シラバス情報

科目名
フードコーディネート論
開講年度学期
2024年度後期
配当学年
3年
ナンバリング
単位
2単位
時間
水曜日Ⅲ限目
教室
124室
教科書
フードコーディネート論(建帛社)

1.担当教員
担当教員
矢島 由佳
研究室
1号館6階
オフィスアワー
事前連絡にて対応

2.授業の目的
(1)授業の目的
 現代の食生活の背景や要因を探り、よりよい食生活を目指して「食」をコーディネートする意味や基本理念をはじめとしたフードコーディネートの内容を理解し、食の専門家として、食を総合的にコーディネートができる力を養うことを目的とする。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
① フードコーディネートの基本理念について説明することができる。
〈健栄DP4〉
② 食文化やマナーについて説明することができる。
〈健栄DP4〉
③ 安全でおいしく食環境や食文化をふまえた豊かな食生活をコーディネートする意識をもつことができる。
〈健栄DP4〉
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】

3.授業の概要
フードコーディネートの基本とされるホスピタリティやアメニティについて学ぶとともに、もてなしの心について考える。食のコーディネートに必要な知識や基礎的技術について学ぶ。世界の食事文化といった国際的な視野に立った視点から日本の食事文化を理解し、食卓という小空間のコーディネートに関することから外食産業を支えるマネジメント、さらには食環境を考慮したフードシステムに関することまで、その内容は広範囲にわたる。分野に関わるDVD視聴も取り入れ、フードコーディネートに関わる基本的事項を概説する。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
「6.授業計画と予習・復習の内容及び必要な時間」にそって、授業を展開するので、表に記された教科書の対応する箇所をあらかじめ読んでくること。予習の際には「6.授業計画と予習・復習の内容及び必要な時間」をよく確認のこと
(2)授業の受け方
授業は教科書を中心にその項目に関するプリントを配布する。授業はPowerPointのスライドなどですすめる。スライドの記述だけではなく、重要だと思ったことや疑問に思ったことなどはメモすること。
基本対面にて授業を行うが、状況により遠隔授業になる場合がありますので、そのための準備はしてください。
(3)復習の仕方
授業中に書いたノートを早いうちにまとめ、復習問題は教科書を見ながら取り組むこと。その際、不明な点や疑問点については、改めて調べて教科書等に加筆するとよい。

5.受講にあたってのルール
(1)受講時の基本姿勢(マナー)
  座席は指定する場合がある。
  受講時は、私語を慎み、居眠り・内職等は行わないこと。
(2)遅刻・欠席・早退の扱い
  出欠確認時にいない場合は遅刻、20分を超える遅刻早退は欠席扱いとする(ただし、電車・バスの遅延の場合は除くが証明書を提出すること)。「欠席届」の提出は基本必要ない。
(3)試験について
  章ごとの確認テストには、UNIPAを使用するのでスマホやパソコンなどを準備すること。
  期末試験の受験資格:講義15回のうち、出席回数が3分の2に満たない者は期末試験を受験できない(すなわち再履修となる)。ただし、臨地実習による欠席や学生便覧の受験資格の事由の欠席は配慮するので欠席届を提出すること。
(4)期末試験時の不正行為の扱い
  カンニング等の不正行為を行った場合は試験点を 0 点とする(すなわち再履修となる) 。 

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション(授業の進め方)
フードコーディネートの基本理念
教科書第1章
第2回
食事の文化①
第2章
確認テスト1章
第3回
食事の文化②
第2章
第4回
食事の文化③
食卓のコーディネート①
第2章、第3章
第5回
食卓のコーディネート②
器に関わるDVD視聴
第3章
確認試験2章
第6回
食卓のコーディネート③
第3章
第7回
食卓のサービスとマナー①
4章
確認試験3章
第8回
食卓のサービスとマナー②
マナーに関するDVD視聴
第4章
第9回
メニュープランニングについて①
第5章
確認試験4章
第10回
メニュープランニングについて②
第5章
第11回
食空間のコーディネート①
第6章
確認試験5章
第12回
食空間のコーディネート②
第6章
第13回
フードサービスマネジメント
関連問題・解説
第7章
確認試験6章
第14回
フードサービスマネジメント
関連問題・解説
食企画の実践コーディネート
第7、8章
第15回
食企画の実践コーディネート
関連問題・解説
後期末試験
第8章
第16回
予習・復習
教科書を使った予習が必要。授業前に必ず該当する教科書のページに目を通して、疑問点をまとめてくること。復習では、その日のうちにノートをまとめ、疑問点を調べて加筆しておく。目安の時間として、授業1コマにつき、予習120分、復習120分が必要。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
・試験(85%)…筆記試験(50%)、確認試験(6回分:35%)
        確認試験を受けられなかった場合は、試験実施の次の週(月〜水曜)に実施するので忘れずに行うこと。
〈健栄DP4〉
・課題・レポート(15%)…ワークシート提出
  臨地実習などで欠席した場合は、別の課題を提示するので、期日までに提出した場合評価する。
〈健栄DP4〉
・受講態度…出席状況、受講時のマナーが悪い場合は減点する。

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
(1)フードスペシャリスト資格認定試験の受験資格要件の科目である。
(2)私たちを取り巻く「食」がこの授業の情報源になります。日頃から、飲食店やデパ地下、テレビ、雑誌、広告などに目を向け、幅広く食に関する話題、流行や情報を収集する習慣をつけたり、食環境やフードコーディネートに関する感性を養ったりする努力をするようにする。
(3)受講に際して、心配や不安なことがある場合は、2 回目の授業までに担当者に相談してください。事情によっては、何らかの特別な配慮を行う場合があります。
(4)(自然)災害時の授業対応について:遠隔授業に切り替える場合があります。対面授業が中止になった当日は、必ずUNIPAを確認してください。