到達目標: 個体と生命の基本要素と単位である遺伝子と細胞の異常が、病気の原因となる場合がある。遺伝子や環境要因が、腫瘍や様々な疾患と関連していることを理解する。貧血や血液循環の障害が虚血を招き、臓器の働きを損ねることを理解する。生体は栄養摂取や病原体の侵入防御などの外界と深く関わっている。栄養素の欠乏や過剰摂取、生体防御の破綻が病気を引き起こすこと を理解する。1-2年次で学んだ解剖生理学を発展させ、疾病の成り立ちとその病態生理を学ぶ。 ディプロマポリシーとの関連: 健康栄養学科のディプロマポリシー「人の健康と栄養および疾病の成り立ちに関する専門基礎知識を身につけている。」並びに「人間の食行動と食環境を把握しエビデンスに基づく基準に照らして、健康・栄養課題への支援や対策の実践的方法の基礎を身につけている。」を達成するために 、専門基礎分野における応用的 知識の獲得と 疾病機序の理解と臨床栄養学の基礎を習得する科目である。
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