シラバス情報
教員名 : 熊谷 健二
科目名
統計学
開講年度学期
2024年度前期
配当学年
1年
ナンバリング
単位
2単位
時間
月曜Ⅳ校時(14:40〜16:10)
教室
532教室
教科書
なし(プリント)
1.担当教員
担当教員
熊谷 健二
研究室
3号館3階
オフィスアワー
月曜Ⅲ校時(13:00〜14:30)
2.授業の目的
(1)授業の目的
この授業は、統計学の基本概念の理解、データ分析スキルの習得、統計的推論の基礎、相関と回帰分析の原理の習得、実践的なデータ分析能力の養成を通じて、データに基づいた意思決定や研究に統計的なアプローチを適用する能力を身につけることを目的とする。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①統計学の基本的な考え方を理解できるようになる。
<学部DP3②>
②データを適切な表現・形式で表し、分析することができる。
<学部DP3②>
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】
3.授業の概要
この授業では、統計学の基本概念、データの記述と解析方法、確率論、統計的推論、相関と回帰分析などの重要なトピックを扱う。データの収集、整理、分析の基本技術を学び、統計ソフトウェアを使用して実際のデータセットを分析する方法を習得する。授業では、理論的な講義と実践的な演習を組み合わせ、統計的な思考とデータ分析のスキルを身につけることを目指す。最終的に、データに基づいた意思決定を行うための統計的なアプローチを理解し、適用する能力を養うことを目標とする。
4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
前回までの授業の内容を事前に確認して授業に臨むこと。授業時に予習内容について指示する場合がある。
(2)授業の受け方
配布資料にそって授業を行う。Excelを使った演習も行う。
(3)復習の仕方
毎回の授業の内容を見直し、課題に取り組む。不明な箇所は教科書等で確認すること。それでも解決できない場合は直接質問に来るか、またはUNIPAの授業Q&Aを利用し質問すること。
5.受講にあたってのルール
(1)私語や授業内容と関係のないコンピュータ利用を行っている場合は退室させる場合がある。
(2)やむを得ない理由なく授業開始後30分以上遅れての出席は欠席とする。6回以上欠席の場合は不合格とする。
(3)課題等の提出は学修支援システムから行うこと。
6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
回
テーマ
予習・復習
備考
第1回
ガイダンスと統計学の基本概念
データの種類、記述統計と推測統計
第2回
データの集計とグラフ
度数分布表、ヒストグラム、折れ線グラフ、棒グラフ
第3回
平均、中央値、最頻値
代表値の意味と計算方法、代表値の使い分けと注意点
第4回
分散と標準偏差
分散と標準偏差の定義と計算方法、データのばらつきを表す指標としての意味
第5回
確率の基本
確率の定義と計算方法、事象と確率の関係
第6回
確率分布
確率分布の種類と特徴(離散型、連続型)、二項分布と正規分布の基本概念
第7回
正規分布と標準正規分布
正規分布の性質と標準正規分布、Zスコアの計算と応用
第8回
推定(点推定と区間推定)
推定の基本概念、母平均の点推定と区間推定
第9回
仮説検定の基本 その1
仮説検定の流れと概念
第10回
仮説検定の基本 その2
片側検定と両側検定
第11回
相関分析
相関係数の意味と計算方法、相関分析の実施と解釈
第12回
回帰分析 その1
単回帰分析の基本概念と手順
第13回
回帰分析 その2
回帰係数の解釈と予測
第14回
カテゴリカルデータの分析
カイ二乗検定の基本概念と手順
第15回
まとめ
第16回
予習・復習
目安の時間として、授業1コマにつき、予習120分復習120分が必要。
7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
・ 課題(60%)
<到達目標①②>
・ 参加意欲(発言や授業内の活動への参加など、40%)
<到達目標①②>
8.参考図書・文献
9.履修上の注意
・積み重ね教科なので、休まず積極的に参加すること。
・受講に際して、心配や不安なことがある場合は、必ず2回目の授業までに担当者に相談してください。事情によっては、レポートなどの代替課題を課すなどの、特別な配慮を行う場合があります。