本科目は、社会福祉士並びに精神保健福祉士国家試験受験資格取得のための指定科目である。 相談援助等の仕事を円滑かつ適切に進めていくうえで、社会保障に関する知識をきちんと仕事に必要な道具として身につけておくことが、ソーシャルワーカーには求められる。ところが、今や社会保障の分野は極めて幅広く、制度が複雑であり、個別制度の改正も頻繁に行われており、なかなか理解することが難しい。しかし、保健・医療・福祉等のサービス関係者との間の連絡調整を円滑に進めていくためにも、これらの関係者が関係するそれぞれの社会保障制度を理解する必要がある。 前期の講義は、社会保障制度の全体像をつかむための総論である。 課した課題はUNIPA上で回収する。出席確認はUNIPAを基本とする。
*「実務経験がある教員」について この科目は厚生労働省(本省、中央労働委員会、東京労働局等)での実務経験のある教員による授業です。
|