シラバス情報

科目名
保育内容(表現(身体))
開講年度学期
2024年度後期
配当学年
2年
ナンバリング
単位
1.00単位
時間
水曜日Ⅱ時限(10:40〜12:10)
教室
523教室・体育館
教科書
宮下恭子編著「運動あそび・表現あそび〜指導法を身につける理論と実例〜」大学図書出版,2018

1.担当教員
担当教員
中曽根 裕
研究室
非常勤講師室
オフィスアワー
後期:水曜日10:20〜12:20

2.授業の目的
(1)授業の目的
1.幼稚園教育要領に示された幼稚園教育の基本を踏まえ、領域「表現」のねらいと内容を理解する。
2.幼児の発達や学びの過程を理解し、領域「表現」に関わる具体的な指導場面を想定した保育を構想する方法を身につける。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
①幼稚園教育要領における幼稚園の基本、領域「表現」のねらい・内容、全体構造を理解している。
〈子教DP5①、子教DP6①〉
②領域「表現」のねらい及び内容を踏まえ、幼児が経験し身につけていく内容と指導上の留意点を理解している。
〈子教DP5①、子教DP6①〉
③幼稚園教育における評価の考え方を理解している。
〈子教DP5①、子教DP6①〉
④領域「表現」において、幼児が経験し身につけていく内容の関連性及び小学校の教科等とのつながりを理解している。
〈子教DP5①、子教DP6①〉
⑤幼児の認識・思考、動き等を視野に入れた保育構想の重要性を理解している。
〈子教DP5①、子教DP6①〉
⑥領域「表現」の特性及び幼児の体験との関連を考慮した情報機器及び教材の活用法を理解し、保育に活用することができる。
〈子教DP5①、子教DP6①〉
⑦指導案を理解し、具体的な保育を想定した指導案を作成することができる。
〈子教DP5①、子教DP6①〉
⑧模擬保育とその振り返りを通して、保育を改善する視点を身につけている。
〈子教DP5①、子教DP6①〉
⑨領域「表現」の特性に応じた保育実践の動向を知り、保育の向上に取り組むことができる。
〈子教DP5①、子教DP6①〉
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】

3.授業の概要
幼稚園教育要領の領域「表現」のねらいと内容について理解し、表現活動を中心に乳幼児の実践に応じた保育内容の展開や指導法を学ぶ。身体の動きや五感などの表現ツールを用いて、表現活動の特徴や面白さを認識し応用や発展を考え実践を重ね、身体表現の指導力を身につける。・アクティブラーニングとICTを活用した授業を実施する。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
各回の「テーマ」にそって、授業を展開していきますので、テーマに記された内容を事前に参考書やインターネットで調べてくることが予習になります。
(2)授業の受け方
授業はプリントを配布し、PowerPointのスライドで進めていきます。また、身体の動きや五感などの表現ツールを用いて、表現活動の特徴や面白さを認識し応用や発展を考え実践を重ねながら身体表現の指導力を身につけていきます。アクティブラーニングとICTを活用した授業を実施していきます。
(3)復習の仕方
わからない点や疑問点は自分の知識と理解を深めるためのチャンスとなります、しっかり復習して授業の内容を深めていって下さい。

5.受講にあたってのルール
(1)グループワーク等に積極的に参加し、自身も円滑な人間関係を築けるように主体的に授業に取り組むこと。
(2) 授業を妨げる行為は一切認めません。著しい場合は、退室をしてもらうこともあります。
(3) 遅刻・早退の場合は、できるだけ事前に担当教員に許可を取っておき、静かに速やかに入退室して下さい。事前に許可をとれなかった場合も、できるだけ早めに事情を説明して下さい。欠席が多い場合(出席が授業回数の3分の2に満たない場合)は、原則として試験の受験資格を失うことが大学のルールとして取り決められていますので、この授業もそれに従います。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
幼稚園教育における表現の指導(ねらいと内容)について
第2回
表現遊びの指導のための基礎理論について
第3回
幼児期の身体活動と小学校の体育との関連性について考える
第4回
表現遊びの実際:保育現場で行われている実践事例
第5回
表現遊びの実際:様々な素材を用いた事例
第6回
表現遊びの実際:五感を使った事例
第7回
表現遊びの実際:身体の触れ合い遊び・リズムダンスの事例
第8回
表現遊びの実際:自然の中での表現の事例
第9回
表現遊びの実際:用具を使った表現の事例
第10回
行事の中での表現遊びについて(年齢による発達や環境の違い)
第11回
表現遊びの指導案と情報機器の活用について
第12回
模擬保育と振り返り(グループ活動:仲間作り)
第13回
模擬保育と振り返り(グループ活動:音楽劇)
第14回
模擬保育と振り返り(グループ活動:発表に向けての練習)
第15回
模擬保育と振り返り(グループ活動の成果発表)
第16回
予習・復習
授業に先立って、上の「テーマ」欄に示した内容を事前に調べ(予習)、自分なりにわかった点や疑問点をまとめておいてください。また復習として、ノートを読み返し、足りないところを調べるなどして補足して、完成させてください。平均して各回1時間程度がおおよその目安となります。

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
①試験(40%)…実技試験を実施
②受講態度(30%) ③課題発表(30%)…表現のグループ発表

8.参考図書・文献
幼稚園教育要領
文部科学省
フレーベル館
保育所保育指針
厚生労働省
フレーベル館
幼保連携型認定こども園教育・保育要領
内閣府・文部科学省・厚生労働省
フレーベル館

9.履修上の注意
(1)授業への参加について、特別な事情(既往歴など)がある場合は担当教員まで速やかに相談して下さい。状況に応じて個別対応をする場合があります。
(2)積極的な姿勢で授業に臨むこと。グループによる活動も多いので、協力して活動に取り組むこと。