シラバス情報

科目名
日本語学Ⅱ
開講年度学期
2024年度後期
配当学年
1年
ナンバリング
単位
2単位
時間
木1
教室
教科書
国際交流基金(2009)『音声を教える』国際交流基金日本語教授法シリーズ2,ひつじ書房

1.担当教員
担当教員
小河原 義朗
研究室
オフィスアワー

2.授業の目的
(1)授業の目的
日本語コミュニケーションの観点から、日本語の音声がどのような仕組みで成り立ち、どのように用いてコミュニケーションを行っているのかについて分析し、コミュニケーションにおける音声の役割について考える。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
① 日本語音声の基本的な知識を理解し説明することができる。
② 日本語音声の基本的な知識を使って日本語の分析ができる。

グローバル・スタディーズ学科のディプロマポリシー「1. グローバル社会を学際的学びによって理解していること」に基づき、特に日本語音声学の知識を使って日本語を分析する能力の獲得を目指す科目である。
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】

3.授業の概要
私たちは普段の日常生活でどのように音声を用いてコミュニケーションを行っているのか、日常的な場面や素材をもとに子音や母音といった分節音とアクセントやイントネーションといった超分節音の両面から客観的に捉え、その背後にある規則性や規範を分析する。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
教科書の指定した箇所を熟読して出席すること。毎回、事前課題・クイズを出すので、準備して臨むこと。
(2)授業の受け方
授業は、指定した教科書(国際交流基金(2009)『音声を教える』国際交流基金日本語教授法シリーズ2,ひつじ書房)を購入して毎回持ってくること。その他に配布プリント、PowerPointのスライドなどを用いて進める。状況が許せば、毎回、ペアかグループで課題を検討して発表し、理解を共有しながら進める。
(3)復習の仕方
教科書の指定箇所、授業中の配布プリントや授業中にメモしたノートをもとにして復習すること。

5.受講にあたってのルール
(1)受講時の基本姿勢(マナー)
受講時は、私語を慎み、居眠り・内職等は行わないこと。
(2)遅刻・欠席・早退の扱い
30分を超える遅刻は欠席扱いとし、遅刻3回で1回の欠席とみなす。早退は欠席とみなす。欠席届は必要ない。
(3)期末試験の受験資格
講義15回のうち、欠席回数が4回以上の者は期末試験を受験できない(すなわち再履修となる)。
(4)期末試験時の不正行為の扱い
カンニング等の不正行為を行った場合は試験点を 0 点とする(すなわち再履修となる) 。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション
教科書・配布資料
第2回
音声とコミュニケーション(1)
教科書・配布資料
第3回
音声とコミュニケーション(2)
教科書・配布資料
第4回
音声言語と文字言語(1)
教科書・配布資料
第5回
音声言語と文字言語(2)
教科書・配布資料
第6回
調音
教科書・配布資料
第7回
子音(1)
教科書・配布資料
第8回
子音(2)
教科書・配布資料
第9回
母音
教科書・配布資料
第10回
特殊音
教科書・配布資料
第11回
音声変化
教科書・配布資料
第12回
音声と音素
教科書・配布資料
第13回
韻律(1)
教科書・配布資料
第14回
韻律(2)
教科書・配布資料
第15回
音声教育
教科書・配布資料
第16回
定期試験
予習・復習
毎回、復習クイズを行うので、そのための復習をすること。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
・ 試験(50%)
・ クイズ(50%)
・ 12回以上の出席を要する。4回以上の欠席は、理由を問わず単位を認定しない。

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
 (1)「日本語教員養成課程」の選択科目の1つになっている。
 (2)受講に際して、心配や不安なことがある場合は、必ず2回目の授業までに担当者に相談してください。事情によっては、レポートなどの代替課題を課すなどの、特別な配慮を行う場合があります。