シラバス情報

科目名
学校と地域社会教育実習
開講年度学期
2024年度前期
配当学年
3年
ナンバリング
単位
1.00単位
時間
水曜日 2限 10:40-12:10
教室
522教室
教科書
必要に応じて紹介する。

1.担当教員
担当教員
呂 光暁
研究室
5号館4階
オフィスアワー
木曜日 2限 10:30-12:10

2.授業の目的
(1)授業の目的
社会教育施設の専門職員の指導のもと、社会教育指導者が求められる必要な資質及び能力の総合的且つ実践的な定着を図る。具体的には、講義等で社会教育の意義などの教育上の基礎的知識を習得した上で、社会教育指導者としての職務を実際に体験することを通して、社会教育に関する地域課題や学習課題を把握・分析する能力や学習者の特性に応じてプログラムを構築する学習環境設計能力や地域住民の自主的・自発的な学習を促す学習支援能力などの力を身につける。
(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連
① 社会教育現場における体験活動に参加することによって、社会教育の仕組みを理解し、社会教育の専門職員が求められる必要な専門的知識を習得することができる。
〈発達DP1、発達DP2、発達DP3、発達DP4〉
② 地域で行われる社会教育活動の現状を踏まえて、既存の課題を析出し、その解決方法を策定・立案することができる。
〈発達DP1、発達DP2、発達DP3、発達DP4〉
③ 様々な学習者の特性に対応した学習支援の仕組みやプログラムを構築することができる。
〈発達DP1、発達DP2、発達DP3、発達DP4〉
※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】
※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。
【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】

3.授業の概要
学校と地域社会教育実習の授業は四つのセクションから構成されている。セクションⅠ(1回目〜6回目)では、社会教育の仕組みや意義を理解した上で、社会教育の実習先を選定し、見学を行う。セクションⅡ(7回目〜9回目)では、各実習先の所在地における社会教育行政の方向性を確認した上で、当該地域の社会教育における課題を調査し、その解決策を検討する。セクションⅢ(10回目〜13回目)では、現場実習に参加する。セクションⅣ(13回目〜15回目)では、実習活動を振り返って、当該地域における社会教育のあり方や問題・課題及び解決方法を再度検討した上で、実習報告会を行い、実習報告書を作成する。
なお、本科目の単位は、大学における授業(講義、見学)を受講し、且つ社会教育関係施設・機関において原則5日間の実習を行い、所定の要件を満たした者に付与する。

4.授業の受け方・勉強の仕方
(1)予習の仕方
各回で事前に提示される授業内容の事例あるいはキーワードを調べて整理しておくこと。あるいは配布される予習
課題に取り組むこと。(各回2時間程度)
(2)授業の受け方
・学生同士の交流や学び合いを実現し、授業内容について討議や話し合いなどの学習活動に積極的に参加する。
・自ら課題を発見し解決していくような学習意識と習慣を形成し、自身の考えを記録して定期的に振り返る。
(3)復習の仕方
各回で提示される復習ポイント及び授業で活用した事例を中心に、講義内容の理解を深めておくこと。あるいは配
布される復習課題に取り組むこと。(各回2時間程度)

5.受講にあたってのルール
(1)受講時の基本姿勢(マナー)
   受講時は、私語を慎み、居眠り、内職等は行わないこと。
(2)遅刻・欠席・早退の扱い
   30分を超える遅刻は欠席扱いとし、遅刻2回で1回の欠席とみなす。
   早退は欠席とみなす。欠席した場合は、「欠席届」を提出すること。
(3)期末試験の受験資格
   講義15回のうち、欠席回数が3分の1以上の者は期末試験を受験できない。
(4)課題提出
   ワークシートなどの学習課題を時間厳守で提出すること。
※ 社会教育実習の授業は、見学・実習の授業日等を変更する場合がある。

