シラバス情報
教員名 : 高橋 早苗
科目名
社会病理学
開講年度学期
2024年度前期
配当学年
3年
ナンバリング
単位
2単位
時間
木曜3限
教室
524教室
教科書
使用しません。
1.担当教員
担当教員
高橋 早苗
研究室
5号館4階
オフィスアワー
月曜4限
2.授業の目的
(1)授業の目的
この授業は、グローバル化する現代社会の種々の逸脱現象について、自分の先入観にとらわれることなく、客観的で種々の視点から把握する力を身につけ、知識を深めることを目的とします。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
(1)犯罪学・犯罪社会学の基礎知識を習得します。
(2022年度入学生:グロバDP1、5。心理福祉1、3。)
(2)戦後日本の重大犯罪とその時代背景を理解します。
(2022年度入学生:グロバDP1、5。心理福祉1、3。)
(3)授業で取り上げるいくつかの逸脱現象を国際比較の視点から学習し、背景となる社会構造・文化的特徴を理解します。
(2022年度入学生:グロバDP1、5。心理福祉1、3。)
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】
3.授業の概要
はじめに、逸脱現象を説明する代表的な理論・視点を学びます(犯罪学・犯罪社会学の基礎理論)。後半では、グローバル化する現代社会の抱えるさまざまな問題のなかから、いくつかのテーマ(重大犯罪、貧困問題、治安など)について具体的に考えていくことにします。
4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
配布される資料を事前に読みましょう。
(2)授業の受け方
教科書は使用せず、教員が配布する資料に沿って授業をします。必要に応じて、ノートをとりましょう。
(3)復習の仕方
自分のノートと配布資料を復習しましょう。分からないことがあれば、放っておかずに質問にきてください。
5.受講にあたってのルール
6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
回
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション…授業の進め方
第2回
社会病理学の基礎概念
第3回
犯罪学の歴史①
第4回
犯罪学の歴史②
第5回
犯罪社会学の理論①
第6回
犯罪社会学の理論②
第7回
犯罪社会学の理論③
第8回
戦後日本の社会の変化と重大犯罪①
第9回
戦後日本の社会の変化と重大犯罪②
第10回
戦後日本の社会の変化と重大犯罪③
第11回
マスメディアの病理
第12回
世界の貧困問題と教育
第13回
家族の変容とホームレス
第14回
世界の治安・日本の治安
第15回
まとめ(講義と作業課題)
第16回
予備日
予習・復習
7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1)レポート(50%)…… 近年の社会問題の報告データを参照して作成します。提出されたレポートについて、授業内に講評します。
(到達目標1、2)
(2)まとめの作業(30%)…… 最終回に実施します。内容については、初回ガイダンスで説明します。
(到達目標1、2、3)
(3)毎回の取り組み状況(20%)…… 毎回、簡単な作業を実施します。
(到達目標1、2、3)
8.参考図書・文献
授業内で紹介します。
9.履修上の注意
・この科目は発展的な科目であるため、「社会学概論」(GS)もしくは「社会学」(心理福祉)を受講済みであることがのぞましい。
・自然災害等で対面授業が取りやめになった場合、遠隔授業を実施しますので、必ずUNIPAを確認してください。
・体調不良等で一時的に対面授業を欠席する予定の学生に対して、遠隔授業による対応は行いません。