シラバス情報

科目名
給食経営管理Ⅱ
開講年度学期
2024年度後期
配当学年
2年
ナンバリング
単位
2単位
時間
木曜日Ⅲ
教室
124室
教科書
給食経営と管理の科学(井川聡子・松月弘恵 編著、理工図書)
日本人の食事摂取基準2020年版の実践・運用(第一出版)

1.担当教員
担当教員
中島 里美
研究室
1号館6階研究室
オフィスアワー
木曜日14:20〜16:10

2.授業の目的
(1)授業の目的
フードサービスマネジメントの基本を理解するとともに、各特定給食施設の特徴と実際について理解し、フードサービスマネジメントの活用について学ぶ。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①人の健康と栄養および疾病の成り立ちに関する専門知識と人間の食行動と食環境を把握しエビデンスに基づく基準に照らして、健康・栄養課題への支援や対策の実践的方法の基礎を身につけているに基づき、専門知識とスキルの獲得を目指している。2021年健栄DP1.2
②ヒューマニズムと倫理観を持って社会に貢献し、人々との信頼関係を築く素養を身につけ、健康や食に関する多種の専門分野からとくいの分野を併せ持った管理栄養士としての自覚を持つことができる。2021年健栄DP3.4
③スポーツ栄養学・運動生理学に関する基礎的知識を理解し、健康の維持・増進、競技力を高めるたのの栄養管理について学び、効果的な栄養ケア・マネジメント技術を習得し、活用できるようにする。2021年健栄DP1.2.3.4
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】

3.授業の概要
給食に関連するビジネスの動向やマーケティングの原理と応用、システム構築などの手法を取り入れたマネジメントをより具体的に学習する。各特定給食施設の経営管理のあり方については、理論と事例をもとに習得する。
実務経験のある教員による授業です。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
給食経営管理Ⅰについて復習し、理解してから授業に臨む。
また、予定している範囲の教科書に目を通して授業に臨む。
(2)授業の受け方
授業は、主に講義形式で教科書およびプリント資料を用いて行う。
(3)復習の仕方
復習は、授業のポイントについて資料を含めてノートに毎回まとめておくようにする。

5.受講にあたってのルール
(1) 受講時の基本姿勢(マナー)
教科書、事前に配布された資料等は毎回準備して授業に臨む。内容によって計算機を使用することがある。
(2) 遅刻・欠席・早退の扱い
20分を超える遅刻は欠席扱いとし、遅刻2回で1回の欠席とみなす。早退は欠席とみなす。止むを得ず欠席した場合は必ず「欠席届」を提出する。
(3) 試験の受験資格
講義15回のうち、欠席回数が3分の1以上の者は試験を受験できない(すなわち再履修となる)。
(4) 試験時の不正行為の扱い
カンニング等の不正行為を行った場合は試験点を 0 点とする(すなわち再履修となる)。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション
栄養・食事計画
給食の献立作成
(予習)教科書・資料を読む
(復習)ノートをまとめる
第2回
給食の品質
(予習)教科書・資料を読む。
(復習)ノートをまとめる
第3回
給食の安全・衛生
HACCPシステム
事故・災害時対策
(予習)教科書・資料を読む。
(復習)ノートをまとめる
第4回
給食の人事・事務

(予習)教科書・資料を読む。施設事例について調べる。
(復習)ノートをまとめる
第5回
給食経営の実際(病院)
(予習)教科書・資料を読む。施設事例について調べる。
(復習)ノートをまとめる
第6回
給食経営の実際(病院)
(予習)教科書・資料を読む。施設事例について調べる。
(復習)ノートをまとめる
第7回
給食経営の実際(高齢者施設)
(予習)教科書・資料を読む。施設事例について調べる。
(復習)ノートをまとめる
第8回
給食経営の実際(高齢者施設)
(予習)教科書・資料を読む。施設事例について調べる。
(復習)ノートをまとめる
第9回
給食経営の実際(児童福祉施設)
(予習)教科書・資料を読む
(復習)ノートをまとめる
第10回
給食経営の実際(児童福祉施設)
(予習)教科書・資料を読む
(復習)ノートをまとめる
第11回
給食経営の実際(学校)
(予習)教科書・資料を読む
(復習)ノートをまとめる
第12回
給食経営管理の実際(学校)
(予習)教科書・資料を読む
(復習)ノートをまとめる
第13回
給食経営の実際(事業所)
(予習)教科書・資料を読む
(復習)ノートをまとめる
第14回
施設別研究課題の検討①
臨地実習に向けて、給食の運営に関する研究テーマを見つけ、講義で学んだことをまとめ、発表する。
第15回
施設別研究課題の検討②
臨地実習に向けて、給食の運営に関する研究テーマを見つけ、講義で学んだことをまとめ、発表する。
第16回
試験
予習・復習
教科書を使った予習が必要。授業前に必ず該当する教科書のページまたは配布資料に目を通して、疑問点をまとめてくること。復習では、その日のうちにノートをまとめ、疑問点を調べて加筆しておく。
目安の時間として、授業1コマにつき、予習60分、復習120分が必要。                     


7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1)小テスト・レポート40%(レポートは、提出期限を過ぎた場合は50%評価、未提出は評価しません。)
(2)試験50%(試験は、対面を原則に実施する)
(3)受講態度10%
(4)総合的に評価する。
到達目標①〜③

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
(1)管理栄養士国家試験受験資格取得に必要な規定科目となる。
(2)受講に際して、心配や不安なことがある場合は、必ず2回目の授業までに担当者に申し出てください。事情によっては、何らかの特別な配慮を行う場合があります。
(3)遠隔授業(リアルタイム型オンライン授業)について
①体調不良等(欠席)の申し出があっても、一時的な遠隔授業の対応はいたしませんので、「欠席」となります。
②自然災害等で交通機関に何らかの影響が出た場合、対面授業は中止となりますので、「遠隔授業で行うか」、「休講となるか」を必ずUNIPAで確認してください。休講となった場合は、補講期間に補講を行います。