シラバス情報

科目名
臨床栄養学実習Ⅱ (月曜Ⅰ・Ⅱ校時)
開講年度学期
2024年度前期
配当学年
3年
ナンバリング
単位
1単位
時間
教室
教科書
『改訂 臨床栄養学実習 〔第2版〕 −フローチャートで学ぶ臨床栄養管理−』、『エッセンシャル臨床栄養学』(医歯薬出版)

1.担当教員
担当教員
菅原 詩緒理
研究室
179室(1号館6階)
オフィスアワー
火曜日Ⅱ限、研究室

2.授業の目的
(1)授業の目的
傷病者の身体状況・病態、薬剤の服用状況、摂食機能や要介護度等を含めた身体状況、生活・居住環境、およびその栄養状態のアセスメントに基づいた栄養ケアプランを作成・実施・モニタリング・評価し、それに基づいた栄養補給、栄養教育を関連専門職との連携の下に行うことができるようにする。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
① 栄養アセスメントに必要な臨床検査法の理解を深め、身体計測および体組成の測定、代謝動態検査が実践できるようになる。
② 傷病者の病態を把握し、適切な栄養ケア計画ができるようになる。
③ 栄養マネジメントのための栄養ケアの実践として、栄養食事指導のための医療面接技術を習得する。
健康栄養学科のディプロマポリシー「2. 人間の食行動と食環境を把握しエビデンスに基づく基準に照らして、健康・栄養課題への支援や対策の実践的方法の基礎を身につけている。」に基づき、特に症候別・疾患別の病態と栄養管理の知識の獲得を目指す科目である。
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】

3.授業の概要
(1) 栄養スクリーニング、栄養アセスメント、栄養計画までのプロセスを学ぶために、栄養アセスメントに必要な計測機器の操作方法と、栄養ケア記録の作成方法を学習する。
(2) 栄養ケアの実践では、栄養補給法の実際について学ぶとともに、模擬患者を対象とした栄養食事指導についても学ぶ。また、疾患別の模擬症例を用いた演習を行い、病態理解をふまえた上で、栄養管理の知識と技術の習得につとめる。
 授業は、対面とZoomを用いた双方向方授業を実施する。また、授業中及び最後にresponを使用しショートレポートを実施する。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
「6.授業計画と予習・復習の内容及び必要な時間」にそって、授業を展開するので、表に記された実習書の対応する箇所をあらかじめ読んでくること。さらに、該当する教科書のページを理解してくること。予習の際には「6.授業計画と予習・復習の内容及び必要な時間」をよく確認のこと。
(2)授業の受け方
実習は実習書を主に、追加でプリントを配布し、PowerPointのスライド等で進める。重要だと思ったことや疑問に思ったことなどはメモすること。
(3)復習の仕方
授業中に書いたノートを早いうちにまとめること。その際、不明な点や疑問点については、改めて調べてノートに加筆するとよい。

5.受講にあたってのルール
(1) 受講時のマナー
受講時は、内職や居眠り等は行わないこと。
(2) 遅刻・欠席・早退の扱い
30分を超える遅刻は欠席扱いとし、遅刻2回で1回の欠席とみなす。早退は欠席とみなす。欠席した場合は、「欠席届」を提出すること。
(3) 課題提出にあたってのルール
提出期限は厳守すること。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション、栄養アセスメントの概要
第2回
栄養アセスメント(身体計測)
予習(該当頁)復習(ノートにまとめる)
第3回
栄養アセスメント(栄養必要量の算定(推定)①)
予習(該当頁)復習(ノートにまとめる)
第4回
栄養アセスメント(栄養食事調査)
予習(該当頁)復習(ノートにまとめる)
第5回
栄養計画、在宅医療者の食生活支援
予習(該当頁)復習(ノートにまとめる)
第6回
栄養管理計画書の作成(基礎編)
予習(該当頁)復習(ノートにまとめる)
第7回
初期計画のモニタリングー病棟訪問
予習(該当頁)復習(ノートにまとめる)
第8回
栄養ケアプランの作成ー栄養ケアの記録
予習(該当頁)復習(ノートにまとめる)
第9回
栄養補給法の講義
予習(該当頁)復習(ノートにまとめる)
第10回
症例検討
予習(該当頁)復習(ノートにまとめる)
第11回
症例検討
予習(該当頁)復習(ノートにまとめる)
第12回
症例検討
予習(該当頁)復習(ノートにまとめる)
第13回
症例検討
予習(該当頁)復習(ノートにまとめる)
第14回
症例検討
予習(該当頁)復習(ノートにまとめる)
第15回
症例検討
予習(該当頁)復習(ノートにまとめる)
第16回
予習・復習
これまでに使用した教科書等で予習が必要。授業前に必ず該当する実習書のページに目を通して、疑問点をまとめてくること。復習では、その日のうちにノートをまとめ、疑問点を調べて加筆しておく。
目安の時間として、授業1コマにつき、予習120分、復習120分が必要。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1) 受講態度(出席状況30%)
(2) 課題レポート(70%)…授業内でレポートを課す。

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
・本科目は、管理栄養士受験資格の必修科目です。
・原則、臨床栄養学臨地実習Ⅰ・臨床栄養学臨地実習Ⅱの要件になります。
・実習を受けるにあたり、質問がある学生は申し出てください。
受講に際して、心配や不安なことがある場合は、担当者に相談してください。
【一時的な遠隔授業の対応について】
・授業開始前日までにメールで連絡があれば相談の上遠隔授業を検討します(Zoomを使用)。
【(自然)災害時の授業対応について】
・遠隔授業を実施しますので、対面授業が中止になった当日は、必ずUNIPAを確認してください。