シラバス情報
教員名 : 岡 敬一郎
科目名
教育行政学 (子教)
開講年度学期
2024年度後期
配当学年
2年
ナンバリング
単位
2単位
時間
月Ⅰ(9:00〜10:30)
教室
531室
教科書
『2024年度版 必携教職六法』(高見茂監修、協同出版)
1.担当教員
担当教員
岡 敬一郎
研究室
5号館4階
オフィスアワー
2.授業の目的
(1)授業の目的
本授業は、教育の社会的、制度的、経営的事項の学習を通じて、学校その他における教育活動を支える教育行政のあり方を理解することを目的とする。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
➀現行の教育行政に関する基本的知識を身につける。
<子教DP1、子教DP5>
➁教育事象を教育行政学の視点からとらえ、考察できる。
<子教DP1、子教DP2、子教DP5、子教DP6>
③教育行政をめぐる課題を把握し、その解決策を模索できる。
<子教DP1、子教DP4、子教DP5、子教DP8>
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】
3.授業の概要
まず、教育行政の基盤にある理念や法的枠組みについて概説し、制度実態面から、今日の日本における教育行政の一般原則と組織について学ぶ。次に、学生がこれまでの学校教育の中で経験した教育行政の一側面を振り返りながら、学校と教育行政の関わりについて検討し、その具体的仕組みや実態の理解を図る。方法として、PowerPointによるスライドのほかにクリッカーやグループ・ディスカッションを取り入れて学生の主体的な参加を目指すとともに、UNIPAを通じて振り返りとフィードバックを行う。
4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
事前に資料を配布するので、授業までに目を通してくること。
(2)授業の受け方
授業は資料について解説・討議しながら進めるので、重要な点や疑問点をメモすること。
グループ・ディスカッションに積極的に参加すること。
(3)復習の仕方
授業中に書いたノートを早いうちにまとめ、不明な点や疑問点を改めて調べて加筆するとよい。
5.受講にあたってのルール
・受講時の基本姿勢(マナー)
私語を慎み、授業に集中すること。携帯電話やスマートフォンは鞄の中にしまっておくこと。
・遅刻・欠席・早退
欠席・遅刻・早退については、速やかにメールで連絡すること。
欠席した場合は「欠席届」を提出すること。
遅刻3回で1回の欠席とみなす。
・不正行為の扱い
まとめのテストでカンニング等の不正行為を行った場合は0点とする(すなわち再履修となる)。
6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
回
テーマ
予習・復習
備考
第1回
教育行政の成立
担当教員より指示
第2回
教育行政の法律主義
事前に資料を配布するので、授業までに目を通してくること
第3回
教育の機会均等
事前に資料を配布するので、授業までに目を通してくること
第4回
国における教育行財政
事前に資料を配布するので、授業までに目を通してくること
第5回
地方における教育行財政①地方公共団体の長
事前に資料を配布するので、授業までに目を通してくること
第6回
地方における教育行財政➁教育委員会
事前に資料を配布するので、授業までに目を通してくること
第7回
学校の種類と体系
まとめのテスト➀を実施するので、準備してくること
第8回
学校への就学
事前に資料を配布するので、授業までに目を通してくること
第9回
学校の設置・管理
事前に資料を配布するので、授業までに目を通してくること
第10回
学校の組織・運営
事前に資料を配布するので、授業までに目を通してくること
第11回
学習集団の編制
事前に資料を配布するので、授業までに目を通してくること
第12回
学校の保健・安全
事前に資料を配布するので、授業までに目を通してくること
第13回
学校と地域の連携
事前に資料を配布するので、授業までに目を通してくること
第14回
学校評価
事前に資料を配布するので、授業までに目を通してくること
まとめのテスト➁を実施するので、準備してくること
第15回
教育行政の現代的課題の分析と討論
担当教員より指示
第16回
予習・復習
予習では、事前に配布された資料と教科書の該当する箇所に目を通し、テーマに関わる内容を予め把握しておく。
復習では、授業を終えた何日か後に、改めて既習のテーマの内容について振り返りを行い、ポイントを説明できるかどうかを確認する。
目安の時間として、授業1コマにつき、予習90分、復習90分が必要。
7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
・まとめのテスト(50%)・・・①25%、②25%
<到達目標➀>
・レポート(20%)・・・教育行政の現代的課題について
<到達目標➁、到達目標③>
・授業への貢献(30%)・・・発言や授業内の活動への参加など
<到達目標➁、到達目標③>
8.参考図書・文献
9.履修上の注意
・幼稚園・小学校教員免許を取得する学生は必修。
・特別な配慮を要する場合は、必要な対応を申し出ること。
・対面授業が中止の場合は休講にする。補講は追って知らせる。