摂食嚥下機能が低下することは、日常的に食べる行為が変化し、栄養状態が悪くなるだけでなく、人としての尊厳にも大きく影響すると云われています。食べることは口や喉の動きだけではなく、身体機能、認知機能、生活背景など様々なことに関わっています。摂食嚥下機能について学び、摂食嚥下機能が低下する原因を知り、病態に沿って状態を理解し、心身の変化があっても、安全に美味しく食べるための技法を学びます。現在、医療や福祉の現場でどのように取り組みがおこなわれているのかを学びます。回によっては演習室での授業とし、体験や実技等を通してディスカッションするなどアクティブラーニングの機会を積極的にとりれた授業展開とします。この科目は医療や福祉の機関で実務経験がある教員による授業です。
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