人の心を客観的に理解し、適切な心理支援をするために、心理学研究法のもとに心理調査が開発されている。心理調査を実施し、その結果を科学的に分析し,考察から介入・提言を行い心理支援や社会貢献を実践していくことが求められる。授業では、心理調査が必要とされる対象について,適切な方法を心理学研究法より選択し,調査を実践し、その結果を客観的な手続きで考察し、報告する基礎能力を身につけること目指す。 ①心理学研究法に基づく心理調査の「選択」「計画」「実施」「結果」の流れについて基本的理解ができる。 ②特定の心理的課題解明のために調査目的を明確化し、心理調査を選択することができる。 ③調査目的に基づく,倫理的な配慮を加えた調査項目を設計することができる。 ④調査結果を,合致する心理学統計を用いて仮説探索・検証ができる。 ⑤調査結果に基づく考察を行い,報告書の作成ができる。
|