)を行った場合は本学の規定基づき対処する。
6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
回
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション
食事設計のための基礎知識
配布プリント
第2回
食事設計における日本人の食事摂取基準①
予習:事前配布の「刊行にあたって」と該当箇所を読んでおくこと。
復習:ポイントをまとめて、問題を解いて理解を深める。
ノートパソコン必携。
厚生労働省HP:「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書Ⅰ.総論をダウンロードしておくこと
第3回
食事設計における日本人の食事摂取基準②
予習:食事摂取基準の該当箇所を読む
復習:ポイントをまとめ、問題を解いて理解を深める
ノートパソコン必携
厚生労働省HP:「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書Ⅰ.総論をダウンロードしておくこと。https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586555.pdf
第4回
栄養価計算を行う際の日本食品成分表の理解、使用方法とその活用①
予習:食品成分表2024(女子栄養大学出版部)の口絵6〜22、本表の見方と教科書の該当箇所を読む
復習:ポイントをまとめめる。
・食事摂取基準の小テスト
・調理・献立作成の基礎、食品成分表を使用
第5回
栄養価計算を行う際の日本食品成分表の理解、使用方法とその活用②
教科書の該当箇所をよんでおく
調理・献立作成の基礎、食品成分表を使用
課題
第6回
栄養価計算を行う際の日本食品成分表の理解、使用方法とその活用③
調理・献立作成の基礎の該当箇所を事前によんでおく
調理・献立作成の基礎、食品成分表を使用
課題
第7回
献立作成プロセスの基礎① 給与栄養目標量の解説と演習
予習:食事摂取基準を読んでおく
復習:給与栄養目標量のポイントをまとめておく。
ノートパソコン必携
課題提出
第8回
献立作成プロセスの基礎② 食品群別荷重平均成分表について解説と演習
配布プリントを読んでおく
食品成分表
課題
第9回
献立作成プロセスの基礎③ 食品構成表の解説と演習
配布プリント
課題
第10回
献立作成プロセスの基礎④ 食品構成表の解説と演習、エネルギー・栄養比率及び食品比率の求め方
配布プリント
第11回
献立作成のプロセスの基礎⑤ 献立作成の手順と留意点、主食・副食における調理法・食材(旬)について(グループワーク)
・調理法や食材の旬について予習する。
・復習:ポイントをまとめる
調理・献立作成の基礎、料理成分表、配布プリント
課題
第12回
献立作成のプロセスの基礎⑥ 献立計画と期間献立作成(グループワーク)
・行事食やイベント食、郷土料理などについて予習しておく
・復習:再度自分で作成してみる
課題
第13回
献立作成のプロセス①テーマ別の献立(一食分)を作成してみる(個々で作成後、グループで話し合う)
配布プリントを読んでおく
課題
料理成分表
第14回
献立作成のプロセス②テーマ別の献立(一日分)を作成してみる(グループワーク)
配布プリントを読んでおく
料理成分表
第15回
献立作成のプロセス③テーマ別の献立(一日分)を作成してみる(グループワーク・発表)
配布プリン、料理成分表
課題
第16回
まとめ・期末試験
予習・復習
教科書を使った予習が必要。授業前に必ず該当する教科書のページに目を通して、疑問点をまとめてくること。復習では、その日のうちにノートをまとめ、疑問点を調べて加筆しておく。目安の時間として、授業1コマにつき、予習120分、復習120分が必要。
7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
・試験(50%)…筆記試験(40%)、確認テスト(10%)
〈到達目標①、到達目標②、到達目標③〉
・課題(50%)…レポート・課題(複数回の合計点)は提出が遅れた場合は減点とし、未提出は評価しない。グループワークでの提出物について代表者は加点する。
〈到達目標①、到達目標②、到達目標③〉
・受講態度…受講時のマナーが悪い場合は減点する場合がある。
8.参考図書・文献
食べ物と健康IV.調理学 食品の調理と食事設計
中山書店
食事設計と栄養・調理
南江堂
栄養教育論演習
建帛社
9.履修上の注意
・栄養士資格、管理栄養士国家試験受験資格取得に必要な規定科目である。
(1)日頃から、食品や食事を意識すること。また、食にかかわる情報については新聞やニュースなど把握しておくように心がけましょう。
(2)受講に際して、心配や不安なことがある場合は、2 回目の授業までに担当者に相談してください。事情によっては、何らかの特別な配慮を行う場合があります。
(3)(自然)災害時の授業対応について:遠隔授業に切り替える場合があります。対面授業が中止になった当日は、必ずUNIPAを確認してください。