シラバス情報

科目名
食事介助演習
開講年度学期
2024年度前期
配当学年
2年
ナンバリング
単位
2単位
時間
火曜日5時限(16:20~17:50)
教室
122教室・介護実習室
教科書
資料を使用します。

1.担当教員
担当教員
小野 二美、家子 敦子
研究室
家子 敦子:5号館1階
小野 二美:非常勤講師室 
オフィスアワー
家子 敦子:水曜日2時限
小野 二美:

2.授業の目的
(1)授業の目的
食べる」ことは、生命の維持の目的だけではなく、楽しみ、コミュニケーションなど、生活の質(QOL)の面でも、重要な意味を持っています。その大切な「食べる」機能(摂食嚥下機能)が、加齢による筋力の低下や病気の後遺症のため、低下することがあります。心身の回復のため、人として生きることの回復のために、安全に美味しく食べられる生活ができるように食事の介助方法を学びます。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
① 摂食嚥下機能について理解する。
 〈健栄DP4、健栄DP2、健栄DP1〉
② 摂食嚥下機能を低下させる原因(加齢、疾患)について理解する。
 〈健栄DP4、健栄DP3、健栄DP2、健栄DP1〉
③ 安全に美味しく食べられる食事介助の方法について理解する。
 〈健栄DP4、健栄DP3、健栄DP2、健栄DP1〉
④ リスク管理について理解する。
 〈健栄DP4、健栄DP2、健栄DP3、健栄DP1〉
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】

3.授業の概要
摂食嚥下機能が低下することは、日常的に食べる行為が変化し、栄養状態が悪くなるだけでなく、人としての尊厳にも大きく影響すると云われています。食べることは口や喉の動きだけではなく、身体機能、認知機能、生活背景など様々なことに関わっています。摂食嚥下機能について学び、摂食嚥下機能が低下する原因を知り、病態に沿って状態を理解し、心身の変化があっても、安全に美味しく食べるための技法を学びます。現在、医療や福祉の現場でどのように取り組みがおこなわれているのかを学びます。回によっては演習室での授業とし、体験や実技等を通してディスカッションするなどアクティブラーニングの機会を積極的にとりれた授業展開とします。この科目は医療や福祉の機関で実務経験がある教員による授業です。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
関連する本、参考図書などを読み、専門用語に慣れることが良いと思います。
(2)授業の受け方
授業は、パワーポイントのスライドなど活用して行います。スライドは資料として配布します。また演習も行う予定です。演習授業の場合、事前に服装や準備物品がありますので、事前に授業内でおしらせします。
(3)復習の仕方
授業内で配布した資料を見直してください。そして、自分のわかりやすい言葉でまとめ直し、わからない用語があった場合は、次の授業なので教員に確認してください。