6.授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間
テーマ
予習・復習
備考
第1回
ガイダンス 社会教育の役割や意義
授業テーマについて、テキストや参考資料の該当部分を参照して予習しておくこと(2時間程度)。
授業内容を復習し、振り返りシートを作成し、次回の授業における自らの課題を明らかにして臨むこと(2時間程度)。
第2回
社会教育の仕組み(社会教育行政と社会教育施設)
授業テーマについて、テキストや参考資料の該当部分を参照して予習しておくこと(2時間程度)。
授業内容を復習し、振り返りシートを作成し、次回の授業における自らの課題を明らかにして臨むこと(2時間程度)。
第3回
社会教育実習の位置づけと実習先の選定
授業テーマについて、テキストや参考資料の該当部分を参照して予習しておくこと(2時間程度)。
授業内容を復習し、振り返りシートを作成し、次回の授業における自らの課題を明らかにして臨むこと(2時間程度)。
第4回
社会教育施設の見学(1)宮城県や仙台市の社会教育施設を予定
教員の指示による。
第5回
社会教育施設の見学(2)宮城県や仙台市の青少年教育施設を予定
教員の指示による。
第6回
社会教育施設の見学(3)宮城県や仙台市のNPOを予定
教員の指示による。
第7回
社会教育実習の事前指導 (1)当該地域の社会教育行政のあり方や方向性
授業テーマについて、テキストや参考資料の該当部分を参照して予習しておくこと(2時間程度)。
授業内容を復習し、振り返りシートを作成し、次回の授業における自らの課題を明らかにして臨むこと(2時間程度)。
第8回
社会教育実習の事前指導 (2)当該地域における社会教育の問題・課題
授業テーマについて、テキストや参考資料の該当部分を参照して予習しておくこと(2時間程度)。
授業内容を復習し、振り返りシートを作成し、次回の授業における自らの課題を明らかにして臨むこと(2時間程度)。
第9回
社会教育実習の事前指導 (3)当該地域における社会教育の問題・課題の解決方法
授業テーマについて、テキストや参考資料の該当部分を参照して予習しておくこと(2時間程度)。
授業内容を復習し、振り返りシートを作成し、次回の授業における自らの課題を明らかにして臨むこと(2時間程度)。
第10回
現場実習
教員の指示による。
第11回
現場実習
教員の指示による。
第12回
現場実習
教員の指示による。
第13回
社会教育実習の事後指導 (1)実習報告(実習活動の振り返り)
授業テーマについて、テキストや参考資料の該当部分を参照して予習しておくこと(2時間程度)。
授業内容を復習し、振り返りシートを作成し、次回の授業における自らの課題を明らかにして臨むこと(2時間程度)。
第14回
社会教育実習の事後指導 (2)実習報告(社会教育の課題と解決方法の再確認)
授業テーマについて、テキストや参考資料の該当部分を参照して予習しておくこと(2時間程度)。
授業内容を復習し、振り返りシートを作成し、次回の授業における自らの課題を明らかにして臨むこと(2時間程度)。
第15回
社会教育実習の事後指導 (3)実習報告書の作成
授業テーマについて、テキストや参考資料の該当部分を参照して予習しておくこと(2時間程度)。
授業内容を復習し、振り返りシートを作成し、次回の授業における自らの課題を明らかにして臨むこと(2時間程度)。
第16回
予習・復習
・各回で事前に提示される授業内容の事例あるいはキーワードを調べて整理しておくこと。あるいは配布される予習課
題に取り組むこと。(各回2時間程度)
・各回で提示される復習ポイント及び授業で活用した事例を中心に、講義内容の理解を深めておくこと。あるいは配布
される復習課題に取り組むこと。(各回2時間程度)

7.評価方法(テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む)
到達目標と評価項目の関連
ワークシート・提出物(20%)
〈到達目標①、到達目標②、到達目標③〉
授業への参加度・実習先の評価(30%)
〈到達目標①、到達目標②、到達目標③〉
レポート・報告書(50%)
〈到達目標①、到達目標②、到達目標③〉

8.参考図書・文献

9.履修上の注意
(1) 発表や討議にかかわる学習活動が多く計画されているため、主体的で且つ積極的に参加すること。 
(2) 受講に際して、心配や不安なことがある場合は、随時に相談すること。
(3) 講義15回のうち、欠席回数が3分の1以上の者は期末試験を受験できない。遅刻は2回で1回の欠席とする。
【一時的な遠隔授業の対応について】
・病気等による遠隔授業には対応していません(欠席となります)。
【(自然)災害時の授業対応について】
・遠隔授業を実施しますので、対面授業が中止になった当日は、必ずUNIPAを確認してください。