「食品」は「個」の健康を支え、「個」の人生目標を達成するための道具として位置付けられます。ヒトの生命活動に影響を与える食物成分は栄養素だけではなく、好影響を与える非栄養素が多種類存在することが分ってきました。非栄養素を含めた食物成分を「マス」ではなく「個」の生活者のニーズに合わせデザインすることが食品企業の新規食品開発にあたっての最近の姿勢です。本講義では、日本人の健康上,栄養上の問題点を整理し,食品開発の概要(情報の入手、整理、製造、検証、発売、販売促進活動)を講義します。 また、クリッカーを使用し、学生からの見解を求めることを行うことがある。そして、講義に関連したテーマについて、教室内でディスカッションを行うことがある。 この他に実務経験を積んでいる弁理士や民間企業の研究員を講師として招く。更に実際の工場見学を実施する予定である。
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