シラバス情報
教員名 : 高田 洋平
科目名
ソーシャルワーク論Ⅰ
開講年度学期
2024年度後期
配当学年
2年
ナンバリング
単位
2単位
時間
教室
教科書
日本ソーシャルワーク教育学校連盟(2021)『最新 社会福祉士養成講座 6ソーシャルワークの理論と方法[社会専門]』中央法規
1.担当教員
担当教員
高田 洋平
研究室
5号館4階
オフィスアワー
金曜日2限
2.授業の目的
(1)授業の目的
この科目では総合的かつ包括的な支援におけるソーシャルワークの実際や実践を支える理論や方法について学ぶことを目的とします。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①社会福祉に関する総合的な知識のうち、援助関係の形成とネットワーキング、社会資源とその開発方法について理解する
〈DP6〉
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】
3.授業の概要
本講義では、ソーシャルワークの援助過程に係る知識を学び、総合的かつ包括的な支援におけるソーシャルワークについて理解を深めます。基本的にはテキストの示されている知識の習得を目指します。授業方法としては部分的にアクティブ・ラーニングを採用し、思考力や応答力の涵養を同時に目指します。授業内容としては援助関係やネットワークの構築、社会資源の活用や開発方法などについて学びます。
4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
テキストの内容を事前に一読しておきましょう。重要な語句や概念については予め調べて自分なりに疑問点を提示しておくことが望ましいです。
(2)授業の受け方
本授業では毎回、テキストに基づいてレジュメを準備し、これをもとに授業を進めます。履修生はレジュメにメモを書き加えつつ、適宜質問するなどしてください。また本科目ではアクティブ・ラーニング形式を一部導入します。知識の習得を目指すものですが、目の前の知識をただインプットするというよりは、その知識に対する問いや疑問を大切にし、授業時にはできるだけ質問や発言をし、主体的な姿勢で授業に臨みましょう。
(3)復習の仕方
授業で使用したレジュメをもとに、キーワードを把握し、自ら調べて理解を深めましょう。具体的な復習の仕方は授業内で指示します。
5.受講にあたってのルール
出席回数、欠席回数による加点・減点は行いませんが、出席が授業回数の3分の2に満たない場合は単位不合格とします。
また20分以上の遅刻は欠席扱いとします。
6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
回
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション(授業の進め方)
第2回
総合的かつ包括的な支援の考え方①
総合的かつ包括的な支援の考え方とは
テキスト第1章第1節を読む
第3回
総合的かつ包括的な支援の考え方②
家族支援の実際
テキスト第1章第2節を読む
第4回
総合的かつ包括的な支援の考え方③
地域支援の実際
テキスト第1章第3節を読む
第5回
総合的かつ包括的な支援の考え方④
非常時や非常時支援の実際
テキスト第1章第4節を読む
第6回
ソーシャルワークにおける援助関係の形成①
援助関係形成の意義と概念
テキスト第2章第1節を読む
第7回
ソーシャルワークにおける援助関係の形成②
援助関係の形成方法と留意点
テキスト第2章第2節を読む
第8回
ソーシャルワークにおける援助関係の形成③
第一回小テスト
第9回
ネットワークの形成①
ネットワーキングとは何か
テキスト第3章第1節を読む
第10回
ネットワークの形成②
ネットワーキングの性質・機能とネットワークの構築方法
テキスト第3章第1節を読む
第11回
ネットワークの形成③
コーディネーションの意義と目的
テキスト第3章第2節を読む
第12回
ソーシャルワークにおける社会資源の活用・調整・開発①
社会資源の開発・調整
テキスト第4章第1節を読む
第13回
ソーシャルワークにおける社会資源の活用・調整・開発②
ソーシャルワーク実践と社会資源
テキスト第4章第2節を読む
第14回
ソーシャルワークにおける社会資源の活用・調整・開発③
社会資源のさまざまな方法
テキスト第4章第3節を読む
第15回
まとめ
第二回小テスト
第16回
予習・復習
7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1)平常点(40%)…受講態度、授業内発言、リアクションペーパーなど平常点で評価する。
(2)小テスト(40%)…学期の中間と最後に課す小テスト(全2回)の得点で評価する。
(3)出席(20%)…欠席が半期5回以内であれば全体の評価の20%は出席点として認める。
8.参考図書・文献
9.履修上の注意
本科目は社会福祉士受験資格取得のために必要な科目(社会福祉士指定科目)です。