子ども発達総合演習Ⅰ

2024年度前期

3年

2単位

生活造形室

千　凡晋

５号館４階

造形・美術における表現・鑑賞活動を自ら体験し、それを活かした実践案を構想・準備・実践することで、保育実践力の基礎を養う。

①　表現・鑑賞活動を自ら体験し、それを用いて造形活動の多様な広がりを理解する。
〈発達DP１、発達DP２〉
②　造形・美術活動における子どもの発達段階と表現の特徴に対する理解を深める。
〈発達DP１、発達DP２、発達DP４〉
③　 SDGsの17項目の目標を理解し、それと造形表現活動と関連付けた活動を構想・準備、実践するすることで想像力と構想力、表現スキル、保育実践力の向上を目指す。
〈発達DP１、発達DP２、発達DP、発達DP４〉
④   全世界で抱えている様々な問題に関心を持ちながら、SDGsが実践できる保育者・教諭を目指す。
〈発達DP１、発達DP２、発達DP、発達DP４〉

この授業では造形活動で用いる材料・道具の探索を通して造形活動を構想する力を養う。造形活動の実践案を構想・準備し、それを保育現場で子どもを対象に実践することを行う。学生主導のアクティブラーニングを用いて実践テーマの設定、実践案の構想、事前準備、実践、事後の振り返りを行う。授業過程、振り返りにおいてクリッカー、タブレット端末等を活用した「双方向型授業」を実施する。
基本、UNIPA、またはBAND「子どもと造形B」にて諸連絡、及び課題の提示・提出を行う。
この科目は、教育現場での実務経験のある教員による授業である。

「６．授業計画と予習・復習の内容及び必要な時間」にそって、授業を展開するので、担当教員から指示された形で予習等を行うこと。

文献購読の時間は各自の意見を積極的に述べるよう努める。アクティブラーニングによる学生主体で実践の構想と準備を進めていく。
実践プログラムを学外の保育現場で実践することにあたり、課題テーマと実践プログラムとの関連性を十分に理解する上で、それぞれの役割を果たしながら、学生同士の協力を通してより良い実践ができるように臨むこと。

学生主体で決めて制作スケジュールや内容にあわせながら作業を進めていく必要があります。

（1） 受講時の基本姿勢（マナー）
授業中、トイレ・保健室に行くことを除き、退出は認めない。制作を行った際は、作品の管理（持ち帰り）、机や床の掃除も授業の一環なのできちんと身の回りを片付けること。
（2） 遅刻・欠席・早退の扱い
本授業は、外部の保育現場での実践を行うため、参加学生の共同活動が多い。
やむを得ない事情を除き、すべての授業に出席すること。
欠席した場合は、「欠席届」とそれを証明する書類（コピー可）を添付。

ガイダンス
SDGsの目標について理解①

授業の進め方の確認
教材を参考に、SDGsの目標について調査

実習に向けて子どもの造形活動・発達段階の理解
食を通した異文化の理解

4年生との交流

SDGsの目標について理解②

復習：教材を参考に、興味のあるSDGsの目標について調査
課題：SDGsに関する発表資料の準備

SDGsの目標について理解➂

SDGsの目標について発表

SDGsに向けた実践案の構想
予習：実践案のアイデアの構想と発表の準備

予習：実践案のアイデアの構想のまとめ
復習：実践案を具体化する計画のたたき台の作成

各自が構想した案を発表

SDGsに向けた実践案の構想案の確定と計画

実践プログラムの準備

休講（保育実習Ⅰ）

補講日は７月以後に設定し、学外実践１を実施

休講（保育実習Ⅰ）

補講日は７月以後に設定し、学外実践２を実施

実践研究１

実践プログラムの準備・練習

実践研究２

実践プログラムの準備・練習

実践研究３

実践プログラムの準備・練習

実践研究４

実践プログラムの準備・練習

実践研究５（リハーサル）

実践プログラムの確認・改善

実践の振り返り

学外実践の反省及び改善点のまとめ
実習に向けて子どもの造形活動の構想案の作成

実習に向けて子どもの造形活動の構想とその準備

予習：実習に向けて子どもの造形活動の指導案の作成
復習：実習に向けて子どもの造形活動の見本の作成

事前に配られた配布資料に目を通して、テーマに合う実践案のアイデアをまとめてくること。現場での実践に向けて必要な準備と練習、振り返りを行い、良い実践ができるように毎回の授業の予・復習を通して行うこと。目安の時間として予習60分、復習60分が必要である。

提出物・活動（80％）：課題、現場での実践、製作物
【到達目標１、到達目標２、到達目標３、到達目標４】
受講態度（20％）：出席状況、授業内の態度
【到達目標１、到達目標２、到達目標３、到達目標４】

(1)人間発達学科の卒業必修科目です。必ず履修してください。
(2)以下の資格等における必修科目として指定されています。資格の取得を考えている人は、必要に応じて履修して下さい。
・ 保育士
以上の資格要件は、2022年度入学生を対象としたものです。それ以後に入学した学生については、該当しない場合があります。
(3)  授業への参加について、特別な事情がある場合、特別な不安や心配がある場合には、第2回授業までの間に必ず担当教員まで相談して下さい。
出席・課題の免除と代替課題の提示など、状況に応じて特別な対応をする場合があります。相談が遅れると対応が不可能になる場合もありますので、必ず第2回授業の前までに相談に来て下さい。
(4)授業数は授業計画欄でよく確認のこと。必ずしも全授業数が15回とは限りません。
毎回の授業終了前に次回の授業内容と準備物が提示されます。授業計画の順番が変わることもありうるため、欠席の際には教員に問い合わせするか、クラスメートに確認してください。
(5)やむを得ない事情で欠席・遅刻・早退した場合は、次の授業までに授業担当者に申し出ること。　加え、欠席届とそれを証明する書類（コピー可）を添付し、提出してください。

【一時的な遠隔授業の対応について】
　　・遠隔授業には対応していません（欠席となります）。
【（自然）災害時の授業対応について】
　　・遠隔授業を実施しますので、対面授業が中止になった当日は、必ずUNIPAを確認してください。