教育の計画である教育課程やカリキュラムを編成するためには、基盤となる理論や原理がいくつかあります。まず、カリキュラム編成の原理について学んだ後、それらの原理が実際の学校教育を支える学習指導要領にどのように反映されてきたのか、日本社会の歴史的な変遷と重ね合わせながら、学んでいきます。また、理論的・歴史的な学習をふまえて、具体的な授業計画や教育実践の立案・実践・評価のプロセスについてもアクティブ・ラーニングを取り入れ、体験的に学ぶことを予定しています。この授業での学びは、皆さんが受けてきた学校教育が、どのような理論や社会的背景によって形作られてきたのかを学ぶものです。教職に必要な知識を身につけるだけでなく、自分自身の経験を新たな視点から振り返ることで、教育や社会についての視野を広げ、柔軟な問題解決能力を身につけることにつながることを目指しています。
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