シラバス情報

科目名
健康栄養研究法Ⅱ
開講年度学期
2024年度後期
配当学年
3年
ナンバリング
単位
1単位
時間
後日日程調整を行う。
教室
研究室
教科書

1.担当教員
担当教員
矢島 由佳
研究室
1号館6階
オフィスアワー
メールにて随時対応

2.授業の目的
(1)授業の目的
健康栄養研究法Ⅰにつづき、卒業研究に関連する論文を選択し、精読、内容を説明できること、卒業研究のための課題選択を目指す。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
① 情報収集・整理能力、科学的思考のトレーニングを行う。
〈健栄DP1、健栄DP3、健栄DP4〉
② 論文の書き方やプレゼンテーション法を理解する。
〈健栄DP1、健栄DP3、健栄DP4〉
③ 調理技術や献立作成について実践力を身につける(主に災害時の食と郷土料理について)。レシピコンテストに1回は応募すること
〈健栄DP1、健栄DP3、健栄DP4〉
④ 実習に関連した管理栄養士国家試験の過去問をとき、理解、修得する
〈健栄DP1、健栄DP3、健栄DP4〉
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】

3.授業の概要
健康栄養研究法Ⅰをふまえて、グループに分かれて、卒業研究のために興味あるテーマを選ぶ。そのテーマについて文献調査、予備調査などを行い、レポートを作成する。パワーポイントによるプレゼンテーション資料を作成し、発表および質疑応答などを行う。このほかに、分野にかかわる学外見学・学外活動を行う予定である。また、各自の食生活について見直し、調理技術の向上や献立作成のために調理を行い、実践力をさらに身につけることを目指すので積極的に参加すること。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
予習・復習については、自分の分野だけでなく、他分野についてもあらかじめ配布された資料を読解し、関係文書を検索しておく。
(2)授業の受け方
授業にあたっては積極的に発言すること。相手の意見も尊重し、ディベートを行うこと。常日頃から食に関わる情報は収集しておくこと。
(3)復習の仕方
予習・復習については、自分の分野だけでなく、他分野についてもあらかじめ配布された資料を読解し、関係文書を検索しておく。

5.受講にあたってのルール
(1)受講時の基本姿勢(マナー)
 積極的に発言(相手の意見も尊重しディベートを行う)・行動すること。提出物などは期日を守ること。
(2)遅刻・欠席・早退の扱い
 欠席の場合は、必ずメールにて連絡のこと

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
ガイダンス
第2回
食文化(郷土料理など)について検索・試作①
第3回
食文化(郷土料理など)についてレポート・プレゼンテーション作成・発表
第4回
食文化(郷土料理など)について検索・試作②
第5回
食文化(郷土料理など)についてレポート・プレゼンテーション作成・発表
第6回
災害時の食、アレルギーについて書籍や論文購読
第7回
災害時の食やアレルギー食の試作・検討
第8回
災害時の食やアレルギー食の試作・検討
第9回
災害時の食やアレルギー食の発表
第10回
各自テーマにそって論文検索・試作など検討
第11回
各自テーマにそって論文検索・試作など検討
第12回
各自テーマにそって論文検索・試作など検討
第13回
各自テーマにそって論文検索・試作など検討
第14回
レポート・プレゼンテーション作成・修正
第15回
レポート・プレゼンテーション作成・発表
第16回
予習・復習
予習・復習については、自分の分野だけでなく、他分野についてもあらかじめ配布された資料を読解し、関係文書を検索しておく。予習120分、復習120分が必要。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
・レポート・発表 …70%
〈到達目標①、到達目標②、到達目標③、到達目標④〉
・受講態度(積極性、協力性など)…30%
〈到達目標③〉

8.参考図書・文献
大災害を生き抜くための食事学
災害時の食と栄養
原田萌香
日本調理科学会誌
2021 年 54 巻 4 号 p. 197-200
3)被災地の食事の現状と栄養問題—東日本大震災被災地報告(宮城県気仙沼市)—
西村 一弘
日本糖尿病学会誌
第54巻第9号
災害に備えた食品の備蓄に関する実態調査
独立行政法人国民生活センター
食物アレルギー表示制度に関する実態調査業務
消費者庁
食物アレルギーの発症要因と耐性化
小倉 聖剛、海老澤元宏
日内会誌
102:724〜730,2013
独立行政法人 環境再生保全機構
https://www.erca.go.jp/yobou/zensoku/allergy/recipe/index.html

9.履修上の注意
・本科目は選択科目ではあるが、卒業研究を選択する学生はこの科目(健康栄養研究法Ⅰ・Ⅱ)を履修することが望ましい。
・受講に際して、心配や不安なことがある場合は、2 回目の授業までに担当者に相談してください。事情によっては、何らかの特別な配慮を行う場合があります。
・(自然)災害時の授業対応については、遠隔授業を実施しますので、対面授業が中止になった当日は、必ずUNIPAを確認してください。