シラバス情報

科目名
心理福祉専門演習Ⅱ
開講年度学期
2024年度後期
配当学年
3年
ナンバリング
単位
1単位
時間
火曜日1限
教室
532教室
教科書
特に定めない。

1.担当教員
担当教員
結城 裕也
研究室
5号館4階
オフィスアワー
木曜日3限

2.授業の目的
(1)授業の目的
心理学を研究するために必要となる基本的な概念や方法論を学び,そこで得た知識を活用して書籍,論文を読むことであらゆる方面に対して理解を深める。また,前期の「心理福祉専門演習Ⅰ」の中で関心を持った領域に関する論文を中心に購読し,より知識を深化させる。そして,4年生に進級した際にすぐ卒業研究に取り掛かれるよう準備をする。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①「日本語」および「英語」の専門書籍および論文の内容を読みこなし,理解することができる。
(心福DP5)
② 読んだ文献を自分なりにまとめ,プレゼンテーションの場で他者に対して分かりやすく発表することができる。
(心福DP5)
③ 自分の関心外の領域であっても,その領域に関して常に批判的思考を持ち,他者と議論することができる。
(心福DP5)
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】

3.授業の概要
前期の「心理福祉専門演習Ⅰ」で,ある程度自分の関心領域を狭めたことを前提に,自分の興味関心のある領域の論文を「英語」と「日本語」をそれぞれ複数選択し,まとめてプレゼンテーションを行う。14回目の講義を目処に卒業論文のテーマを決め,4年次進級と同時に卒業研究に取り掛かれるように準備をする。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
原則,「6.授業計画と予習・復習の内容及び必要な時間」に沿って演習を展開するので,発表者が事前に予告した該当箇所および文献をあらかじめ読んでくること。また,必ず,疑問点,議論したい点についてピックアップしてくること。
(2)授業の受け方
演習は,主に発表担当者がPowerPoint等のスライドでプレゼンテーションを行う。そのプレゼンテーションを受けて,発表者を含めたメンバー全員で内容について議論する。スライドの記述だけではなく、重要だと思ったことや疑問に思ったことなどは積極的にメモすること。
また「プレゼンテーション相互評価表」を使用し,他者のプレゼンテーションを評価したり,発表内容の疑問点や発表の良い部分,要改善の部分などをピックアップする。
(3)復習の仕方
プレゼンターの発表内容を手元の配布資料にもとづいてもう一度確認すること。また,次回の授業までに発表内容に関するショートレポートを課すので,必ず期限を守って提出すること。

5.受講にあたってのルール
(1) 受講時の基本姿勢(マナー)
受講時は、私語を慎み、居眠り・内職等は行わないこと。
(2) 遅刻・欠席・早退の扱い
30分を超える遅刻は欠席扱いとし、遅刻2回で1回の欠席とみなす。早退は欠席とみなす。欠席した場合は、「欠席届」を提出すること。
(3) 授業への取り組み
授業はただ出席しているだけでは不十分である。積極的考え,発言し,議論することが重要になる。つまり,ゼミへの参加度(貢献度)が非常に重視されることを肝に命じること。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
ガイダンス:今後の授業の進め方について
研究テーマの設定①
第2回
研究テーマの設定②
第3回
研究テーマの設定③
第4回
関連論文講読①
第5回
関連論文講読②
第6回
関連論文講読③
第7回
研究の目的・仮説の設定①
第8回
研究の目的・仮説の設定②
第9回
方法の設定(研究対象者,材料等)
第10回
調査・実験の実施,分析①
第11回
調査・実験の実施,分析②
第12回
結果のまとめ
第13回
考察①
第14回
考察②
第15回
全体のまとめ
第16回
予習・復習
事前に書籍や論文を熟読する予習が必要である。分からない用語や内容をピックアップし,事前に調べることが重要である。
目安の時間として、授業1コマにつき、予習90分、復習60分が必要。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
・ゼミへの参加度(60%)…授業中の議論への参加,出席や態度などの評価
<到達目標①、到達目標②、到達目標③>
・レポート(40%)
<到達目標①、到達目標②、到達目標③>

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
・本講義受講にあたっては,事前に該当の書籍や論文を必ず読んでおくこと。予習せずに授業に臨むと授業内容を理解できないまま進んでしまうことになる。
・受講に際して,心配や不安なことがある場合は,必ず2回目の授業までに担当者に相談すること。事情によっては,レポートなどの代替課題を課すなどの,特別な配慮を行う場合がある。
・台風,豪雨,暴風雪,地震等によって通学が不可能となった場合,原則として遠隔(オンライン)で授業を実施する。その際は,UNIPA上で連絡する。
・体調不良,インフルエンザや新型コロナウイルスへの罹患が疑われる場合には欠席すること。症状が軽微であっても原則として遠隔(オンライン)対応はしない。