シラバス情報

科目名
プログラミング入門 (心福・健栄)
開講年度学期
2024年度後期
配当学年
1年
ナンバリング
単位
2単位
時間
月曜5
教室
5号館コンピュータ演習室
教科書

1.担当教員
担当教員
初山 高仁
研究室
非常勤講師ですが、非常勤講師室にはほぼおりません。
オフィスアワー
月曜の4・5校時の前後に5号館コンピュータ演習室におります。

2.授業の目的
(1)授業の目的
入門者向けのツールScratchなどでプログラムを作成することでデータサイエンスの基礎を学び、コンピュータを用いた論理的な思考力を養うことを目的とします。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
到達目標
① 社会でのデータサイエンスの重要性について理解できるようになる
② コンピュータによる表現が小さな要素の集まりであることを理解できるようになる
③ 宣言、繰り返し、条件分岐といったプログラミングの要素を理解できるようになる
④ Excelの言語で簡単なプログラムが書けるようになる
ディプロマポリシーとの関連
人間学部のディプロマポリシー「1. 建学の精神に則り、キリスト教(カトリック)について理解しており、その精神に基づいた世界観や人間観及び知識・能力を身に着けていることを学位授与の条件とする。」に基づき、特にプログラミングの仕組みについての知識の獲得を目指す科目です。
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】

3.授業の概要
現代の社会ではデータサイエンスに基づいた思考法を習得する必要性が高まっています。Scratchはジグソーパズルを組み立てるかのように構成できるプログラミング「言語」です。この授業では、Scratchを使ってプログラムを作成し、プログラムの基本を理解します。そしてExcelでプログラムを作成することで、より理解を向上させることを目指します。授業の前提とされる知識は特にありません。授業は一方向的ではなくPBL(問題解決型学習)によるアクティブ・ラーニングの形式で展開されます。UNIPAで資料の掲示や質問の受付を行う双方向型の授業です。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
日常的にPCを積極的に使うことを予習と見なします。日頃からタイピング練習を行い、授業内で入力の遅れがないようにしてください。
(2)授業の受け方
授業は実習の形式で行われます。教員による指示のもとで作業内容を習い、その後に各自で課題を行うという形式になります。
(3)復習の仕方
予習よりも復習を重視します。授業で用いるプログラミング言語のScratchはインターネット上で使用できますので、授業内で行った演習を繰り返し行い、知識の定着を行ってください。

5.受講にあたってのルール
遅刻や欠席はできるだけしないようにしてください。常にタイピング能力の向上を意識してください。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
オリエンテーション…授業の進め方の説明、ビッグデータの存在とプログラミング的思考の重要性の解説
(復習)タイピング練習の方法
第2回
Scratchの基本操作
(復習)サイトへのアクセス法とファイルの管理法
第3回
繰り返し(ループ)の設定
(復習)命令とループについて
第4回
条件分岐の設定
(復習)「もし」の処理について
第5回
メッセージと要素間の関係
(復習)スプライト間でやり取りさせる
第6回
文字列の入力と出力
(復習)実際に入出力させてみる
第7回
変数の使い方と計算
(復習)変数とは何か、変数の宣言とは何か
第8回
モンテカルロ法による円周率の計算
(復習)ランダム関数について
第9回
簡単なゲームの作成
(復習)課題ゲームの作成
第10回
並べ替え(ソート)の方法
(復習)バブルソートを映像で理解する
第11回
Excelでのマクロの作成1
(復習)マクロの基本操作について
第12回
Excelでのマクロの作成2
(復習)数値を変化させたマクロの編集
第13回
Excel VBAの基礎
(復習)if文とfor-nextループ
第14回
Excel VBAによる円周率の計算
(復習)最終課題の準備
第15回
まとめ
(復習)最終課題の作成
第16回
予習・復習
予習よりも復習を行うようにしてください。特にタイピングの練習を忘れないようにしてください。毎日10分(毎週70分)のタイピング練習を行ってください。タイピングが速いと授業の理解がしやすいので予習をしたことにもなります。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
(1) 受講姿勢(70%)…授業参加と授業内課題の提出状況などを評価します。出席したことではなく課題を行ったことが評価されます。課題の完成度が低い場合には再提出を指示することがあります。
(2) タイピング能力(30%)…授業時間外での練習の成果をタイピングの速さで測ります。

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
(1) 授業の前提とされる知識や資格などは特にありません。
(2) 欠席や遅刻をしないようにしてください。
(3) 欠席届はUNIPAのQ&Aへの投稿でよく、紙で提出する必要はありません。
(4) 特別な配慮が必要な場合には申し出てください。状況の許す範囲で遠隔授業にも対応します。できるだけ前日までにUNIPAのQ&Aで連絡をしてください。
(5) 災害などで対面授業の実施が困難な場合は遠隔授業を行う予定です。