5.受講にあたってのルール
特別に許可をもらって使用している資料等がありますので、授業で用いるスライドは撮影禁止、授業の録音は禁止します。私語、スマートホンの閲覧、居眠り等がないようにしてください。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
食事介助演習の概論
関連する本、参考図書などを予習として読み進めてください。
授業内で配布した資料を見直し、自分のわかりやすい言葉でまとめ直し、わからない用語があった場合は、次の授業なので教員に確認してください。
担当:小野
第2回
「高齢期の身体」を知る①
関連する本、参考図書などを予習として読み進めてください。
授業内で配布した資料を見直し、自分のわかりやすい言葉でまとめ直し、わからない用語があった場合は、次の授業なので教員に確認してください。
担当:家子
第3回
「高齢期の身体」を知る②
関連する本、参考図書などを予習として読み進めてください。
授業内で配布した資料を見直し、自分のわかりやすい言葉でまとめ直し、わからない用語があった場合は、次の授業なので教員に確認してください。
担当:家子
第4回
低栄養が及ぼす身体への影響と生活
関連する本、参考図書などを予習として読み進めてください。
授業内で配布した資料を見直し、自分のわかりやすい言葉でまとめ直し、わからない用語があった場合は、次の授業なので教員に確認してください。
担当:家子
第5回
食事動作に影響を与える疾患
関連する本、参考図書などを予習として読み進めてください。
授業内で配布した資料を見直し、自分のわかりやすい言葉でまとめ直し、わからない用語があった場合は、次の授業なので教員に確認してください。
担当:家子
第6回
口から食べるメリットについて
関連する本、参考図書などを予習として読み進めてください。
授業内で配布した資料を見直し、自分のわかりやすい言葉でまとめ直し、わからない用語があった場合は、次の授業なので教員に確認してください。
担当:小野
第7回
摂食嚥下のメカニズム
関連する本、参考図書などを予習として読み進めてください。
授業内で配布した資料を見直し、自分のわかりやすい言葉でまとめ直し、わからない用語があった場合は、次の授業なので教員に確認してください。
担当:小野
第8回
食べることが危険なこともある高齢者、障害者・児
関連する本、参考図書などを予習として読み進めてください。
授業内で配布した資料を見直し、自分のわかりやすい言葉でまとめ直し、わからない用語があった場合は、次の授業なので教員に確認してください。
担当:小野
第9回
食事介助のコミュニケーション
関連する本、参考図書などを予習として読み進めてください。
授業内で配布した資料を見直し、自分のわかりやすい言葉でまとめ直し、わからない用語があった場合は、次の授業なので教員に確認してください。
担当:小野
第10回
食事介助演習①(環境設定:全身症状をみる、電動ベットの操作、車椅子の操作など)
関連する本、参考図書などを予習として読み進めてください。
授業内で配布した資料を見直し、自分のわかりやすい言葉でまとめ直し、わからない用語があった場合は、次の授業なので教員に確認してください。
担当:家子
実習室で車椅子、ベッドなどを使って授業を行います。
第11回
食事介助演習②(食事介助の援助技術)
関連する本、参考図書などを予習として読み進めてください。
授業内で配布した資料を見直し、自分のわかりやすい言葉でまとめ直し、わからない用語があった場合は、次の授業なので教員に確認してください。
担当:小野
実習室にてベッド、車椅子上で食事介助を行います。
第12回
食事介助演習③介護食、口腔ケア
関連する本、参考図書などを予習として読み進めてください。
授業内で配布した資料を見直し、自分のわかりやすい言葉でまとめ直し、わからない用語があった場合は、次の授業なので教員に確認してください。
担当:小野
とろみ水づくり、介護食で食事介助を行います。
第13回
症例について考える①(食事形態について、嚥下ピラミッド)
関連する本、参考図書などを予習として読み進めてください。
授業内で配布した資料を見直し、自分のわかりやすい言葉でまとめ直し、わからない用語があった場合は、次の授業なので教員に確認してください。
担当:小野
第14回
症例について考える②(医療・福祉の制度について)
関連する本、参考図書などを予習として読み進めてください。
授業内で配布した資料を見直し、自分のわかりやすい言葉でまとめ直し、わからない用語があった場合は、次の授業なので教員に確認してください。
担当:小野
第15回
栄養ケアマネジメントとNSTについて
関連する本、参考図書などを予習として読み進めてください。
授業内で配布した資料を見直し、自分のわかりやすい言葉でまとめ直し、わからない用語があった場合は、次の授業なので教員に確認してください。
担当:小野
第16回
試験
担当:家子
予習・復習
専門用語に慣れるようにしておくと良いと思われます。復習では、その日のうちに資料をもう一度見直すと良いと思います。
予習課題および授業後のレポート課題等に向けての復習なども含めて、おおよそ1回の授業につき240分の自学自習時間が求められます。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1) 試験(90%)…選択式の試験を実施します。
  〈到達目標①、到達目標②、到達目標③、到達目標④〉
(2) 受講態度(10%)…試験の点数の他に出席率も評価します。
  〈到達目標①、到達目標②、到達目標③、到達目標④〉

8.参考図書・文献
口から食べる幸せを守るー生きることは食べる喜び
小山珠美
主婦の友社

9.履修上の注意
(1)講義全体に関して心配や不安、相談、事前に伝えておきたいことがある学生は、2回目の授業までに申し出ること。
   状況に応じて特別な配慮を行う場合があります。
(2)自然災害を含む災害時での対面授業の取りやめの対応について
   遠隔授業を実施しますので、対面授業が中止になった当日は、必ずUNIPAを確認してください。