シラバス情報
教員名 : 武田 美由紀
教員名 : 菅原 詩緒理
科目名
臨床栄養学実習Ⅰ (火曜Ⅳ・Ⅴ校時)
開講年度学期
2024年度後期
配当学年
2年
ナンバリング
単位
1単位
時間
火曜日Ⅳ・Ⅴ限
教室
調理実習室、1号館4階141教室
教科書
『臨床栄養学実習』(医歯薬出版)、『エッセンシャル臨床栄養学』(医歯薬出版)、糖尿病食事療法のための食品交換表 第7版
1.担当教員
担当教員
武田 美由紀、菅原 詩緒理
研究室
菅原詩緒理(1号館6階179室)、武田美由紀
オフィスアワー
火曜日Ⅲ限
2.授業の目的
(1)授業の目的
病態の理解を踏まえ、病態別の献立作成と調理について学ぶ。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
① 病態別に分類された栄養コントロール食を把握し、経口栄養療法による栄養食事計画ができるようになる。
② 糖尿病食事療法のための食品交換表を理解し、活用方法を学ぶ。
③ 病態に即した献立の展開ができるようになる。
健康栄養学科のディプロマポリシー「1.人の健康と栄養および疾病の成り立ちに関する専門基礎知識を身につけている。」に基づき、特に病態別の献立作成と調理実習・供食実習を通し、実践能力を身につけることを目指す科目である。
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】
3.授業の概要
実務経験をもつ教員により、病態の改善や回復に効果をもたらす栄養療法、特に病態別の献立作成と調理について学ぶ。そのために、病態別に分類された栄養コントロール食を把握し、各疾病に対する基本方針、栄養基準、献立作成上の注意点を学習する。具体的には病態生理の理論をふまえ、それぞれの症例に対する栄養食事計画演習を行う。病態別の献立作成と調理方法を学ぶためには、栄養学・食品学・調理学を総合的に必要とするため、自ら作成した献立の調理実習・供食実習を行い、一人ひとりが実践能力を身につけるようにする。
4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
「6.授業計画と予習・復習の内容及び必要な時間」にそって、授業を展開するので、表に記された教科書の対応する箇所をあらかじめ読んでくること。教科書のページ順通りの進み方ではないので、予習の際には「6.授業計画と予習・復習の内容及び必要な時間」をよく確認のこと。
(2)授業の受け方
授業はプリントなどを使用し、PowerPointのスライドで進める。スライドの記述だけではなく、重要だと思ったことや疑問に思ったことなどはメモすること。
(3)復習の仕方
授業中に書いたノートを早いうちにまとめること。その際、不明な点や疑問点については、改めて調べてノートに加筆するとよい。
5.受講にあたってのルール
(1) 受講時の基本姿勢(マナー)
受講時は、私語を慎み、居眠り・内職等は行わないこと。
(2) 遅刻・欠席・早退の扱い
欠席した場合は、「欠席届」を提出すること。
6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
回
テーマ
予習・復習
備考
第1回
臨床栄養学実習Ⅰの概要・栄養摂取法と補給法、一般治療食と特別治療食
講義内容に該当する部分を教科書などで予習し、理解してくること。復習では、その日のうちにノートをまとめ、疑問点を調べて加筆しておく。
第2回
献立作成の基礎、栄養食事療法における常食の考え方と献立作成のポイント
講義内容に該当する部分を教科書などで予習し、理解してくること。復習では、その日のうちにノートをまとめ、疑問点を調べて加筆しておく。
第3回
常食の栄養管理と献立作成演習
講義内容に該当する部分を教科書などで予習し、理解してくること。復習では、その日のうちにノートをまとめ、疑問点を調べて加筆しておく。
第4回
軟食から五分粥食、三分粥食、流動食への展開
講義内容に該当する部分を教科書などで予習し、理解してくること。復習では、その日のうちにノートをまとめ、疑問点を調べて加筆しておく。
第5回
軟食の栄養管理と献立作成の演習
講義内容に該当する部分を教科書などで予習し、理解してくること。復習では、その日のうちにノートをまとめ、疑問点を調べて加筆しておく。
第6回
常食献立からエネルギーコントロール食への展開方法と実際の献立演習
講義内容に該当する部分を教科書などで予習し、理解してくること。復習では、その日のうちにノートをまとめ、疑問点を調べて加筆しておく。
第7回
糖尿病食品交換表の活用方法と交換表を用いた献立作成演習
講義内容に該当する部分を教科書などで予習し、理解してくること。復習では、その日のうちにノートをまとめ、疑問点を調べて加筆しておく。
第8回
常食、軟食、流動食、糖尿病食の調理実習
講義内容に該当する部分を教科書などで予習し、理解してくること。復習では、その日のうちにノートをまとめ、疑問点を調べて加筆しておく。
第9回
たんぱく質コントロール食の栄養管理、献立作成演習
講義内容に該当する部分を教科書などで予習し、理解してくること。復習では、その日のうちにノートをまとめ、疑問点を調べて加筆しておく。
第10回
脂質コントロール食の栄養管理、献立作成演習
講義内容に該当する部分を教科書などで予習し、理解してくること。復習では、その日のうちにノートをまとめ、疑問点を調べて加筆しておく。
第11回
食塩制限食の栄養管理、献立作成演習
講義内容に該当する部分を教科書などで予習し、理解してくること。復習では、その日のうちにノートをまとめ、疑問点を調べて加筆しておく。
第12回
たんぱく質コントロール食の献立作成実習ならびに評価(調理実習)
講義内容に該当する部分を教科書などで予習し、理解してくること。復習では、その日のうちにノートをまとめ、疑問点を調べて加筆しておく。
第13回
脂質コントロール食の献立作成実習ならびに評価(調理実習)
講義内容に該当する部分を教科書などで予習し、理解してくること。復習では、その日のうちにノートをまとめ、疑問点を調べて加筆しておく。
第14回
食塩制限食の献立作成実習ならびに評価(調理実習)
講義内容に該当する部分を教科書などで予習し、理解してくること。復習では、その日のうちにノートをまとめ、疑問点を調べて加筆しておく。
第15回
常食、軟食、糖尿病食の献立作成演習および調理実習に対する総合評価
予習(該当頁)復習(ノートにまとめる)
第16回
予習・復習
・ 予習の仕方:講義内容に該当する部分を教科書などで予習し、理解してくること。
・ 復習の仕方:病態とその食事療法の関係を、理解すること。また、献立作成のポイントを押さえること。
・教科書を使用する予習が必要。授業前に必ず該当する教科書のページに目を通して、疑問点をまとめてくること。復習では、その日のうちにノートをまとめ、疑問点を調べて加筆しておく。
・目安の時間として、授業1コマにつき、予習120分、復習120分が必要。
7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1) 課題レポート(80%)…授業内でレポートを課す。各担当教員が提出課題を評価する。
(2) 受講態度(20%)…積極的な態度で臨むこと。
8.参考図書・文献
9.履修上の注意
・臨床栄養学Ⅰの単位を取得していること。
・本科目は、管理栄養士受験資格の必修科目です。
・原則、臨床栄養学臨地実習Ⅰ・臨床栄養学臨地実習Ⅱの要件になります。
・実習を受けるにあたり、質問がある学生は申し出てください。
【一時的な遠隔授業の対応について】
・授業開始前日までにメールで連絡があれば相談の上遠隔授業を検討します(Zoomを使用)。
【(自然)災害時の授業対応について】
・遠隔授業を実施しますので、対面授業が中止になった当日は、必ずUNIPAを確認してください。