シラバス情報

科目名
日本語表現Ⅱ
開講年度学期
2024年度前期
配当学年
2年
ナンバリング
単位
2単位
時間
水曜日Ⅰ時限(9:00〜10:30)
教室
142教室
教科書
『日本語表現 演習と発展【改訂版】』(大本泉・後藤康二・千葉正昭、明治書院)

1.担当教員
担当教員
大本 泉
研究室
3号館2階
オフィスアワー

2.授業の目的
(1)授業の目的
日本語表現Ⅰから発展した、コミュニケーション能力を高めるための日本語による表現スキルを習得することを目的とします。アクティブラーニングとして討議を交えた口頭表現の向上、そして社会でも通用する文章表現ができることを目指します。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①社会問題に目を向けて、それに関する自分の見解をもつことができる。
 (学部DP2①②➂④⑤、学部DP4④⑤、学部5②➂、心福DP1①②➂、健康DP1①、GSDP1①②、GSDP4②➂)
②客観的・論理的に考えることができる。
 (学部DP5②➂、心福DP3④、健康DP3④、GSDP4➂)
➂説得力のある口頭表現・文章表現をすることができる。
 (学部DP3①➂、心福DP5➂④、心福DP6➂、健康DP1①、GSDP2①)
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】

3.授業の概要
授業は原則として、講義、討議を経て考察、実践(口頭表現・文章表現)、ふりかえり(校正)のサイクルで展開していきます。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
「6.授業計画と予習・復習の内容及び必要な時間」にそって、授業を展開していきますので、表に記された教科書の対応する箇所をあらかじめ読んでくることが予習になります。わからない語句や専門用語があれば、あらかじめ調べてください。また、当該テーマに関する資料を収集して読んでくると、授業内容の理解度も深まります。なお、教科書の章・ページ順とおりの進み方ではありませんので、予習の際には「6.授業計画と予習・復習の内容及び必要な時間」をよく確認してください。
(2)授業の受け方
教科書とプリントが当該テーマの導入資料になります。よく読んで、予習で収集した資料も視野に入れて、授業担当者のコメントと自分の考えとを相対化してみてください。さらに他の受講者とも話し合って、自分が考察した当該テーマの問題点、課題を整理します。次回の授業は、そのテーマに即した口頭表現、あるいは文章表現の実践になります。
(3)復習の仕方
授業中に書いたメモや、口頭表現あるいは文章表現に対する授業担当者のコメントを確認して理解し、ノートしておきます。そして次回の学習、ひいては就職試験に活用するようにします。

5.受講にあたってのルール
(1) 遅刻・早退の場合は、できるだけ事前に担当教員に許可を取っておき、静かに速やかに入退室して下さい。事前に許可をとれなかった場合も、できるだけ早めに事情を説明して下さい。欠席については、できるだけ事前に連絡を下さい。やむを得ず事前に提出できない場合もできるだけ早いうちに連絡して下さい。欠席が多い場合(出席が授業回数の3分の2に満たない場合)は、原則として評価の対象にはなりません。
(2)この授業は、課題が評価の高い割合をしめていますので、遅刻・早退・欠席した場合でも、必ず課題の提出は忘れないようにしてください。原則として締め切り厳守ですが、期限までに提出できない正当な理由がある場合は、授業担当者に説明し、対処してもらうようにしてください。
(3) 授業内に7回の提出物がありますが、これらはこの授業では、成績評価の基準として定期試験に相当するものになります。したがってカンニング等の不正
行為があった場合には、大学の取り決め通りその学期の単位をすべて失うことになりますので、くれぐれもそのようなことが無いよう注意して下さい。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
文章の組み立て方 原稿用紙の使い方
1年生で学んだ教科書第二章・第三章・第四章をよく読む。
第2回
なぜ「食」は文化なのだろうか
講義と討議
教科書第十三章
資料収集
第3回
テーマに即した討議・質問
実践演習
第4回
「女性」「男性」「子ども」そしてマイノリティ
講義と討議
教科書第十二章
資料収集
前回の校正の確認
第5回
前回テーマに即した討議・質問
実践演習
資料収集
資料読了
第6回
環境問題
講義・討議
教科書第十章
資料収集
資料読了
前回の校正の確認
第7回
前回テーマに関する討議・質問
実践演習
資料収集
資料読了
第8回
家族について
講義・討議
教科書第十一章
資料収集
資料読了
第9回
前回テーマに関する討議・質問
実践演習
資料収集
資料読了
前回の校正確認
第10回
新聞コラム・社説の要約
講義・討議
配布されたプリントを読んでくる
資料収集
資料読了
第11回
前回テーマに関する質問・討議
実践演習
資料収集
資料読了
校正確認
第12回
労働と経済
講義・討議
教科書第八章
資料収集
資料読了
第13回
前回テーマに関する討議・質問
実践演習
資料収集
資料読了
前回の校正確認
第14回
就職試験対策
講義と討議
配布プリント
資料収集
資料読了
第15回
前回テーマに関する討議・質問
実践演習
全体のまとめ
資料収集
資料読了
前回のテーマに関する校正確認
第16回
予習・復習
授業に先立って、上の「予習・復習」欄に示した教科書の章をよく読み、自分なりにわかった点や疑問点をまとめておいてください。また、テーマの理解を深めるために、関係する資料を収集し、読了した上で文章表現に活用することをすすめます。平均して毎回3時間程度がおおよその目安となります。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1)レポート(70%)……授業中に書くものがほとんどだが、全部で7回提出する予定。毎回1週間後には添削して返却し、解説する。
  (到達目標①、②、➂)
(2)口頭発表・討議(30%)……授業中の口頭発表と討議のありよう。
 (到達目標①、②、➂)

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
(1)以下の資格等の選択科目として指定されています。資格の取得を考えている人は、必要に応じて履修して下さい。
・ 上級情報処理士・情報処理士…選択科目
・ 日本語教員(課程修了証明書)…選択科目
※ 以上の資格要件は、2023年度入学生を対象としたものです。それ以前に入学した学生については、該当しない場合があります。
(3) 授業への参加について、特別な事情がある場合、特別な不安や心配がある場合には、第2回授業までの間に必ず担当教員まで相談して下さい。試験・出席・課題の免除と代替課題の提示など、状況に応じて特別な対応をする場合があります。相談が遅れると対応が不可能になる場合もありますので、必ず第2回授業の前までに相談に来て下さい。また、第2回以降、履修の途中で特別な事情が生じた場合についても、できるだけ早く相談に来て下さい。早ければ早いほど対応が可能です。