指導法の研究｜シラバス情報

科目名
指導法の研究

開講年度学期
2024年度後期
配当学年
2年

ナンバリング

単位
2.00単位

時間
金曜日Ⅳ時限（14:40〜16:10）
教室
431教室

教科書
なし（プリントを配布します）

1．担当教員

担当教員
松好　伸一、津田　綾子、三浦　主博

研究室
5号館4階（三浦・松好）／5号館3階・学科研究室（津田）

オフィスアワー
三浦：【後期】木曜日4限目、金曜日3限目

2．授業の目的

(1)授業の目的

3年次の保育所、幼稚園実習に向けて、子どもの発達を理解し、保育の基本ならびに多様な保育方法（保育の記録、指導計画の作成等）を学ぶ。

(2)到達目標とディプロマポリシーとの関連

①子どもの発達を知る。
＜子教DP5＞
②保育の基本を理解する。
＜子教DP5＞
③保育の方法を考える。
＜子教DP6＞
④保育実技の研究を深める。
＜子教DP6＞

※各学科各学年のディプロマ・ポリシーはこちらのリンクからご確認ください。

【https://drive.google.com/file/d/1vMVlJoCFFsO-n6_ljtpbwYmSL2IAU5Q3/view?usp=drive_link】

※各学科各学年のカリキュラムマップはこちらのリンクからご確認ください。

【https://drive.google.com/file/d/1H_tCOiCeKmdQnNmr-Lh4INKo7mlB-jmt/view?usp=drive_link】

3．授業の概要

乳幼児期の保育は、子ども一人一人の発達の特性を踏まえ、遊びを通した総合的な関わりの展開であることを学ぶ。また、保育の基本を理解し、保育の方法について考える。まずは、保育実践の基盤となる環境構成のありかた、子どもの発達を捉えた援助や留意すること、そして家庭との連携のありかたについて、これらを基本的知識・技術を深めるとともに、アクティブ・ラーニングを通して、実践に必要な保育方法とその技術を習得する。
この科目は幼稚園及び保育所での実務経験のある教員（松好・津田）が含まれる授業である。

4.授業の受け方・勉強の仕方

(1)予習の仕方

「授業計画と予習・復習の内容及び必要な時間」にそって、授業を展開するので、次回の準備を行い、前回までの学習内容を確認しておく。

(2)授業の受け方

3年次の実習に向けての準備を行う内容であるため、授業内で行う活動や課題に積極的に取り組むこと。

(3)復習の仕方

毎回の授業内容を復習し、十分に理解できなかった内容（専門用語など）について自分で調べたり、担当教員に質問したりして理解を深める。

5．受講にあたってのルール

（1）受講時の基本姿勢（マナー）：受講時は、私語を慎み、居眠り・内職等は行わないこと。演習中心の授業のため、欠席をせず、課題にしっかりと取り組み、また提出物は期限を守る。
（2）遅刻・欠席・早退の扱い：30分を超える遅刻は欠席扱いとし、遅刻2回で1回の欠席とみなす。早退は欠席とみなす。欠席した場合は、「欠席届」を提出すること。
（3）授業15回のうち、欠席回数が3分の1以上の者は単位を認定しない（すなわち再履修となる）。

6．授業計画と「予習・復習」の内容及び必要な時間

回
テーマ
予習・復習
備考

第1回
オリエンテーション　授業内容の概要説明
当該科目の授業内容・計画について理解する。
三浦・松好・津田

第2回
幼稚園一日観察実習の振り返り
9月に実施した幼稚園一日観察実習の振り返りを行う。
三浦・松好・津田

第3回
保育計画の作成に向けて① 　グループワークについての説明
グループワークの課題に取り組む。
松好・津田・三浦

第4回
保育計画の作成に向けて② 　グループワークの発表
保育計画の発表に向けて準備を進める。
松好・津田・三浦

第5回
保育計画の作成に向けて③ 　指導案（造形活動）の素案を練る
保育計画の作成に向けて準備を進める。
松好・津田・三浦

第6回
保育計画の作成① 　保育計画を作成する
素案を基に指導案を作成する。
松好・津田・三浦

第7回
保育計画の実践① 　造形作品、指導案の内容を発表する
作成した保育計画に基づき発表の準備を進める。
松好・津田・三浦

第8回
保育計画の作成② 　作成した指導案を教科書のチェックリストと照らし合わせ、加筆・修正する
配布プリントをよく読み、制作課題に取り組む。
松好・津田・三浦

第9回
保育計画の作成に向けて④ 　実習の流れと部分実習の指導案作成の解説
実習の流れを確認し、部分実習の指導案の作成に向けて準備を進める
松好・津田・三浦

第10回
保育計画の作成③ 　部分実習の指導案を作成する
指導案の作成を進める
松好・津田・三浦

第11回
保育計画の作成④ 　部分実習の指導案を作成し、提出する
指導案を作成する。
松好・津田・三浦

第12回
保育計画の実践発表① 　作成した部分実習の指導案に基づき実践発表する
実践発表の準備を進める。他の学生の発表を見て、自分の保育に活かす。
松好・津田・三浦

第13回
保育計画の実践発表② 　作成した部分実習の指導案に基づき実践発表する
実践発表の準備を進める。他の学生の発表を見て、自分の保育に活かす。
松好・津田・三浦

第14回
保育計画の実践発表③ 　作成した部分実習の指導案に基づき実践発表する
実践発表の準備を進める。他の学生の発表を見て、自分の保育に活かす。
松好・津田・三浦

第15回
まとめ　学びの振り返りと今後の課題保育所一日観察実習に向けて
2月に実施する保育所一日観察実習の準備を行う。
三浦・松好・津田

第16回

予習・復習
日頃より教職、保育に対する自分の考えをまとめておくこと。復習では、その日のうちにノートをまとめ、疑問点等を調べて加筆しておく。 ※目安の時間として、授業１コマにつき、予習・復習合わせて90分程度が必要。

7．評価方法（テスト、レポート、課題等へのフィードバック方法を含む）

到達目標と評価項目の関連

(1)受講態度(４０％）：授業へ意欲的に取り組む姿勢、出席状況を含む。
＜到達目標③、到達目標④＞
(2)レポート課題(６０％）：レポートの提出状況を含め、総合的に判断する。
＜到達目標①、到達目標②、到達目標③、到達目標④＞

8．参考図書・文献

教育実習の手引き

宮城県幼稚園教育実習連絡協議会

保育実習の手引き

宮城県保育士養成校連絡協議会

幼稚園教育要領解説

文部科学省

フレーベル館

保育所保育指針解説

厚生労働省

フレーベル館

幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説

内閣府・文科省・厚労省、フレーベル館

フレーベル館

教育課程・保育の計画と評価

岩﨑淳子　及川留美　粕谷亘正

萌文書林

9．履修上の注意

・「保育士資格」取得希望者は必修科目です。
・学外実習に出るための大事な内容を学ぶ授業のため、極力欠席をしないこと。やむを得ない事情で欠席・遅刻・早退した場合は、次の授業までに授業担当者に申し出てください。
・課題提出にあたっては期限を厳守すること。欠席した分の課題も必ず提出してもらいます。
・受講に際して、心配や不安なことがある場合は、必ず2回目の授業までに担当者に相談してください。事情によっては、特別な配慮を行う場合があります。2回目以降の授業でも、履修の途中で特別な事情が生じた場合、できるだけ早く相談に来て下さい。
【自然災害を含む災害時の授業対応について】
・遠隔授業（ZOOMを使用）を実施しますので、対面授業が中止になった当日は、必ずUNIPAを確認してください。