シラバス情報

科目名
フードスペシャリスト論
開講年度学期
2024年度前期
配当学年
4年
ナンバリング
単位
2単位
時間
木曜日Ⅲ校時
教室
123室
教科書
フードスペシャリスト論(日本フードスペシャリスト協会編)

1.担当教員
担当教員
高澤 まき子
研究室
非常勤講師室
オフィスアワー
木曜日昼休み

2.授業の目的
(1)授業の目的
フードスペシャリスト論はフードスペシャリストの資格科目であり、フードスペシャリストの意義と専門科目の概要を理解することを目的とする。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①フードスペシャリストとは、食品の開発調査、官能評価・鑑別、顧客に対する情報提供・販売促進、快適な食事のコーディネート、食育活動を行う専門職であり、フードスペシャリストの資格取
 得に必須とされるそれぞれの科目の概論を学び、その必要性や役割を認識している。
 (健栄DP1、健栄DP2、健栄DP3)
②食品の表示の内容についての説明ができる。(健栄DP2、健栄DP3)
③食品の特徴を知り、商品開発ができる能力を養う。(健栄DP2、健栄DP3)
④種々の食に関する食情報を収集することができる。(健栄DP2、健栄DP3)
 
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】

3.授業の概要
 フードスペシャリストの専門性および基礎知識を概説する。まず、フードスペシャリストとは何かに始まり、人類の食と食文化、食生活の変遷と消費行動、食の消費現場とこれに対応する食産業、ならびに今後多岐にわたる食生活を豊かに営むうえで、消費サイドと産業サイド間で果たすべき役割等について理解を深める。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
テキスト「フードスペシャリスト論」のセッション毎に授業を進めるので、よく読んでくること。特に専門用語の意味を理解してくること。
(2)授業の受け方
授業は講義形式、必要に応じて資料を配布しパワーポイントを使って解説するので、要点を書き記すこと。質問のある方は授業終了後に応対する。
(3)復習の仕方
時折、認定試験の過去問題を出すので、解答できるように終わったセクションについてテキストを読み直すこと。

5.受講にあたってのルール
(1) 私語、内職、居眠り等はせず真剣な態度で臨むこと。
(2) 理由にならない遅刻・欠席・早退は減点の対象とする。欠席6回になってしまった場合は期末試験を受ける
   ことができない。遅刻をした場合は必ずその旨を授業終了後に報告すること。
(3) 課題提出は期限を厳守すること。
(4) テストにおける不正行為(カンニング等)を行った場合、単位は取得できない。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション…授業の進め方
1.食の専門職の現状とフードスペシャリストについて
教科書pp.1-26を読んでくること
第2回
1.食の専門職の現状とフードスペシャリストについて
教科書pp.1-26を読んでくること
第3回
2.人類と食物
教科書pp.27-44を読んでくること
第4回
3.世界の食
教科書pp. 45-60を読んでくること
第5回
4.日本の食①
教科書pp. 61-78を読んでくること
第6回
4.日本の食②
教科書pp. 61-78を読んでくること
第7回
5.現代日本の食生活
教科書pp.79-102を読んでくること
第8回
5.現代日本の食生活
教科書pp.79-102の内容を復習すること
第9回
6.食品産業の役割
教科書pp. 103-122を読んでくること
第10回
7.食品の品質規格と表示①
教科書pp. 123-172を読んでくること
第11回
7.食品の品質規格と表示②
教科書pp. 123-172を読んでくること
第12回
7.食品の品質規格と表示③
教科書pp. 123-172を読んでくること
第13回
8.食情報と消費者保護
教科書pp. 173-189を読んでくること
第14回
今日の食の諸問題について
プリント配布
第15回
フードスペシャリストの役割についてのまとめ
第16回
期末試験
予習・復習
教科書と配布資料を使った予習が必要。授業前に必ず該当する教科書のページに目を通して、疑問点をまとめてくること。復習では、その日のうちにノートをまとめ、疑問点を調べて加筆しておく。目安の時間として、授業1コマにつき、予習120分、復習120分が必要。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1)試験(90%):期末試験を実施する<到達目標①②③>
(2)受講態度(10%):無断欠席をしないことや積極的な態度で授業に臨んでいるかどうかで判断する。<到達目標①②③④>

8.参考図書・文献
食品の安全性
日本フードスペシャリスト協会編
食品の流通と消費
日本フードスペシャリスト協会編
栄養と健康
日本フードスペシャリスト協会編

9.履修上の注意
・フードスペシャリスト資格認定試験の受験資格要件の科目である。
・受講に際して、心配や不安なことがある場合は、2 回目の授業までに相談してください。事情によっては、何らかの特別な配慮を行う場合があります。
・病気や臨地実習で欠席する場合は欠席届を提出してください。