シラバス情報

科目名
フィールド・スタディⅠ
開講年度学期
2024年度前期
配当学年
2年
ナンバリング
単位
2単位
時間
月曜3限
教室
522教室
教科書
使用しません

1.担当教員
担当教員
高橋 早苗
研究室
5号館4階
オフィスアワー
月曜4限、その他(初回ガイダンスでお知らせします)

2.授業の目的
(1)授業の目的
 この授業は、「フィールド・スタディ論」(調査技法の基礎)を踏まえ、自分自身の力で 質問紙調査(アンケート調査)を実施する力を身につけ、社会教育や生涯学習支援の現場で必要となる実践的スキルを学びます。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
(1)社会学的な手順・ルールにしたがって調査票調査を実施できるようになります。
 (グロバDP1、グロバDP4)
(2)社会調査のいくつかの手法のなかで、量的調査の特質を理解します。
 (グロバDP1、グロバDP4)
(3)一連の作業を通じて、社会教育や生涯学習の支援に携わる者に必要な調査スキルを身につけます。
 (グロバDP1、グロバDP4)
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】

3.授業の概要
はじめに、現在日本で行われている調査の歴史や現状を学び、調査の代表的な種類・方法を実例から把握します。また調査を実際に行う立場にたって、調査の企画から調査結果の読み方までの社会調査の基礎的方法を実際的な作業を通して学びます。受講人数に応じてグループに分かれて調査を実施する可能性もあります。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
調査票の完成に向けて、事前に作業をしてレジュメを作成し、授業時には学生同士や教員をまじえて検討を重ね、積み上げていきます。
(2)授業の受け方
この授業は演習科目であり、自分自身が主体的に考え、作業することが求められます。
(3)復習の仕方

5.受講にあたってのルール
積極的に発言してください。また、計画的に作業を進めるため、欠席すると授業についていけなくなる可能性があります。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション…授業の進め方
第2回
社会調査とは何か
第3回
社会調査の分類
第4回
調査のテーマと調査の倫理
第5回
調査票をつくる ①テーマの設定
第6回
調査票をつくる ②テーマから質問項目へ
第7回
調査票をつくる ③仮説と質問文
第8回
調査票をつくる ④質問文と選択肢
第9回
調査票をつくる ⑤選択肢と尺度
第10回
調査票をつくる ⑥ワーディング
第11回
調査票の進捗状況の報告①
第12回
調査票の進捗状況の報告②
第13回
調査票の進捗状況の報告③
第14回
アンケート完成 最終報告会①
第15回
アンケート完成 最終報告会②
第16回
予備日
予習・復習

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1)調査報告レポート(60%)…… 調査レポートは、報告会での発表によって受講生同士が共有し、教員はそれぞれの報告について講評します。
 (到達目標1、3)
(2)毎時の取り組み状況(40%)…… 調査票を完成させるために課題に取り組みます。
 (到達目標1、2、3)

8.参考図書・文献
授業内で紹介します。

9.履修上の注意
・社会教育士(社会教育主事)、上級情報処理士・情報処理士の選択必修科目です。
・「フィールド・スタディ論」(1年後期)を履修することが望ましい。
・自然災害等で対面授業が取りやめになった場合、遠隔授業を実施しますので、必ずUNIPAを確認してください。
・体調不良等で一時的に対面授業を欠席する学生に対して、遠隔授業による対応は行いません。