シラバス情報

科目名
生涯学習論Ⅰ
開講年度学期
2024年度前期
配当学年
1年
ナンバリング
単位
2単位
時間
火曜日3時限(13:00〜14:30)
教室
311教室
教科書
印刷資料を配布します。

1.担当教員
担当教員
坂根 治美
研究室
5号館4階
オフィスアワー
木曜日4時限(14:40〜16:10)

2.授業の目的
(1)授業の目的
社会の近代化の中で始まった学校教育以外の教育の歴史的展開と第二次世界大戦後の社会教育、生涯学習の政策の流れを理解するとともに、現代のわが国の社会教育を支えている社会教育施設の実態や社会教育主事(社会教育士)の具体的な役割を理解することを目的とします。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①生涯学習と社会教育の基本概念と両者の関係を理解します。
〈GSDP1②、GSDP2③、GSDP4① 〉
②わが国の社会教育および生涯学習政策の歴史を理解します。
〈GSDP1②、GSDP2③、GSDP4① 〉
③生涯学習社会における社会教育施設ならびに社会教育主事(社会教育士)の役割を理解します。
〈GSDP1②、GSDP2③、GSDP4① 〉
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】

3.授業の概要
生涯学習と社会教育それぞれの基本概念と両者の関係について説明したうえで、わが国で社会教育が制度化し第二次世界大戦後にはそれが再出発する経緯にふれ、さらに社会教育を支える社会教育施設の基本的特徴、1980年代に始まる生涯学習政策とそこでの社会教育の位置づけ、社会教育主事(社会教育士)の役割といった事項について解説します。毎回、その日の授業内容に関するテーマでのミニッツペーパーの執筆やディスカッションを行ないます。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
毎回の授業の最後に次回の授業に向けての予習について説明します。それに従って予習をしてから授業に参加してください。
(2)授業の受け方
教員が板書した事項のみでなく、説明をよく聞きながら自分なりに要領よくノートをとってください。授業内でミニッツペーパーや発言のかたちで意見表明を求めますので積極的に関与してください。
(3)復習の仕方
配布資料を読み返しながらノートの整理をして充分に復習をしてください。不明な点は次回の授業の冒頭でもよいので遠慮なく質問してください。

5.受講にあたってのルール
学ぶ権利が保障され学ぶ機会を享受できる自らの立場を意識しながら、生涯学習の一環としての大学での学びに主体的に取り組んでください。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション
「生涯学習論Ⅰ」の位置づけ
この科目の履修の理由を明確にしておく(予習)。配布資料の読み直しとノートの整理を充分に行なう(復習)。
第2回
「生涯学習」と「社会教育」①
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む。復習として配布資料の読み直しとノートの整理を充分に行なう。
第3回
「生涯学習」と「社会教育」②
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む。復習として配布資料の読み直しとノートの整理を充分に行なう。
第4回
近代日本の社会教育①
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む。復習として配布資料の読み直しとノートの整理を充分に行なう。
第5回
近代日本の社会教育②
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む。復習として配布資料の読み直しとノートの整理を充分に行なう。
第6回
戦後日本の社会教育の制度化
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む。復習として配布資料の読み直しとノートの整理を充分に行なう。
第7回
戦後日本の課題と社会教育
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む。復習として配布資料の読み直しとノートの整理を充分に行なう。
第8回
社会教育施設の基本的性格①
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む。復習として配布資料の読み直しとノートの整理を充分に行なう。
第9回
社会教育施設の基本的性格②
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む。復習として配布資料の読み直しとノートの整理を充分に行なう。
第10回
社会教育施設の基本的性格③
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む。復習として配布資料の読み直しとノートの整理を充分に行なう。
第11回
P.ラングランの生涯教育論
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む。復習として配布資料の読み直しとノートの整理を充分に行なう。
第12回
日本における生涯学習政策
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む。復習として配布資料の読み直しとノートの整理を充分に行なう。
第13回
生涯学習社会における社会教育
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む。復習として配布資料の読み直しとノートの整理を充分に行なう。
第14回
社会教育行政の役割
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む。復習として配布資料の読み直しとノートの整理を充分に行なう。
第15回
社会教育主事・社会教育士の役割
前回授業での指示に従い予習をして授業に臨む。復習として配布資料の読み直しとノートの整理を充分に行なう。
第16回
試験
試験に向けて配布資料の読み直しなど授業内容の復習を充分に行なう。
予習・復習
単位修得のためには「大学設置基準」で定められた時間の予習・復習が必要です(授業1コマあたり4時間)。特に毎回の授業後のノートの整理など充分な復習を行なってください。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1)受講態度(30% 授業中に書くミニッツペーパーの内容や意見交換への参加状況・発言内容も含めます。ミニッツペーパーや発言の内容についての講評は授業内で適宜行ないます。)
〈到達目標①、到達目標②、到達目標③〉
(2)期末試験(70% )
〈到達目標①、到達目標②、到達目標③〉

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
この科目は社会教育主事(社会教育士)の資格取得のためには単位修得が必要な科目です。資格取得のために「生涯学習論Ⅱ」「社会教育経営論Ⅰ」「社会教育経営論Ⅱ」「生涯学習支援論」「学習社会と市民活動支援論」「NPO・NGO・社会教育インターンシップ」と段階を追って展開する諸科目の基礎になる科目ですので、資格取得を目指す人は可能であれば1年次に履修してください。
・授業で配慮を要することがある場合は事前に申し出てください。
・自然災害等で対面授業が取りやめになった場合は遠隔授業を実施する可能性がありますので、大学からの連絡を確認してください。
・体調不良等で対面授業を欠席する学生に対しての遠隔授業による対応は行ないません。