シラバス情報
教員名 : 鈴木 昌弘
科目名
児童文化論
開講年度学期
2024年度前期
配当学年
3年
ナンバリング
単位
2単位
時間
月曜日Ⅳ校時(14:40〜16:10)
教室
教科書
1.担当教員
担当教員
鈴木 昌弘
研究室
オフィスアワー
2.授業の目的
(1)授業の目的
児童文化の一つである絵本を取り上げ、作品分析を行い、その魅力を探る。様々なテーマがある中で、特に「友だち」「仲間」をテーマにする国内外の絵本を読み、絵本が子どもの心身の発達にどのように寄与するのか、また、日本の伝統的な遊びを取り上げ、現代の子どもたちにとっての価値やその可能性についてディスカッションやグループワークを通して理解を深めることを目指す。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
① 絵本の作品分析を行い、自分の考えをもつことができる。〈発達DP1〉
② 絵本が子どもの心身の発達に寄与できるように工夫することができる。〈学部DP③,発達DP1,発達DP2〉
③ 日本の伝統的な遊びについての理解を深めることができる。〈発達DP1〉
④ 日本の伝統的な遊びの、現代の子どもたちにおける価値を考えて、遊び方を工夫することができる。〈学部DP③,発達DP1,発達DP2,発達DP4〉
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】
3.授業の概要
本科目は、中学校・高等学校で国語の指導、小学校・中学校において校長等の実務経験のある教員による授業である。広範な児童文化の中から絵本と日本の伝統的な遊びを選んで、その知見を深めることにする。なお授業は、絵本についての分析ではディスカッションを行い、また、日本の伝統的な遊びでは自らが体験してプレゼンテーションを行う等のアクティブラーニングで理解を深めるものとする。
4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
授業の中で予習・復習の内容については、その都度、指示する。授業で配布した教材は熟読すること。
(2)授業の受け方
授業ではグループワーク、ディスカッションが中心となるので、積極的な参加すること。
(3)復習の仕方
グループワークやディスカッションを通して明らかになったことを整理すること。
5.受講にあたってのルール
(1) 単位認定のためには3/4 以上の出席が必要。
(2) 特別な配慮を要する場合は、必要な対応を申し出ること。
6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
回
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション
今後の授業の進め方について説明する。
復習:授業内容の概要を説明できるようにする。
第2回
絵本(1)
絵本の分析の方法について
予習:テキストを熟読する。
復習:授業内容の概要を説明できるようにする。
第3回
絵本(2)
日本の代表的な絵本①「ともだち」「なかま」をテーマとする日本の代表的な絵本について分析、ディスカッションを行う。
予習:テキストを熟読する。
復習:授業内容の概要を説明できるようにする。
第4回
絵本(3)
日本の代表的な絵本②「ともだち」「なかま」をテーマとする日本の代表的な絵本について分析、ディスカッションを行う。
予習:テキストを熟読する。
復習:授業内容の概要を説明できるようにする。
第5回
絵本(4)
外国の絵本①「ともだち」「なかま」をテーマとする外国の絵本について分析、ディスカッションを行う。
予習:テキストを熟読する。
復習:授業内容の概要を説明できるようにする。
第6回
絵本(5)
外国の絵本②「ともだち」「なかま」をテーマとする日本の古典絵本について分析、ディスカッションを行う。
予習:テキストを熟読する。
復習:授業内容の概要を説明できるようにする。
第7回
絵本(6)
日本の古典絵本①「ともだち」「なかま」」をテーマとする日本の古典絵本について分析、ディスカッションを行う。
予習:テキストを熟読する。
復習:授業内容の概要を説明できるようにする。
第8回
絵本(7)
日本の古典絵本②「ともだち」「なかま」をテーマとする日本の古典絵本について分析、ディスカッションを行う。
予習:テキストを熟読する。
復習:授業内容の概要を説明できるようにする。
第9回
絵本(8)
日本の絵本と外国の絵本の比較 学習した日本と外国の作品における「ともだち」「なかま」の特徴を比較してディスカッションを行う。
予習:テキストを熟読する。
復習:授業内容の概要を説明できるようにする。
第10回
日本の伝統的な遊び(1)
日本の伝統的な遊びの概要とその特徴について理解を深める。
予習:テキストを熟読する。
復習:授業内容の概要を説明できるようにする。
第11回
日本の伝統的な遊び(2)
室内で行われる伝統的な遊びについて、理解を深め、今日的意義についてディスカッションを行う。
予習:授業で取り上げられる伝統的な遊びの概要を調べておく。
復習:自ら体験したことを中心にして授業内容の概要を説明できるようにする。
第12回
日本の伝統的な遊び(3)
室内で行われる伝統的な遊びについて、理解を深め、今日的意義についてディスカッションを行う。
予習:授業で取り上げられる伝統的な遊びの概要を調べておく。
復習:自ら体験したことを中心にして授業内容の概要を説明できるようにする。
第13回
日本の伝統的な遊び(4)
屋外で行われる伝統的な遊びについて、理解を深め、今日的意義についてディスカッションを行う。
予習:授業で取り上げられる伝統的な遊びの概要を調べておく。
復習:自ら体験したことを中心にして授業内容の概要を説明できるようにする。
第14回
日本の伝統的な遊び(5)
幼児教育に日本の伝統的な遊びを取り入れるための工夫について、ディスカッションを行う。
予習:授業で取り上げられる伝統的な遊びの概要を調べておく。
復習:自ら体験したことを中心にして授業内容の概要を説明できるようにする。
第15回
学びのリフレクション
これまでの授業をふりかえりまとめる。
予習:これまでの学びを概括して、課題レポートの作成準備をする。
復習:課題レポートによる学びを総括する。
第16回
予習・復習
7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1) 課題レポート(40%)
〈到達目標①、到達目標②、到達目標③、到達目標④〉
(2) プレゼンテーション及び演習発表(30%)
〈到達目標①、到達目標②、到達目標③、到達目標④〉
(3) 授業への積極的な参画(30%)
〈到達目標①、到達目標②、到達目標③、到達目標④〉
8.参考図書・文献
9.履修上の注意
受講に関して心配や不安なことがある場合は、必ず第2回目の授業までに担当者に相談すること。
【一時的な遠隔授業の対応について】
・遠隔授業には対応しない(欠席)。
【(自然)災害時の授業対応について】
・遠隔授業を実施しますので、対面授業が中止になった当日は、必ずUNIPAを確認すること。